小幡 明梨 さん(20代)一発合格
やり抜いたって言い切れました
受験回数 | 1回 |
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出身校 | 千葉県立千葉西高等学校 |
主な受講講座 | 2020年新15ヵ月合格コース<春生> |
司法書士を目指した理由・きっかけ
2016年に仕事を退職し、オーストラリアでのワーキングホリデーからバックパッカーをして海外を巡っていたのですが、2018年末帰国後自分の今後の生き方などを考え資格取得を目指しました。司法書士試験受験の大きな目的は、法律を体系的に勉強してみたかったのと、前職が法律関係の仕事だったので、キャリアの有効活用が出来るかなと考えたからです。
LECを選んだ理由
予備校が地理的に自宅近くにあり、大手で老舗なイメージもあり信頼できると考えたからです。また受験決意後にYouTubeなどで情報収集していく中で、佐々木講師の動画を見て、ハキハキしていて聞きやすく何人も一発合格者を輩出する凄い講師なのだなぁと興味を持ちました。池袋本校で無料体験会があり、講師と直接面談して頂き、佐々木講師なら大船に乗ったつもりで勉強出来ると感じ、受講を決意しました。
初級講座についての感想や良かった点
LECの初級講座にはインプットアウトプット全てがパックになっていので、カリキュラム通りに目の前の課題を一生懸命こなすことによって、自ずと実力がついたように感じます。講義をしっかり受講することは勿論、択一到達度チェックテスト・記述ベーシック・記述解法ベースアップ講座・精撰答練〔ファイナル編〕・公開模擬試験・スーパー公開模擬試験と、付帯する全ての課題をこなしていくだけで、合格レベルに達する実力がつくと思います。私はまとめ本などは使用せず、インプット教材はブレークスルーのみでしたが、ブレークスルーに書いてあることさえしっかり知識として刻み込めれば本試験でも戦える知識量となると思います。ブレークスルーは余白も丁度よくあるので、講義中のメモに加えて、過去問を解いた時に気づいたことや、答練模試を受けて漏れていた知識などを書き込んでいました。また私はブレークスルーの背表紙を全て切って使っていたので、答練模試の解説に載っている表を切ってブレークスルーにはさみこんだり、単元毎に持ち歩き移動中に読むなどをしていました。最後は綺麗な状態ではなかったですが、宝物のような愛着を持ちました。また、私はほぼ専業受験生で時間があったので、精撰答練〔実力養成編〕を追加で受講したのですが、年明けから本試験形式の問題を解く経験が出来たこと、択一35問と記述2問を3時間で解ききる力をこの答練でしっかり養成出来たと思います。
直前期の答練についての感想や良かった点、学習への役立て方
4月以降の精撰答練〔ファイナル編〕は、1月から始まった精撰答練〔実力養成編〕より問題の難易度が上がり、全然解けないし点数も思うように上がらない、と焦りを覚えました。過去問も順調に解くことができ、精撰答練〔実力養成編〕も、そこそこ良い点数がとれていて、正直少し調子に乗った状態で精撰答練〔ファイナル編〕を受講し、ガツンとまだまだ甘いぞというメッセージを受け取るような点数を取り衝撃を受けました。ただ振り返ってみると、4月の段階で点数は求めなくてもよかったですし、自分の持ってる知識だけでは正解に辿りつけない問いにどのように対応するかが学べたように感じます。推測力を使って、正解に近い組み合わせにどう近づけるかを学べました。ただ当時は、少し調子に乗っていたので全6回受けても点数が思い通りに上がっていかないことは悔しく辛い時期になりました。ただこの時期にしっかり苦しんだので、模試では面白いように右肩上がりに成績が上がることができたと思います。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
精撰答練〔ファイナル編〕の時期が終わり超直前期だと意気込んでいた矢先に試験延期が決まり、公開模擬試験は2回あったのですが、1回目の受験は見送りました。延期決定でモチベーションが下がり勉強も出来ない状態であったことと、本試験レベルの問題を残そう考えたからです。2回目の模試はそのまま受講し、比較的良い点数を取れたので、インプットは充分だなと手応えを感じました。延期後の試験日が発表されるまではほぼ勉強はせずに休み、試験日発表後、公開模試1回目を解いてみると、知識が抜けて散々な点数を取り、また自分を焦らせる効果もあったように思います。スーパー公開模擬試験は、もうインプット効果を考えずに、ただただ良い点数を取る、常に自己ベストを、とだけ考えて受けていました。精撰答練〔ファイナル編〕では上がらなかった点数が、面白いように上がっていき、最後の模試で自己ベストを取ることができ、本試験も大丈夫だと思えたことも大きな収穫になりました。
直前期に受講して良かった講座
試験延期してから少し時間に余裕もあったので、記述に自信を持つ為に赤松式記述ヤマ当て講座を受講しました。答練や模試とは異なる出題形式で、新鮮な気持ちで問題を解けました。難易度も本試験レベルよりも難しく、本試験直前に解くことで、本試験にどんな記述問題がきても大丈夫だと自信が持てました。
佐々木講師のここが良かった!
佐々木講師は、講義が明快で分かりやすく、確実に押さえるべきことと、後回しでいいところをすぱっと分けてくれるので、初学者として勉強を始めた自分はとても信頼できました。勉強方法などに悩んだときは、都度カウンセリングなどもして頂き、勉強方法で悩むことはほとんどありませんでした。そして、勉強面は勿論ですが、大きかったのは精神面でのサポートで、こんなこと相談しても大丈夫かな、というような事でも寛大な気持ちで受け止めてくださり、ポジティブで熱い言葉を返してくださるので、自然と自分も大きい気持ちで試験に挑めるようになりました。特に今年はコロナ禍ということもあり、勉強どころではない精神状態に陥ってしまうこともあったのですが、相談すると電話面談や直接面談など時間を取って頂き、沢山救われました。私は佐々木講師の講義とフォローがなければ最後の本試験まで行き着くことはできなかったと思います。
フォロー制度の利用方法についての感想や良かった点
私は一つの場所で勉強することが苦手で、自宅やカフェや図書館の自習室なども利用しましたが、LECの自習室も勉強場所の一つとして利用しました。LECの自習室はお喋りこそしませんが、同じような志をもった受験生の方々がいるので、自分も負けじと集中して勉強しよう、とモチベーションが上がりました。駅の近くにありずっと開いているので、朝から夜までやる、と決めて勉強時間の基準と出来たのも有り難かったです。
通学することのメリット・デメリット
私は目の前で講師の方が講義しているのを聞くのが、一番インプットし易かったです。少し理解しがたい論点も休憩時間や講義終了後にすぐ質問することができ、すぐに解決できるので、私は通学講義に関してはメリットしか感じませんでした。ただどうしても生講義を1日2コマ6時間を受けると睡魔に負けたり、集中できなかったりすることもありましたが、翌日には欠席Webフォローで講義を見直すことができ、復習にも利用していました。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
小さい頃からの夢として司法書士になりたかった受験生ってほぼいないと思います。司法書士という資格取得は、何か先の目的(独立や転職など)を持って勉強を始めるのだと思います。私自身もそうでした。勉強中しんどい、投げ出したいって気持ちになることもありました。でも、常に資格取得の先にある目的を忘れないようにしようと思っていました。しっかり勉強をやり切れば、どいう結果であれ、何かを得られる試験であると思います。
私の合格getアイテム
- 直前期2ヶ月で使っていたスケジュール管理ルーズリーフ。前日に翌日のスケジュールを決めておき、朝起きてからすぐに勉強が始められるようになりました。