西山 友貴 さん(30代)午後の部1位合格
パーフェクトローラーで勝ち取った合格
受験回数 | 4回 ※おためし受験含まない |
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出身校 | 同志社大学 工学部 機能分子工学科 |
主な受講講座 | 2020年パーフェクトローラー合格パック |
保有資格 | 宅建士、行政書士 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
宅建士試験に合格し、不動産会社に就職しようと考えていましたが、司法書士・行政書士事務所を営んでいる父の勧めで、開業することができる司法書士試験を受験することを決めました。とてつもなく難しい試験であることは知っており、初めて本屋で過去問を見たとき、問題文を読むだけでしんどくなり、こんなの受かるのかよと思いながら、とりあえず勉強をはじめました。
LECを選んだ理由
色々な講師の講義をYouTubeで見たところ、根本講師の講義が大変面白く、熱血で頭に残りやすかったのでLECに決めました。受講の申込みをしに行ったとき、事務の方の対応も丁寧で、親身になって相談に応じてくださいましたし、その時初めてパーフェクトローラー講座のテキストを見たのですが、文章があまり無く、図表が多いテキストで、文章を読むのがあまり得意ではない自分にとって最適なテキストでした。
直前期の答練についての感想や良かった点や学習への役立て方
答練は毎週日曜日に受講していました。コロナの影響もあり通学は少しためらいましたが、通信にはない臨場感を感じ、現場対応力を培うことが大切だと思い通学にしました。精撰答練[実力養成編]をペースメーカーにして予習をし、答練を受けた日はその日のうちにLECに残って復習が終わるまで帰りませんでした。過去問とは違った少しひねられた問題が多く、25問くらいしか取れなくて毎回悔しい思いをしました。精撰答練[ファイナル編]は知識の総確認をするとともに、弱点チェックとして活用しました。この時期から30問以上をコンスタントに取れるようになり、答練を受けることが楽しくなるとともに自信が湧いてきました。本試験前まで問題集として何度も繰り返し活用しました。また毎回1問ずつ記述があったので、解き方を試す機会として大変良かったとともに、本試験の予想論点として警戒しました。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
模試は午後科目のシミュレーションの位置づけで活用しました。午後はとにかく時間がないので、2肢もしくは3肢検討でサクサク解いていき、55分で終わらせることを目標にしていました。本試験では45分で解けてしまい、逆に不安になりましたが…。また、本番に強くなるために、独り言を言う人の前に座ったり、記述のときにペンの音がうるさい人の横に座ったり、トイレを我慢してもしっかり点が取れるのかなどを試していました。常に最悪な状況を想定して模試を受けていました。模試の復習はその日のうちに終わらせて、月曜から土曜はパーフェクトローラー講座のテキストの読み込み、合格ゾーン30年分、今までの答練の復習の3点セットのルーティンを本試験の前日までやり続けました。模試で出てきた選択肢がいくつか本試験で出てきて、模試を予想問題集として何回か復習してよかったと思いました。
根本講師のここが良かった!
根本講師の講義は身振り手振りが多く、とにかく理解させるんだという気持ちが体全体から出ており熱血でした。熱くなるせいか途中で大体上着を脱ぎます(笑)。自分では勉強しにくいところでかつ重要なところを中心に講義が進められていきました。理論的に説明されるのでわかりやすく、イメージがしやすい記憶に残る講義でした。本試験では苦手な仮登記が出題されたのですが、根本講師が講義中に話されたことがそのまま出ていて心の中でガッツポーズしました。時期に応じての勉強の進め方などの説明もあり、そのとおりにやっていればよく、何を勉強したらいいか迷う時間を割かずに済みました。講義の合間に話されるご自身の受験生時代のお話や、過去の合格者のお話は受験仲間のいない自分にとってモチベーションアップになりましたし、実務のお話も合格後のイメージを持つことができ良かったです。
フォロー制度の利用方法についての感想や良かった点
インターネットフォローの進捗率は、自分が他の受講生に比べてどのくらい進んでるのか一目でわかり、刺激になりましたし、よくある質問を読んだりして、さらに知識を深めることができました。カレンダー機能があるので、次に何の予定があってどう行動したらいいのか対策を立てるのに便利でした。
通信講座の利用方法やメリット・デメリット
1月末に仕事を辞め、勉強を再開したのが2月からだったので時間がなく、2倍速で講義を聞くことができたこと、よくわからなかったところは巻き戻して聞くことができたことがメリットでした。根本講師はゆっくり丁寧に講義されるので、2倍速でも聞き取れたことは良かったです。
保有資格取得後、なぜ司法書士を目指そうと思ったか
宅建士合格後、最初は父の勧めで渋々始めたのですが、徐々に法律のことをもっと詳しく知りたいという意識に変わっていきました。宅建士試験受験時代に培った勉強習慣と民法の知識や考え方を司法書士試験で活かすことができました。2回目の本試験後、失意のどん底にいましたが、そのときに受けた行政書士試験に合格したことでやればできるという自信が生まれたことも大きかったです。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
とにかくパーフェクトローラー講座のテキストを信じ、他のテキストには一切手を出しませんでした。テキストのページ数はそんなにないのですが、情報量は豊富で何度も回転させるには最適なテキストです。読めば読むほど曖昧な知識が減り、確実な知識が増えていったので、本試験でも自信を持って選択肢を切ることができました。自分にあった勉強法を確立し、あきらめずに勉強を続けていれば必ず合格します。頑張ってください。