穴山 知博 さん(20代)短期合格
合格か、それ以外か。
受験回数 | 3回 ※おためし受験含む |
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出身校 | 法政大学 法学部 法律学科 |
主な受講講座 | 2020年実践力PowerUp合格パック 2019年新15ヵ月合格コース<秋生> |
司法書士を目指した理由・きっかけ
新卒で入社したコンサルティング会社で士業向けのコンサルティング業務に従事していました。その中で"司法書士"という職種を知り自身で決定権限を持って仕事ができる点に魅力を感じたことが目指したきっかけです。
LECを選んだ理由
講師との相性、通いやすさの2点で選びました。疑問点をすぐに質問したかったので、講師との相性は予備校選びの1番の軸にしていました。また自習室を利用して勉強をしようと考えていたので立地も意識しました。
初級講座についての感想や良かった点
海野講師の新15ヵ月合格コースを受講しており、2回し講義で受講していました。1回し目で基礎部分、2回し目で発展的な部分を学習するのですが、自分が勉強のやり方を確立したときにはもう2回し目の後半でした。試験で聞かれることの7割ぐらいはこの1回し目で学んだことだったので知識の焼き直しをするのに時間がかかってしまいました。
学習経験者向け講座についての感想や良かった点
実践力PowerUp講座を受講していました。結論からいうと非常に有意義な講座でした。理解しづらい部分は図が用いられ視覚的にもわかりやすい教材でした。中上級講座は所謂"沼"です。初級講座で合格できず受講する方もいれば、中上級講座を何年も受講し続けている人もいます。中上級講座といえども、初級講座で学んでいない発展的な内容はあまり多くはありません。そのために中上級講座という沼に嵌らないためには、自身の弱点を把握して勉強に臨むことが必須だと感じました。
直前期の答練についての感想や良かった点や学習への役立て方
年明けから精撰答練が始まり本試験まで約週1回のペースで模試のような緊張感を早めから意識できたことがよかったと思います。また正解しておくべき設問数、肢の重要度も示されておりメリハリをつけて学習を進めることができました。直前期の模試は答練よりも受験者数が多いので自分の立ち位置をより客観的に把握できたと思います。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
記述問題は受験時と後日復習の2回は解いていました。
●精撰答練[実力養成編]:全ての科目の抜け漏れがないように1週間で決められた範囲を予習ありで集中的に実施します。
●精撰答練[ファイナル]:重要肢or捨て肢を見極めるトレーニングをしました。重要度を意識した上で消去法を使い、設問1問にかける時間を大幅に短縮できたと思います。
●模試:新しいことを習得するのではなく、弱点の確認に重点を置きました。
直前期に受講して良かった講座
海野講師のマイナー科目これだけ聴いて点を取ろう!です。ホントに当たります。私は不合格だった年も受講しており、その年は全然当たらないと海野講師にあたっていました。合格した年も受講して気付きました。講座の使い方を誤っていた、と。あの講座は"ヤマ情報を手に入れるだけ"です。範囲のヤマ自体は当たっているにも関わらず、その範囲を完璧にしていないため知識不足で失点してしまう方が多いと思います。(不合格時の私)
いつもと異なる学習環境となる中、勉強方法で工夫したこと
自宅学習のルーティンを作り、それを守ることを徹底していました。勉強に集中する時間を3時間ごとに区切り、その合間に勉強以外でしなければならないことをしていました。
受験勉強の中で成功だと思ったこと、失敗だと思ったこと
失敗したことは補助者業務と兼業したことです。経験は資格取得後でいくらでもできるので、金銭的な理由なら時間の融通がきくアルバイトがいいと思います。
合格した年に工夫したこと
私は周囲の方たちに今年合格するからと豪語していました。これで後に引けなくなるので、おすすめです。私は事務所に豪語したおかげで直前期は精神的にかなり追い詰められましたが、合格はしました。
学業、仕事、家庭などとの両立のコツ
金銭面で不安がなければ専業をおすすめします。勉強時間の確保も重要ですが、直前期は何より精神的に不安定になりがちです。そのため両立は意識しない方が短期で合格できると思います。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
覚悟を決めることです。司法書士資格が本当に欲しいものであれば、その他の誘惑はある程度捨てられるはずです。私はそんなに頑張れないので普通に息抜きもして覚悟も決めました。