臼井 憲雄 さん(56)
独学でしたが答練パックの受講により合格モードにシフトチェンジできました
受験回数 | 10回 ※お試し受験含む |
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出身大学・学部 | 明治大学政治経済学部 |
主な受講講座 |
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司法書士を目指した理由・きっかけ
45歳頃から、会社での処遇に「先が見えてきた」ので、人生100年時代、もうひとつ何かをやってみようと考え、司法書士試験に挑戦することにしました。会社優先から私生活優先に考え方を切り替え、私生活の時間を勉強に充てるという方針で、司法書士試験への挑戦を始めました。
LECを選んだ理由
受験を始めた頃は、様々な予備校の公開模試を受けていたのですが、5回目の受験の頃、LECの事務員の方から奨学生試験のお誘いの電話をいただきました。以後、毎年、奨学生試験を受け、2016年合格目標の奨学生試験で割引クーポンを頂けたので答練パックを申し込みました。答練パックを受講した年の本試験で初めて基準点を突破できました。今年は答練パックに精撰答練[ 記述強化編] も受講し、記述の初見問題を解く機会を増やし試験に臨みました。
答練についての感想や良かった点や学習への役立て方
答練の問題を解くことで、自分にとって本質的な理解が欠けているテーマが分かり、それを条文・答練の解説・テキスト等を読み直すことで、理解を深めて行くことが出来たと思います。また、今年は、記述の初見問題を数多くこなしたいと考えていましたので、精撰答練[実力養成編]・[ファイナル編]の両方とも、毎回記述問題がついている他に精撰答練[ 記述強化編] もある答練パックは私にとっては最適でした。
公開模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
公開模試は、できるだけすべての回を受験した方がよいと思います。1回目の模試で出題できなかった論点は2回目の模試で出題されるはずで、論点の漏れが少ないからです。LECの模試は全部で5回あり、他校より回数が多く、出題される論点が多いのも受講して良かった点だと思います。択一・記述とも問題のレベルは標準的で、間違えた論点の解き直しにより、知識の再整理ができました。また、受験者が多いので、自分の立ち位置を把握するのにも適当であったと思います。
これから司法書士試験合格を目指す方(学習を始める方)へのアドバイス
勉強を始めて2年目の頃までは試験を甘く考えて、基礎をおろそかにし結果的に無駄な時間を消費してしまったと反省しています。基礎を固め応用力をつけるには、ありきたりですが、ブレークスルーのような基本書を読み、論点別に整理された過去問を解き、記述のひな形を一通り覚え、記述の問題を解く、という順番で勉強を行い、それが一巡した後は、過去問・答練・公開模試の問題の繰り返しと条文とテキストに当たりながらの理解の深化を進めるのがよいのではないでしょうか。また、私の場合、独学と言っても、答練や公開模試は受けましたし、無料講座もいくつか受講しました。受験予備校は独学の人にとっても役に立ちますから、予備校からの案内等には目を通して情報を収集した方がよいと思います。