梅山 展恵 さん(31)一発合格
LECと先生、自分自身を信じて勉強を続けた15ヵ月
受験回数 | 2回 ※お試し受験含む |
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出身大学・学部 | 早稲田大学法学部 |
主な受講講座 | 2018年新15ヵ月合格コース<春生>[通学] |
LECを選んだ理由
司法書士の受験を独学で行うのは困難と感じていたこと、また通って強制的に勉強習慣をつけたいという思いから通学コースを設けている予備校を探していました。
各予備校の初学者向け講座のHPにて講義動画を視聴比較した際、佐々木先生の講義の進め方・話し方が自分には合うと感じ、池袋本校に受講相談へ向かいました。
そこで通学限定のフォロー制度の手厚さについても詳しく伺ったことで受講意欲が高まり、LEC にて司法書士合格を目指そうと決心しました。
新15ヵ月合格コースについて
新15ヵ月合格コースは、インプット講座から答練・模試まで必要なものはすべて含んでおり、これらをしっかり自分のものにできれば十分合格ラインに達成できる内容であったと感じています。
週3コマ9時間の講義内容は、不動産登記法〜商業登記法をメインに扱う時期にはしっかり復習しきれるか心配になることもあるくらい内容が濃く多大なボリュームでした。
しかし、毎週の学習リズムを整えて挑めば決して対応が困難なものではなく、計画的にじっくり頂上に向かって歩いていくイメージがもてる点で安心感がありました。
また欠席フォローの動画・先行して進んでいた秋生向けの講義動画も、予習や書き取り漏れしていた部分の補強、重要論点の再確認にフル活用していたため、講座内にすべて含まれていて本当にありがたかったです。
ブレークスルーは、合格に必要な知識が十二分に含まれていることはもちろん、図表が見やすく、関連知識情報も豊富で余白もしっかりとられているため、情報を集約していくのに便利でした。
合格ゾーンも同様に、メモ欄が一定間隔で挟まっているのを活用し、関連知識や雛形を書き込んで効率的に重要論点を確認できるようにしていました。
科目終了ごとに受験する「全科目択一式到達度チェックテスト」は基礎知識がしっかり網羅されており、直前時期に基礎の最終チェックをするのに役立ちました。
司法書士を目指した理由
高校生の頃、社会秩序を保つ根本となる存在である法律に興味をもったことから、大学においても法学部に進みました。
しかし、将来については明確なビジョンもなく法律関係の仕事にでもつくかしら、と漠然ととらえるばかり。
結果として大学生活中、農業にも興味を持ったことから、食品関係の企業に就職しました。
しかしながら職場内での異動や結婚、主人の転勤を経験するうちに、このままではどの企業に勤めていても、いつかは転職することになるし、一つの仕事を極めることは難しい。
日本のどこに住んだとしても、一生続けられ、そのスキルを極めていくことのできる仕事に就きたい、という気持ちが次第に強くなっていきました。
そこで初心に戻り、職を辞し一念発起して、法律専門家として多種多様な業務を展開することが可能な司法書士の資格を目指そうと決めました。
答練の良かった点や学習への役立て方
答練は、4月からの精撰答練[ファイナル編]のみ受講しました。本番までにできるだけ早い段階で良い成績をとって自信をつけたい、と意気込んで臨みましたがなかなかA評価がとれず、はじめ3回くらいは毎週末落ち込んでいました。
しかし、科目ごとのA・Bランクで間違えてしまった問題の分析・復習を答練当日から次の日に重点的に行い、その次の答練に向けても繰り返し該当分野のテキストの読み込みや演習を行う中で徐々に考え方が変化し、答練は自分の苦手なところや弱点を明るみに出すための教材、今の段階にそれがわかっただけよかったのではないか、と思えるようになりました。
また、精撰答練[ファイナル編]は毎回午前または午後の科目の択一式+記述式の構成のため、午前回においても記述式に取り組むことができ、確実に演習量を増やしていくことができました。
これは知識を定着させ、記述力に自信をつけていく上でとてもありがたかったです。
佐々木講師のここが良かった
佐々木先生はとにかく面倒見がよく、優しいです。専業受験生で普段会話する相手が家族のみになっていた私にとって、佐々木先生が親身になり学習相談に乗ってくださったことは大変心強く、大きな支えでした。
先生の講義はテキストだけではなく、補充知識等をプラスしてまとめられた科目ごとの講義ノートも使用して進められ、テキストだけでは理解しづらい複雑で難解な手続き等についても、少しでも理解しやすくなるよう工夫がちりばめられています。
テキストの全てをただ説明するのではなく、必要・重要な部分についてはっきりと示唆して頂けるのもメリハリがついてよかったです。
また、ただ優しいだけではなく厳しいこともはっきりと仰られる姿勢や、講義中に時折挟まれる、ご自身の受験生時代のお話、司法書士として働き始めてからのお話や、過去の合格者のお話の面白さは勉強モチベーションアップにつながりました。
模試の良かった点や学習への役立て方
模試で最も有難かったのは、全国スーパー公開模擬試験の2回目を本試験の受験会場(早稲田大学)にて受験できたことです。
本試験2週間前に最も本番に近い環境で受験することにより、メンタル面の対処方法を検討したり、直前に確認しておきたい資料の内容・分量を調整したりするのに役立ちました。
通常の模試も普段の通学校以外の受験地を選択できたので、会場内で座る位置も変更したりして、毎回異なる環境で試験慣れしていくことができます。
5月からの模試の他、3月下旬に行われる全国実力判定公開模擬試験も私は受講したのですが、答練受験を開始する直前の実力を知る、模試の経験を増やすという面で受験してよかったと感じています。
またLECの模試の解説は重要論点がわかりやすくまとまっていたため、自分の苦手としている分野のまとめ表には付箋をしておき、本試験直前に確認する資料としても重宝しました。
通学講座の利用方法やメリット
通学講座を受講することによるメリットとして、(1)学習の1週間のリズムを無理なくつくることができること(2)講師に直接質問や相談をしやすいことがあげられます。
(1)通学日時が定まっていることにより、予習・復習をいつ、どれくらいのボリュームで行うか1週間ごとにスケジュールを立てやすくなり、勉強する習慣が自然と身に付き、(2)休み時間や講義終了時にすぐ講師に直接質問できることによって、不明点を早期に解決し、精神的にすっきり安心して次の課題に取り組んでいくことができました。
デメリットは、交通費がかかることくらいでした。
専業受験生としてはできる限り出費を抑えられる方がありがたいからです。
ただ、私にとっては交通費の負担を補って余りあるメリットが通学受講にはあったと感じています。
これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス
司法書士試験は、精神的にも身体的にも大変な試験です。長期間にわたる受験生活においてモチベーションと健康を保つだけでも、四苦八苦されることもあるでしょう。
私も、社会人生活から離れ、勉強中心の繰り返しの毎日を送る中で、本当にこれでよいのか、受からなかったらどうしよう…と頭を抱えることが幾度もありました。
人それぞれ司法書士になりたい思いの形は異なると思いますが、どうし ても司法書士になりたいという強い思いがあるのであれば、ひたすら前を向いてください。
どんな時でも自分だけは自分を信じてあげてください。
私の合格Getアイテム
- 合格ゾーン過去問題集
- 解説や余白にまとめておきたい知識やひな形を書き込み、情報の集約を図っていました。
- 合格者体験記・合格座談会
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- 一発合格者がLECを選んだ理由とは
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令和5年度司法書士試験
一発&総合2位合格者インタビュー 2019年合格者に聞く 2018年合格者に聞く 2017年以前の合格者に聞く 2017年度初学者コース出身
一発合格者座談会 2016年度初学者コース出身
総合1位・一発合格者座談会 2012年一発合格者インタビュー - 合格者からのメッセージ
- 2023年度 合格者からのメッセージ 2022年度 合格者からのメッセージ 2021年度 合格者からのメッセージ 2020年度 合格者からのメッセージ 2019年度 合格者からのメッセージ 2018年度 合格者からのメッセージ
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