鵜池 政行 さん(24)一発合格
人生の転機
受験回数 | 1回 |
---|---|
出身大学・学部 | 首都大学東京都市環境学部都市環境学科都市基盤環境コース |
主な受講講座 | 2018年新15ヵ月合格コース<春生>[通学] |
LECを選んだ理由
大学時代理系だった私は、そもそも法律自体勉強したことがなかったので資格の学校に行って勉強しようと思いました。
インターネットで「司法書士受験資格学校」で調べるとLECが最初に目に留まり、とりあえず資料請求をしたところ、電話で吉澤先生の初級者コースのガイダンスの案内をもらい、行ってみると、吉澤先生の雰囲気と横浜本校のスタッフさんの対応がよかったのでLECに決めました。
理系から司法書士を目指した理由
大学卒業後、医者になろうと思い、再度大学受験の勉強をしていたところ、母方の祖父が亡くなったことをきっかけに司法書士という職業を知りました。
祖父が亡くなったことをきっかけに早く社会人になってほしいという親の願いもあり、資格試験に切り替えようと思い、インターネットや雑誌で色々な資格を調べた結果、司法書士の仕事の幅の広さと独立開業できるという点に魅力を感じ、司法書士受験することを決意しました。
新15ヵ月合格コースの感想
私は新15ヵ月合格コースに通学していましたが、同じ夢に向かう仲間がすぐ近くにいることがとても良かったです。
辛いことや分からないことがあってもすぐに相談することができましたし、お互いが切磋琢磨して成長することができた15ヵ月だったと強く実感しています。
また、新15ヵ月合格コースに通学している多くの方は社会人の方が多く、色々な方の職業の話を聞くことができ、社会人経験のない私にとってとてもためになりました。
合格講座は、始めはゆっくり講義が進んでいくので、法学部出身者には、物足りない部分も多いと思いますが、法律初学者だった私にとってはちょうどよかったのも良かったと思います。
教材に関しては、ブレークスルーにはかなりお世話になり、特に司法書士試験特有の科目である不動産登記法と商業登記法は、要点がコンパクトにまとめられており、初学者にも大変分かりやすかったです。
吉澤先生には、大変お世話になり、本試験3ヵ月前から勉強方法の相談に乗っていただいたり、答練や模試がある度に点数を送り、フィードバックをいただきとても感謝しています。
通学を選択したからこそ、私は諦めず1年6ヵ月という勉強期間をアルバイトと両立しながらやり抜くことができましたし、時には司法書士受験の範囲の広さに度々心を折られましたが、同じ夢に向かう仲間の存在のおかげで司法書士試験合格という結果を勝ち取るができたと思っています。
答練の良かった点や学習への役立て方
振り返ってみると本試験で午前択一、午後択一と記述を時間内に書き終えることができたのは答練のおかげだといっても過言ではありませんでした。
初学者の私にとって与えられた時間内に択一式と記述式を全部解き終える良い練習になりました。
答練では散々な結果で、記述式が時間内に書き終わらなかったり、不動産登記の択一式が全然点が取れなかったり、不動産の記述式においては枠ズレするのが当たり前で、今年はもう合格できないのかなと落ち込んでいた日々を思い出します。
ただ答練の問題は択一式、記述式ともに本試験のレベルに近い問題が多く、復習する素材として最適だったのと、答練に付いてくるレジュメが知識の幅をかなり広げてくれました。
答練の活用方法として、答練で解けなかった又は理解が進んでない分野をいち早く発見し、復習して次の答練を受けるというサイクルを高速回転していくことが当たり前なんですが大事なことだと思います。
模試の良かった点や学習への役立て方
午前択一式では、落としていい問題が35問中数問しかなく、軸肢を見つけ、早く正確に解くいい練習になりました。
午後択一式では、記述式もありますので、択一式のスピードを上げるため、2肢切り、3肢切りをやってみたり、色々なやり方をためして自分にあった型を探すいい機会になりました。
記述式は、時間内に書き終える良い練習になりましたし、記述式の問題は、市販されている問題集も少ないため、記述式の演習素材を集める機会としてとても助かりました。
公開模試は、本試験を受ける直前の自分のコンディションを確認することができる良い機会になりますが、過度に復習することは個人的にはあまりよくないと思っています。
模試を受ける時期は本試験まで1ヵ月を切っていますので、模試を受けて不安だったところを軽く復習して、過去問演習で点が伸びる科目や分野をやることが大事だと思います。
吉澤講師のここが良かった
吉澤クラスでは、講義後、先生が指摘したページを30分復習して、30分後先生が一人一人に質問し答える復習ゼミ、初学者が最初に苦労する記述の解き方を伝授する「記述式に慣れるゼミ」、そして何より私が一番吉澤先生のクラスで1番良かったところは、主要4科目だけ行われる「択一バトル」。
この択一バトルのおかげで今自分がクラスの中でどれくらい勉強が進んでいるか分かりましたし、先生がどれ位点数をとっていると本試験に合格する可能性が出てくるかを指摘してくれるので、モチベーションにもつながりました。
新15ヵ月合格コースは、精撰答練[ファイナル編]まで問題を時間を計って解くという機会がないので、与えられた時間内に問題を解くといういい練習にもなりました。
また吉澤先生の講義は、メリハリがあり、論理的な説明で、法律初学者だった私も大変理解しやすかったですし、受講生の相談や質問にも丁寧に対応してくれたところも良かったです。
フォローアップ制度の良かった点
私は勉強する場所は、基本的には自宅でしていたのですが、たまに息抜きとして横浜本校の自習室を活用していました。
自習室の良かった点は、周りに同じ司法書士受験生、又は公務員受験生や公認会計士受験生などの他の資格の受験生が勉強している姿を見て、「自分も負けてられない、頑張らないと周りの受験生と差をつけられてしまう。」という気持ちになり、いつもより集中して勉強に取り組むことができました。
通学することのメリット
通学することのメリットは、同じ司法書士受験を志す仲間がいるということだと思います。
独学の場合だと1人で勉強していく中で不安があっても近くに相談できる相手がいないですが、通学だと相談できる相手がいることは勉強を継続していくうえで大事なことだと思います。
デメリットは、私の場合は通学するのに時間がかかり、その間あまり勉強することができなかったことです。
これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス
司法書士試験は、天才だけが受かる試験ではないと思います。
覚えなければならない量が多いので、ある程度テキストの読み込みや問題演習はしなければなりませんから時間と努力が必要となります。
ただ諦めず小さな目標を少しずつクリアしていけば、必ず合格という大きな目標を達成できると思います。
説得力はないですが、私は最後合格できるかどうかは本当に心から司法書士になりたいという気持ちがあるか否かだと思います。
私の合格Getアイテム
- 登記六法
- 条文・先例・判例の知識を整理するため時間があれば読み込んでいました。