上田 賢市郎 さん(28)短期合格
『捨てる勇気』
受験回数 | 3回 |
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出身大学・学部 | 専修大学法学部法律学科 |
主な受講講座 |
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司法書士を目指した理由・きっかけ
独立開業し、自分の事務所を持ちたいと思ったからです。司法書士は短期で独立開業できる資格であり、また業務内容も社会貢献性が非常に高く魅力を感じ、この資格を絶対にとってやるという覚悟を決め、司法書士を目指しました。
LECを選んだ理由
合格者実績がよかったからです。それから私の友人もLECで司法書士の講座を取っており、短期合格していたからです。あと私は通信受講生だったにもかかわらず、高松本校の皆様の対応がすごく親切丁寧だったからです。
初級講座についての感想や良かった点
私は1年目に新15ヵ月合格コースを受講していたのですが、受講した当初サラリーマンをしており日々の仕事に忙殺され、講座を消化しきれませんでした。試験の約半年前に仕事を辞める決断をし、試験勉強に専念する事に決め、ようやく試験勉強に手を付けることができました。半年でせめて講義だけは全部消化しようと思い、講義を聴くことだけに専念しました。私は佐々木講師の講座を取っていたのですが、初学者でも非常にわかりやすく、平易な言葉に置き換えてくれ、すごく丁寧に教えて頂きました。重要なところ、あまり深く突っ込んではいけない所の線引きをしっかりしてくれていたので勉強が非常にしやすかったです。1年目は午前20問、午後20問という結果でしたが、私の合格の基礎を固めてくれたのはこの講義でした。15ヵ月のスケジュール通りしっかりこなすことができれば一発合格は夢ではないと思います。
中上級講座についての感想や良かった点
2年目は実践力Power Up講座を受講しました。海野講師の講義も非常にわかりやすく基礎から+αの知識まで幅広く網羅されており、合格に必要な知識はすべてここに詰まっていると言っても過言では無いでしょう。ほぼ全ての事項に解りやすい理由付けをしてくれるので理解が深まりました。1年目で理解できていなかった事、間違えて覚えていた所を、再確認することができたのは非常に良かったです。ただ実力及ばず、午前24問、午後27問で午前の基準点未到達で不合格でした。ただ、海野講師の講義を受講したからこそ今年合格できたのだと思っています。3年目はパーフェクトローラー講座を受講しました。根本講師の講義は解りやすい寸劇を含めながら理解を促してくれるので記憶に残りやすかったです。テキストは図表等が多く、散らばっていた様々な知識を1つに繋げる事ができ、知識の整理に役立ちました。講義内容としては発展的な論点も多く、自分1人であまり勉強したくない分野も重点的に解説してくれるのはありがたかったです。そしてついに今年、午前31、午後30、記述53点で合格することができました。
答練についての感想や良かった点や学習への役立て方
公開模試はとことん順位に拘って勉強していました。LECの公開模試は他の予備校に比べ受験者数も多く、客観的に自分の立ち位置を知ることができるからです。勉強にのめり込むとついつい視野が狭くなってしまいがちで周りが見えなくなるので、常に自分がどの位置に居るのかを把握し、何が自分に必要かを考えて勉強に取り組むかを心掛けていました。
これから司法書士試験合格を目指す方(学習を始める方)へのアドバイス
『凡事徹底』(意味:なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと、または、当たり前のことを極めて他人の追随を許さないこと)この言葉に尽きると思います。司法書士試験においては、正答率が低い問題を落としても合否に影響はしませんが、高い問題を落とすと合格が非常に難しい試験です。だからこそ基礎の徹底が重要です。基礎論点を極めることが合格への1番の近道だと思います。あと、『捨てる勇気』を持つ事です。やはり何か大きな目標を目指すためにはある程度の犠牲は付き物だと思います。勉強を阻害するものはある程度排除して勉強に専念できる環境を作るという事も必要不可欠だと考えます。司法書士試験は難易度も高く、範囲も膨大ではありますが、時間をかけ、勉強する方向性を間違えていなければ必ず受かる試験です。方向性という点に関してはLECの素晴らしい講師陣達がしっかり舵取りを行ってくれます。素直に講師の言うことを信じ、真摯に勉強に取り組むことができれば自ずと合格は見えてくると思います。