2018年度合格
佐藤 弥さんの合格体験記

LECを選んだ理由

LECを選んだ理由は、宅建を取得した際にLECの講師にお世話になった事があり、講義が分かりやすいという印象が残っていました。
合格実績もあり、また、ブレークスルーテキストを見た時に、図表なども多く使用しており、このテキストで勉強してみたいと思ったからです。

筆記試験総合3位で合格できた理由

一年目に真剣に一発合格を目指して勉強していた基礎があったからだと思います。全力を出したので、結果が不合格でも割り切れた部分があり、来年は上位合格するという目標を掲げ、早めに勉強を再開した事も大きかったと思います。

司法書士を目指した理由・きっかけ

私は前職で不動産売買の仲介営業をしており、業務を行う上で不動産決済を取り仕切る事も多く、自分で登記申請も行えるようになりたいと思っておりました。
また、営業は常に契約が求められるため、どうしても業務に関する正確な法律知識を学ぶ余裕がなく、苦労した点が多々ありました。
将来を考えた時に、営業を続ける事も一つの選択肢ですが、自分で出来る事を増やしたい、業務の幅を広げたいという思いが強くなり、司法書士を目指しました。

初級講座についての感想や良かった点

新15ヵ月合格コースの良かった点は、まず、カリキュラムが優れているという点です。
インプットとアウトプットのバランスが良く、最短で合格出来る要素が詰まっています。
また、佐々木先生には大変お世話になりました。
佐々木先生の声は非常に聞きやすく、3時間の講義もあっという間で、集中して聞く事が出来ました。
休憩終わりには、今何をすべきか、モチベーションの維持、思考回路など的確にフォローしてくれました。
佐々木クラスは、教えてチューター制度に先生が直接回答して頂ける制度があるので、通信で受講していた私も先生と繋がれている安心感がありました。
本当に佐々木先生で良かったです。

中上級講座についての感想や良かった点

パーフェクトローラー講座の良かった点は、まず、テキストが非常に優れています。
根本先生の研究の成果がこれでもかという程に詰まっており、図表で比較しながら覚えるのが好きな私にとって最高の教材でした。
1年目の課題としていたBランク論点も網羅しており、このテキストに載っている論点を全ておさえれば、確実に合格出来ると思えました。
また、根本先生は無味乾燥している法律を笑いに変える天才です。
どうしても勉強となると苦痛なものと捉えがちですが、先生はエンターテイナーです。
勉強は娯楽と捉えてもいいんだという感覚にすらなりました。話す事に無駄がなく、論点の急所をズバリ指摘してくれます。
中上級講座を受講するか悩んでいましたが、受講して良かったと思います。

答練についての感想や良かった点や学習への役立て方

LECの答練は時期に合わせて非常によく考えて作られていると思います。
2年目の10月からは記述の感覚を鈍らせない精撰答練［頻出論点記述編］、1月からは基礎的論点が中心の［実力養成編］があります。
特に［実力養成編］は、3月まで次の答練の範囲だけ予習して受けて復習するというサイクルができるので、答練に乗っかればいいんだという安心感がありました。
直前期には本試験形式の［ファイナル編］、［記述強化編］があります。
荻原先生の作る記述強化編にはいい意味で苦しめられましたが、かなり記述力がアップしたと思います。

公開模試についての感想や良かった点や学習への役立て方

LECの模試は本試験がかなりリアルに再現されていると思います。
私だけかもしれませんが、LECの模試を受けて一番成績が悪かった点数が今年の本試験の点数になるという法則がありました。
なので、2年目の本試験では250点くらいは取れるという確信があり、実際255点でした。
私は模試だけ本校で通学受講していたので、他の受験生がいる環境で問題を解く感覚が養えた事は良かったと思います。
解説も論点ガイドなど復習がしやすいように工夫がされており、ポイントは太字になっています。
洗練された解説ですので、価値があると思います。

これから司法書士試験合格を目指す方（学習を始める方）へのアドバイス

私がお伝えできるとすれば、この試験に対する考え方です。
細かい方法論は、LECの先生方がプロなのでお任せしていいと思います。
おそらく受験生の方はこの試験を始める時に法律、もしくは司法書士に興味があったと思います。
その人間が本来持っている、興味というものを大事にして下さい。
それがあれば、勉強も苦痛ではなく、知識の定着も格段に上がります。
あとは何事も慣れです。
そんなに難しく考えず、慣れる事に徹すれば、気付いた頃には合格しています。

私の合格Getアイテム

記述問題ノート

答練、模試の記述式問題で間違えた場合は色を付けて一目で分かるようにしていました。