小村 篤 さん(34)短期合格
予備校をLECに替えたら、一気に伸びました!
受験回数 | 4回 ※お試し受験含む |
---|---|
主な受講講座 |
|
司法書士を目指した理由・きっかけ
保険の営業と介護の仕事を経験しました。専門的知識の必要性を実感する一方で、無資格者でもできる業務であったため、競争が激しかったり、収入が乏しく不安ばかり募りました。そこで「生き抜いていける専門的知識」を考えた結果、司法書士受験を決めました。
LECを選んだ理由
他社とLECに説明を聞きに行き、司法書士受験指導にかける熱意の差を実感したからです。平成29年の本試験当日、他社(大手予備校)は夕方に閉店していたのに対し、LECは21時近くまで本試験分析会に多くの受験生が参加していたのです。
中上級講座についての感想や良かった点
通信生でしたので、スケジュール管理のために講義の配信日をペースメーカーに学習を進めた結果、答練シーズンまでに主要科目のインプットをほぼ済ませることができました。実践力PowerUp講座を担当していた海野先生の講義は実務の雰囲気が濃厚に伝わってきて、今まで無味乾燥に思えた知識が、実にリアルに感じられました。裁判における口頭弁論のやり取り、抵当権消滅請求の実態、抵当権侵害行為の壮絶な体験談、担保不動産収益執行で根抵当権が3号確定したと勘違いした弁護士の話などが特に印象に残っています。テキストはまとめの表が豊富で、直前期まで本当に重宝しました。過去問出題実績のある知識も整然とまとめられていて、「あれも、これも過去問でやったなぁ」と思い出しながら読めました。
答練についての感想や良かった点や学習への役立て方
答練の活用は問題を解く作業自体の練習になり役立ったと思う一方、こなし方に注意が必要と感じました。知らない知識はつい「全て覚えなければ」と感じてしまい、復習にも時間をかけてしまいがちでした。しかしそれでは新しい知識に触れるたび振り回されて、過去問演習やテキストの学習などが疎かになってしまいます。そこで途中からそれを改め、「答練の復習はなるべく当日中に済ませる」よう心掛けました。
公開模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
私は「司法書士試験に合格する自分」がずっと想像できず、どこまで行っても他人事のように感じていました。しかし、公開模試でA判定やS判定が出だしたことで初めて、「本試験でこの調子が出せればもしや受かるかも知れない」と現実味をもって捉えることができ、最後は本当に受かる気満々で突っ走ることができました。模試の結果に後押しされたことで、本番で力を出し切れたのだと感じています。
海野講師のここが良かった。
海野先生の実践力PowerUpl講座を受講しました。講義の素晴らしさは前述した通りですが、それ以外にも、毎月の電話相談で励ましやアドバイスを頂いたことで、「このやり方で良いんだ」と安心できたり、時期に合った勉強から逸れていた部分に気付くことができたりと、大いに助けられました。また、6月に福岡に来られた際には、最後のもうひと伸びが欲しかった記述式の学習について講義の後に相談に乗って頂けたので、「ヨシ、何とかもう数週間頑張ろう」と持ち堪えることができました。
学業、仕事、育児などとの両立
自動車工場で2交代勤務をしながら勉強していました。平日は机に向かえるのは2〜3時間。眠くて調子が落ちるときはスクワットをしたり立ったまま勉強しました。通勤の車中では受講済み講義の音声を聞きなおして内容を思い出していました。仕事の休み時間は過去問演習。直前期は時間を捻出するため食事中もずっと過去問を解いていました。過去問演習は外出先や騒々しい場所でも比較的取り組みやすく、勉強時間の確保に役立ちました。
これから司法書士試験合格を目指す方(学習を始める方)へのアドバイス
司法書士試験はちょっと特殊な性格の試験です。やり方次第で結果はまったく違ってきます。試験の性格や受験ノウハウを知って取り組むことが重要です。LECに蓄積された受験ノウハウを自分なりに実践することが合格への近道と思います。