K・Y さん(33)短期合格
あきらめず、合格
受験回数 | 3回 |
---|---|
主な受講講座 |
|
司法書士を目指した理由・きっかけ
士業を営んでいる父から勧められたからです。法律家といえば弁護士くらいしか知らなかった当時の私は、なんだかよくわからないけどやれば受かるだろうと気軽な感じで目指し始めたのでした。
LECを選んだ理由
司法書士を目指し始めた当初に、自宅最寄りの予備校をいくつか調べて、実際に窓口を訪ねてみました。それらの中で一番親身に相談にのってくれたのが、当時のLEC 渋谷駅前本校の方だったので、LECに決めました。
初級講座についての感想や良かった点
私は根本講師の新全日制本科講座を受講しましたが、もし受講していなければ試験に受かってなかったでしょう。この講座を休まずに受け、復習をしっかりすることで、択一で基準点をこえる力を身につけられました。復習は大変ですが、講義を受けた日のうちに、時には朝までかかっても終わらせるようにしました。これと講義に休まずでることは自分の中でのルールにしました。講義では、制度趣旨から丁寧に説明がなされ、図表も丸暗記ではなくロジックをたてて覚えていくので負担は少なかったです。また、面白い寸劇も講義の特長の一つです。幾度か「今日はぜったい笑わないぞ」みたいな挑戦をしたのですが、できた試しはありませんでした。
答練についての感想や良かった点や学習への役立て方
直前期の答練は毎回受けたほうがいいです。それは時間配分の練習になるからです。本試験の午後の部は時間が足りません。なので、すべての肢を検討せず解いたり、答えを二つまで絞り込んだ時に即決するといった時短の工夫をしていきます。私の場合、文量の少ない民事三法や、間違えやすい不登法はなるべく全肢検討して、商登法は答えを出すのに必要な肢だけ検討するというのを基本的なやり方にしました。
公開模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
模試と精撰答練[ファイナル編]の記述の問題は実戦的で良いと思います。直前期の記述対策はこれを解くことを中心にしました。また、本試験直前にある全国スーパー公開模擬試験の第2回目は、本番と同じ会場である早稲田大学で受けました。このときに、会場までの行き方や周辺にあるコンビニ、会場内のトイレの位置を把握できておけたのがよかったです。この模試が良い予行演習になったおかげで、本番では落ち着いて試験が受けられました。
根本講師のここが良かった。
寸劇にばかり注目しがちですが、根本講師の真骨頂は法律用語の解釈のうまさにあると思います。難解な法律用語を平易な言葉に置き換えることが抜群にうまいのです。講義中、根本講師が平易に言い換えた表現は一言一句漏らさず書き留めるようにしました。そのおかげで問題文の「言葉」の部分で悩まされることは少なくなりました。自分でも真似ができないかと挑戦したりもしましたが、これはなかなか難しいものです。ですから、初学者のかたは独学でやるよりも講義をうけて教わっていくほうが効率的だと思います。
これから司法書士試験合格を目指す方(学習を始める方)へのアドバイス
講義の復習と過去問は必ずやりましょう。さぼると年明けの答練で点がとれず悔しい思いをします。私は、年内は「今やれば年明けは楽できる」と思って勉強をしました。手を抜きがちな年内に頑張るとよいと思います。