K・T さん(44)短期合格
直前期の過ごし方が合格の鍵!
受験回数 | 受験回数 4回 ※お試し受験含む |
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出身大学・学部 | 中央大学法学部 |
主な受講講座 |
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司法書士を目指した理由・きっかけ
司法書士という職業を知ったのは、高校生の時でした。
友人宅に遊びに行った際、友人の父親が司法書士と聞き、漠然と恰好いいなと思ったのが始めでした。
その後、自然と法律にも興味を持ち、大学も法学部に進学しました。
しかしながら、大学時代には色々と他にもやりたい事があり、結局いつしか司法書士になるという気持ちは心の奥の片隅にありながら、他の道を進む事になりました。
その後、第二子を出産した後、仕事は辞め、育児に忙殺される毎日で、ふとこれから自分はどうすべきかと考えたときに片隅にあった司法書士への最後のチャレンジと決め、勉強を始めました。
LECを選んだ理由
始めはよく分からず、他の予備校の初級講座を受講しておりましたが、LECの模擬試験及び解説講座がとても私には良かったので、合格までは毎年LECの公開模擬試験フルパックを受講しました。
個性あふれる講師の方々の解説が頭に残り、また合間におっしゃる言葉がとても心に響きました。
公開模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
私は公開模擬試験フルパックを二年間受講しました。
地方に住んでおりますので、残念ながら会場受験は出来ませんでしたが、子供のいない昼間に図書館の学習室で会場受験をしている気持ちで臨みました。
また、本試験の際にそういえば模擬試験で見た肢だ!という問題がいくつかあり、LECの模試を受けていて良かったと試験中に思いました。
解説講義もとても有用で記憶に残る、かつ、初級講座では教えてもらわなかった少し踏み込んだ内容も取り扱って下さり、実際に合格するための基準点+上乗せ点を意識しての解説でした。
これが結果的に知識を増やす事になったと思っております。
森山講師・海野講師のここが良かった。
森山講師の解説はとても分かりやすく、また大事なところでは声に力が入り説明を繰り返すという方法で、ある意味衝撃的でとても記憶に残りやすかったです。
それから、今回合格出来たのは、海野講師が講義の合間にふとおっしゃられた一言と言っても過言ではありません。
「人の記憶はせいぜいもって二週間で忘れるものである、講義を聞き復習を繰り返す事をやった上で直前期の過ごし方がある」、と言った内容の事でした。
私にとっては、まさに目からうろこで目の前がすっと開けた気がしました。
私は、直前一か月で全教科をすべて回す事にし、結果これが合格の鍵だったと思います。
学業、仕事、育児などとの両立
私は、専業主婦でしたが、平日の小学校や幼稚園で子供のいない時間帯に主に勉強し、午後はお迎えや夕食の支度等の家事に追われ、やっと子供が寝た時間帯には、自分も疲れて眠くなるという生活で思うように勉強ははかどりませんでした。
夏休みや冬休みの長期にはほとんど勉強が止まってしまい、モチベーションも下がるという繰り返しでしたが、私が受験生ということで家族に迷惑をかけ続ける事も申し訳ない気持ちでいつも過ごしてきたように思います。
今年、こんな状態はもうやめなきゃという強い意志で夫が全面的に協力をしてくれたので、直前期はほぼ家事を停止し、ほとんどの時間を勉強に費やしました。
周りの人の協力がなければ、合格はなかったと心から感謝しています。
これから司法書士試験合格を目指す方(学習を始める方)へのアドバイス
私は、勉強を始める前に必ずくじける時がくると思い、紙に強い意志を書き残しておきました。
正直本当に合格なんて出来るのだろうかと常に頭にありながらも合格を夢見てここまで続けてきました。
ここからがまた新たなスタートだと思いますが、今までと同じ気持ちで勉強に励んでいきたいと思っております。
最後に去年までになくて今年にあったものは、直前期に絶対出来る!やらなきゃ!という強い意志だったと思います。
みなさんも是非自分を信じて突き進んでいって下さい。