W・K さん(60)短期合格
雨垂れ石を穿つ
受験回数 | 2回 |
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出身大学・学部 | 東京大学法学部卒業 |
主な受講講座 | 2017年精撰答練ファイナル記述強化パック |
司法書士を目指した理由
現在就いている仕事(金融関係)で周囲の信頼を得、スムースに進める上で、法律の資格が必要だと考えたからです。
LECを選んだ理由
司法書士試験受験業界で、講師の先生方の顔ぶれ、使用されている教材、カリキュラム、どれをとってもナンバー1だと聞いたからです。
ブレークスルーの良かった点
「ブレークスルーを読み込んで自らの血肉にしさえすれば、合格できる」と確信することができるほどの充実した内容だと思いました。
答練の良かった点や学習への役立て方
私は不動産登記法が苦手で、午前の択一式で良い成績が取れたとしても、午後に崩れる傾向がありました。本年の本試験でも、午後択一式で「やらかしてしまった」わけですが、不動産登記法の記述式で大崩れをせず踏みとどまれたのは、ひとえにLECの答練と模試を受けたおかげだと考えています。答練でひどい点数が返送されてきて、真剣に反省して、間違えた箇所についてのテキストや海野先生の書籍「雛形コレクション」に戻る。特に、賃借権の先順位抵当権に優先する旨の同意の登記などは、現実に出題されたわけですが、直前期の積み重ねのおかげで何も考えずに書ききることができました。その結果、本年の合格を勝ち取ることができたわけで、LECの皆様に感謝でいっぱいです。
秋から始まる答練の良かった点や学習への役立て方
秋から年末にかけての時期は、毎日の勉強の苦しさに負け、また、兼業受験生の私としては仕事との両立に悩むことも多かったのですが、LECの答練は、マンネリ化した勉強姿勢に活を入れ、ペースメーカーの役割を果たしてくれるものでした。その内容は、本試験の出題傾向を十分に踏まえたもので、とても参考になりました。
模試の良かった点や学習への役立て方
模試の結果を真剣に反省して、間違えた箇所についてテキスト等に戻るという繰り返しこそが、本年合格できた理由だと思います。LECの模試は難し過ぎず、かつ、本試験の出題傾向に沿うものですから、たとえひどい点数を取ったときも「本試験では同じミスを繰り返さないぞ」と肝に銘じる機会を与えてもらったと考えることができ、必要以上に凹まずに勉強を続けることができました。
通学のメリット
私は渋谷、新橋、横浜のLEC本校で模試を受験しましたが、訪れる受験生を見て「ああ、この人たちと一緒に本試験を受験するんだな」と思いながら、緊張感をもって受験することができました。本試験の良い予行演習になったと思います。
通信講座の利用方法やメリット・デメリット
兼業受験生の私としては、自分の空いた時間に講座を受講することができることが通信講座の大きなメリットでしたが、講義の現場で講師の先生に質問することができないのは通信の欠点だと思います。
仕事と勉強の両立のコツ
出題範囲がとても広く、暗記する事項がとにかく多い司法書士試験について、私は空いた時間を無駄に過ごさないように心がけました。朝4時から6時まで、通勤のバスや電車の中、仕事場での昼休みの時間、帰宅後就寝時間までと、毎日細かく勉強しました。日々小さな積み重ねではありますが、1年という単位で考えると、大きな岩を穿つほどの力になると考えています。
家庭と勉強の両立のコツ
土曜日も日曜日も早朝から夜まで勉強をしていましたので、家族には随分不自由な思いをさせましたが、司法書士試験に合格するという目標と勉強の進捗状況などをときどき家族に説明し、理解してもらいました。正直に言って、家庭と勉強の両立などできませんでした。これからは家族孝行に努めなければならないと考えています。
これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス
先ほども書きましたが、毎日の勉強はたとえ少しずつだとしても、中だるみをしないでコツコツ続けていると、1年後には大きな岩を砕くほどの実力に成長するものだと思います。あきらめないで努力を重ね、ぜひ合格を勝ち取っていただきたいと思います。