宋 恩峯 さん(23)短期合格
最後までやりきること
受験回数 | 3回 |
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主な受講講座 | 2017年新15ヵ月合格コース<春生> |
司法書士を目指した理由
私は大学時代、法学部に所属していたこともあり、何か法律系の資格を取得したいと考えていました。そして、目に留まったのが司法書士試験でした。司法書士試験に魅力を感じた点としては、まず受験資格がなく誰でも受験できることでした。また、司法書士試験は範囲がとても多いものの、一つ一つの問題自体はそれほど難しいものではなく、頑張れば自分でも合格できると思いこの試験を目指すことにしました。しかし、当時の私は、「卒業までに合格できればいいや」くらいにしか考えておらず、勉強は全く進まないまま気が付けば卒業を控える時期となっていました。私は、就職するか一年専業受験生として本腰を入れて勉強するか悩み、一度目指した以上最後までやりきろうと思い、卒業後再び気持ちを入れ替えて、司法書士を目指すことにしました。
LECを選んだ理由
LECを選んだ理由としては、まず業界最大手ということで安心感が持てたこと、そしてインプットとアウトプットがバランス良く直前期の答練や模試が充実していたからです。また一年で合格しようと目標を定めていたので、一発合格の女神と呼ばれる海野先生の講座を受講しようと決めました。
新15ヵ月合格コースの感想
新15ヵ月合格コースは講義、科目ごとの全科目択一式到達度チェックテスト、不動産登記法・商業登記法の記述式答案作成テストがあり、直前期の精撰答練[ファイナル編]と全国公開模擬試験、全国公開スーパー模擬試験が全てパックになっていて、とても充実した内容だったと思います。また、私自身は法律の知識が少しあったのですが、全く法律に触れたことのない初学者でも理解できるとてもわかりやすい内容だったと思います。
カリキュラムの良かった点
新15ヵ月合格コースはインプットの講義からアウトプットの答練、直前期の模試まで全てパックになっていて、これ一つで試験当日まで安心して勉強出来たことがとても良かったです。また、私が受講した海野クラスには講義ノートとは別に、問題形式となっているセルフレクチャーというものがあって、講義ごとにこのセルフレクチャーを使った復習がとても効率的でした。司法書士試験はとにかく試験範囲が膨大なので、セルフレクチャーを使うことによって、重要な部分はしっかりと復習し、それほど重要ではない部分はポイントだけ押さえるといった具合でメリハリをつけた学習をすることができました。
ブレークスルーの良かった点
ブレークスルーテキストには初級コースであってもほとんど全ての範囲が網羅されているので、ブレークスルー以外に他の参考書を買う必要はないと感じました。また、論点ごとに過去問の番号がふってあるので、テキストと過去問をリンクして効率よく学習を進めることが出来ました。
フォローアップ制度の良かった点
私は基本的に講義を2度聴いたりはしませんでしたが、マイナー科目など自分でテキストを読み返すよりも、もう一度講義を聴いた方が早いと感じ場合には2倍速にして聴くなど有効に活用出来ました。
その他、思い出に残っている講座の名称と良かった点
「答練前にココだけはやっておこう!総論分野を2時間でおさえる道場」
年末年始道場として行われたこの講義は、不動産登記法の総論分野をまとめたレジュメが配布され、要点を解説するものだったのですが、このレジュメが非常に役に立ちました。不動産登記法の各論分野は、講義中に申請書の雛形を覚えたり、記述式問題を解いたりするので理解しやすかったのですが、総論分野は苦手意識がありました。しかし、この道場を受けて、レジュメを使って復習していると、逆に総論分野のほうが簡単だと思えるようになりました。本当にこれをこの価格で受講して良いのかと思ってしまうほど分かりやすくまとめられていて、私は試験当日までこのレジュメを重宝していました。
答練の良かった点や学習への役立て方
直前期を迎えるまでは、直前期にどのように勉強すれば良いのか不安だったのですが、4月からの精撰答練[ファイナル編]が週1回のペースであり、それをペースメーカーとして上手く学習を進めることが出来ました。また、今年から精撰答練[ファイナル編]は毎回記述式の問題も用意されていたので、記述式の実力養成に役立てることが出来ました。
通学していて海野講師のここが良かった
私が短期合格することができたのは、やはり一発合格の女神である海野先生の講義を受講したからだと思います。海野先生の講義は法律初学者でも全く問題なくついていけるとても分かりやすい内容でした。また、分からないところは講義後に質問すれば時間を問わず詳しく教えてくださり、その日中に講義の内容を消化することができました。さらに、出題が予想される最新判例や法改正なども講義中に詳しく解説されていたので、常に試験を意識した学習をすることができました。また、科目ごとに講義の復習方法や復習にかける時間、過去問を解く時期や記述式問題を解くペースなども全て講義の中で説明されていたので、学習方法について悩むことはあまりありませんでした。直前期は講義がないので不安な気持ちもあったのですが、インプットが終わる頃には、直前期の学習方法や過去問を解く範囲なども指摘されていたので、安心して直前期の学習を進めることができました。私は海野先生が講義中に教えてくださった勉強法以外に特別なことは何もしなかったのですが、結果を出すことが出来たので先生の凄さを改めて実感することが出来ましたし、合格するためにはあれもこれもと手を広げずに講師の言うことを良く聞くことがとても重要だと感じました。
模試の良かった点や学習への役立て方
全国公開模擬試験、全国スーパー公開模擬試験の印象としては、択一式問題については本試験と同程度のレベルであり、記述式については本試験と同程度か若干難しかったと思います。全国公開模擬試験、全国スーパー公開模擬試験ともに直前期の学習に役立つ特典が付いていたので、休憩中や気分転換の際に有効活用することが出来ました。
通学することのメリット
通学するメリットとしては、講義後にわからないところの質問や勉強法について相談することができる点と、学習のペースメーカーになる点だと思います。また、なにより同じクラスの方たちと仲良くなって同じ目標を持つ仲間ができることが一番のメリットだと思います。
これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス
私自身、15か月の間、辛いこともありましたし、モチベーションが上がらずに勉強が全く手につかない時期も何度もありました。答練の点数が下がってしまったり、記述式で同じ論点を何度も間違えたりするとやる気がなくなってしまうこともありました。しかし、家族や友人の支えがあり、先生のご指導があったからこそ最後までやりきることが出来たし、結果を出すことが出来ました。自分一人の力では決して合格することは出来なかったと思います。 これから司法書士試験を目指す方たちへ精神面のアドバイスとしては、やはり最後まであきらめずにやりきることだと思います。勉強期間中は上手くいかないことの方が多いと思いますし、諦めてしまいたい瞬間も訪れると思いますが、決して投げ出すことなく最後までやり遂げていただけたらと思います。また、勉強面では当前のことですが、基本を大切にすることが大切だと思いました。この試験はとにかく覚える範囲が膨大なので基本論点と応用論点をしっかりと区別して、まずは基本論点をしっかり押さえることを大切にするべきだと思います。是非、合格を目指して頑張ってください!