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2017年度合格
正込 利美さんの合格体験記

合格者

正込 利美 さん(64)短期合格

61歳からはじめて64歳で合格

受験回数 3回
出身大学・学部 中央大学法学部法律学科
主な受講講座 2017年パーフェクトローラー合格ライトパック
2016年パーフェクトローラー合格パック
2015年新全日制本科コース

司法書士を目指した理由

私は大学卒業後に入社した会社を平成25年3月に60歳で定年退職して、余生をのんびり過ごそうと思い、出身地の田舎に帰ってきました。最初の1年位は、名所旧跡や温泉を気ままに巡って、また、図書館で読書をとのんびりと暮らしていましたが、そのうちに行きたい所もなくなり、読書にも飽きて時間を持て余すようになりました。そこで、時間つぶしと健康管理を兼ねて、徒歩で片道30分のスポーツジム通いを始めました。ジム通いを始めてから4ヶ月位たったある日の帰り道で、たまたまコンビニの横に置いてあるLECのパンフレットスタンドが目に入りました。そして、各種の資格試験講座のパンフレットを眺めているうちに、学生時代は学費や生活費のために、大学に登校した記憶が殆ど無いほどアルバイトに明け暮れて、学業を疎かにした昔の自分を思い起こしていました。翻って、今は幸いにも贅沢をしなければ貯えと年金で老後の生活を賄うことができ、無職で自由な時間があるので、何か資格試験に挑戦してみようと思い立ったのがきっかけでした。大学が法学部だったこともあり、法律系の資格をと思い司法書士資格に決めて、翌日、LECを訪問して受講申し込みをしました。そして、翌日から往復約1時間のウォーキングを兼ねたLECの自習室通いの毎日が始まりました。当初は1年もあれば何とかなるものと思っていましたが、いざ勉強を始めて見るとその科目数の多さ、学習範囲の広さ、習得すべき知識量の多さに圧倒されると同時に、若い頃と違ってなかなかテキストや講義内容を記憶できない、記憶しても忘れてしまう自分の脳の経年劣化に愕然とし焦燥感を覚えました。途中、何度か諦めかけましたが、ある講師の方の「司法書士試験に特別の才能は要らない、努力した凡人が受かる試験です。」「合格者の平均受験回数は3回です。」との話を信じて地道に取り組みました。また、LECのスタッフの皆さんや家族のサポートと温かい励ましにより、何とか3年3か月間続けられ、3回目で合格することができました。本当にありがとうございました。

新全日制本科講座の全体的な感想

1年目は新全日制本科コースを受講しましたが、法学部出身とはいえほとんど法律の勉強をしたことのない初心者の私にも分かり易く、メリハリのある講義で、比較的楽に講義のペースについて行くことができました。特に、根本講師の寸劇と記憶に残るワンフレーズがとても良くて、最後まで飽きることもなく受講できました。

パーフェクトローラー講座の良かった点

2年目と3年目も根本講師のパーフェクトローラー講座を受講しましたが、時々、講義の合間に織り込んで話して頂けるアドバイス(スケジュールの立て方・勉強の取組み方法や心構え・迷った時や落ち込んだ時の対処方法等)がとても参考になりました。お陰様で途中脱落の危機を何回か回避できました。

答練の良かった点や学習への役立て方

答練および模試の感想や役立て方を少し述べますと、知識習得のためのみではなく、自分の性格・能力に合った解答順やマークシート記入タイミングを色々と試しました。最終的に午前の択一式は、民法・刑法・会社法・憲法の順番で、午後の択一式は問題文通りの順番で、記述式は商業登記法・不動産登記法の順番で解き、マークシートはすべての問題を解いた後にまとめて記入することに決めて、その順番・要領で答練および模試を受けて自分の解答スタイルの確立にも活用しました。中でも、商業登記法は不動産登記法と異なり枠ずれの心配がなく、熟考して時間をかけ過ぎてしまう設問も少ないので、先に商業登記法を一通り書けるだけ書いたうえで、不動産登記法に取り掛かったほうが、時間効率面・得点面・心理面から有利だと感じました。また、時間配分も考えて取り組みました。特に、午後の本試験は時間との戦いなので、択一式問題と記述式問題の時間配分も重要です。私は午後の択一式は1時間10分以内と目標時間配分を定めて、答練および模試ではそれを実践し、復習時には自分で時間を計測して目標時間内での終了に取り組みました。

これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス

最後に、私の3年3ヶ月間の受験期間を通しての勉強の心構え・取組み・感想を思い付くままに記します。何事も継続反復です。若い方は勿論、高齢者でも継続反復すれば、記憶は定着します。そして、努力はいつか実ります。特に、私は61歳を過ぎてから始めましたので、若い方たちの2倍は努力が必要と覚悟して取り組みました。テキストを予習してWeb講義を聞く、そして2〜3日以内にもう1回講義を聞く、そして、テキストを通読するを繰り返し、全科目のブレークスルーテキストを通算で5回通読しました。私の一番の弱点科目は記述式でした。答案練習や模試でもなかなか問題文を読み込めない、読み飛ばす、論点を見逃す、ひらめかないの繰り返しでした。そこで、2年目からは、択一式と記述式の勉強時間の配分が40%:60%位と記述式対策に比重を置きました。そして、不動産登記法・商業登記法の得点を合計42点超(70点満点の60%)と所要時間1時間50分を目標に答練や模試そして過去問集の記述式問題を繰り返して解きました。答案は省略せずにすべて本番と同じように腱鞘炎になるくらい申請書を書きました。そして、その都度、自己採点を行い、間違えた個所は解答の解説を熟読しました。因みに、総合得点の最終目標を択一式午前・午後とも各90点の合計180点、記述式が2問合計42点の222点と定めました。最後まで記述式の弱点を克服することはできませんでしたが、今年の本試験では記述式は合計42点と何とかギリギリ目標の42点を獲得することができました。過去問集は全科目、問題毎に3回連続正解となる事を目標に取り組みました。間違えた問題は解説を確認して知識習得に努め、連続3回正解した問題は次回からは取組対象から除外しました。中には、何回取り組んでも正解できず10回連続不正解の問題もありましたが、自分とは相性が悪い問題だと割り切りました。以上、月並みな部分が多いですが、多少なりともこれから学習を始める方の参考になれば幸いです。受験生の皆さんのご健闘をお祈りします。

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