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2017年度合格
H・Tさんの合格体験記

合格者

H・T さん(30)短期合格

LECの良かった点は講師が優しい所と教材が充実しているところです

受験回数 3回 ※お試し受験含む
出身大学・学部 高校中退
主な受講講座 2017年実践力PowerUpオールインワンパック
2016年新全日制本科コース

司法書士を目指した理由

平成26年度に宅建を取得してその後のステップアップとして司法書士を目指しました。司法書士という資格は合格率3%という難易度が高い資格であって誰でも挑戦できる資格でもあります。学歴がない僕にも挑戦できるし、初学者でも頑張れば合格できる資格だと思っていました。また、すぐにでも独立できる資格でもあるのと、司法書士は街の法律家として人のお役に立つ職業なので司法書士になろうと決意しました。

LECを選んだ理由

LECは法律系資格の業界大手でありますし、講座のカリキュラムがしっかりしているし、合格者も多数輩出しているのでLECを選びました。正直、LECか別の予備校にするかで悩んでいましたが司法書士の講座説明会に参加した時に担当してもらった方にとても親切に相談に乗ってもらったこともLECを選んだ決め手となりました。最初に申し込んだのは全日制本科講座で全日制本科講座は濃密なカリキュラムが組まれており専業受験生にはもってこいの講座です。朝から晩までスケジュールが組まれていたので、自分には最適だと思い受講しました。

新全日制本科講座の全体的な感想

私は新全日制本科講座を通学で受講していました。全日制はインプット講座が185回とアウトプット講座が78回あり勉強に専念できる人を対象とした講座です。初学者でも一から丁寧に教えてもらい、カリキュラムに沿って勉強していけば十分実力が身に付きます。

カリキュラムの良かった点

新全日制本科は年内にインプット講座が終わり、年明けからアウトプット講座が始まります。1日6時間の講座が一週間に3日あって12月までにインプットの講座が終わり、年明けからは答練や模試が1週間ごとに始まります。インプット、精撰答練[実力養成編]、精撰答練[ファイナル編]、公開模試が丁度いいペースであり、私が受講して思ったことは本当に忙しかったです。目の前に与えられた課題をやるのが精一杯で、1年目の私は全然余裕はなかったのですが、とても毎日が充実していて楽しかったです。全日制のカリキュラムに沿って勉強していけば必ず実力はつくと思います。

フォローアップ制度の良かった点

1年目は梅田駅前本校に通学していましたので、教えてチューター制度は使わず直接講師の方に質問していました。講義が終わった後も残って熱心に質問を答えてくれたので、分からないところはすぐに解決することが出来ました。また、自習室も毎日利用していました。私は家で勉強するにあたって集中できるタイプではなかったので毎日自習室の方を利用していました。自習室には司法書士を志している仲間もいるので、情報交換したり、時には教えあったりして、最後まで折れずに勉強を続けられたのも仲間がいたおかげだと思いますし、意識が高い仲間と同じ勉強をすることでモチベーションを高めるにも最適です。家で勉強が捗らない時や、やる気が出ないときは自習室を利用することをお勧めします。

実践力PowerUp講座の良かった点

1年目に不合格が分かってすぐに実践力PowerUp講座を申し込みました。担当は海野先生と赤松先生でした。実践力PowerUp講座のテキストは非常に優れたもので、図表も多くすぐに結論が書かれているので非常に便利でした。1年目に知識を詰め込み、頭の中の知識がバラバラになっていたのですが、2年目の実践力PowerUp講座のテキストのお陰で、それらが整理され知識がスムーズに引き出せるようになました。また、とても読みやすく何回も繰り返して読んでいました。1年目は成績が全然伸びなく悩んでいましたが、実践力PowerUp講座を受講してカリキュラムに沿って勉強していくことで成績がグングン伸びて行きました。実践力PowerUp講座では半年ぐらいの期間で全体の受験範囲をもう一度受講していくスケジュールで、もう一度、重要論点をしっかり学習します。それと、並行して海野先生のセルフレクチャーという教材を使って学習していくことで法的思考力がかなり身に付きました。全範囲を網羅的にもう一度学習する実践力PowerUp講座は本当に良かったです。

答練の良かった点や学習への役立て方

LECでは1月から3月の精撰答練「実力養成編」、4月からは5月中旬までは精撰答練「ファイナル編」、5月末からは全国公開模擬試験とスーパー公開模擬試験が用意されています。問題も異なったレベルのものが用意されていて、答練を受ける上でまずはそれぞれの答練について個別のテーマをもって受けるべきだと思います。また、[実力養成編]は出題範囲も決まっているため、ペースメーカーになるという点と毎回、記述式の新作問題を解くことが出来て、時間配分の練習が出来ることです。また、解く順番を練習するのにも役に立ちました。[ファイナル編]では午前科目と午後科目とが分かれており、特に午後科目は時間配分は重要です。午後科目は時間がないので全肢を検討して答えを出すのか、軸になる肢を見つけて答えを出すのかを答練で練習したりするべきだと思います。私はマイナー科目に関しては全肢検討でしたが、不登法と商登法は軸になる肢を見つけて答えを出していました。合格した年には択一式は1時間で終わらせて、残りの2時間で記述式を仕上げていました。また、答練の復習について、択一式の復習は一切しませんでした。改めて問題を解く時間が勿体なっかたので、答練で間違った肢は自分のインプット教材に書き込んで二度としませんでした。ただ、記述式に関しては何回も解きなおしていました。記述は場数を踏む事が大事なので色んな問題を解いて対応力を鍛えていました。答練は所詮練習なので、色んな事に挑戦して、自分に合った勉強方法を見つけ出す事が大切だと思います。答練の成績も一切気にしなくてもいいと思いますし、仮に悪くても所詮練習なので「本試験で間違わなくて良かったな。次は絶対間違わないぞ」と思えるような気持ちになる事の方が大事だと思います。

海野講師のここが良かった

2年目の通信で受講していた、実践力PowerUp講座を担当していた海野講師は素晴らしい先生だと思います。海野講師は初学者でも分かりやすく、実際の実体験をお話してくださるので講義内容のイメージがわきやすく、また、士気を高めることもできました。雑談を含めたすべてのお話が面白いので毎回の講義を楽しみにしていました。また、海野先生はベテラン講師でもありますので、受験生がつまづきそうな場所を熟知しており、本当に丁寧に分かりやすく講義をしてくれました。

模試の良かった点や学習への役立て方

4月に全国実力判定公開模試試験が1回あり、5月の下旬から6月にかけて全国公開模試試験が2回、全国スーパー公開模試試験が2回あります。会場受験か自宅受験かを選ぶことができ私は会場受験を選んでいました。会場受験での模試も色んな事を試す場として活用していました。また、模試は受験者数も多いので、自分の実力がどのくらいの位置にあるのかを客観的に把握することが出来る点でもよかったです。

通信講座の利用方法やメリット・デメリット

2年目に受講した実践力PowerUp講座は、通信での受講でした。通信のメリットは時短だと思います。講義も倍速機能がついているので倍速機能を利用したら通常の講義より早く終わることもできるし、聞き直したい時があれば何度でも聞き直せることができるのが、通信講座のメリットだと思います。私は2倍速で講義を聞いていましたので、かなり時短にもなったし、勉強時間も確保することができました。デメッリットとしては孤独になりがちになってしまう点と、怠けてしまうと受講していない回数が増えてしまい、途中で投げ出してしまう可能性があるという点です。どれだけ自分に厳しくできるかが重要になってくると思います。

これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス

私は家族、友人、親戚。沢山の応援のおかげで合格を掴み取ることができました。司法書士試験は本当に厳しい競争です。合否には、実力だけではなく運も大きく影響すると思います。しかし、諦めずに努力を続けていけば必ず合格できると思います。小さな目標を立てて一つずつ仕上げていってください。大切なことは諦めずコツコツやることが重要です。止めたら一生合格することができませんが、止めなければ必ず合格する時が来ると思います。最後まで絶対に諦めない!という強い意志をもって頑張ってください。応援しています。

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