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2016年度合格
白崎 祐樹さんの合格体験記

白崎 祐樹さん

白崎 祐樹 さん(31)短期合格

自分を信じることが全て

受験回数 2回
出身大学 北海学園大学 法学部
受講講座 2016年札幌本校オリジナル中上級パック
2015年新15ヵ月合格コース<春生>

司法書士を目指したきっかけ

大学が法学部ということもあり、法律系の資格に興味をもっていました。自分の性格上、人に何か言われて動いたり、誰かの責任で仕事をする事ができないと分かっていましたので、独立性が強く、強力であり、ある程度の社会的地位のある資格を取得したいと考えていたころ、たまたま資格一覧が載っている書籍を見たところに、司法書士という資格があることを知りました。当初は聞いたことがない資格のため、何をする人なのかわかりませんでしたが、140万以内であれば、訴訟ができるという事だけはわかり、弁護士以外に訴訟ができるなんてすごい、単純ではありますが、カッコイイなと率直に思いました。さらに調べていくと、登記業務、供託、成年後見など、国民の権利を保護し、社会貢献に寄与する重要な責任と使命があり、誰にも出来る事ではない素晴らしい資格なんだと、司法書士に対する憧れと同時に、自分もなりたいという気持ちが強くなったのが、司法書士を目指したきっかけになります。

※簡易裁判所における訴訟の目的の価格が140万円以下の民事訴訟手続に限る。

LECを選んだ理由と講座を選んだ理由

司法書士の合格者輩出数が多く、長年研究されているカリュキュラム、テキストの素晴らしさ、より実践に近い模試、講師陣に対しての評価の高さに定評があるというのをインターネット上の、情報から一番目に付いたのがLECでした。これから法律を勉強していく方には、聞きなれない文言かもしれませんが、何度か出てくるいわば、〔通説〕だと個人的に感じたわけです。私は社会人のため、働きながら勉強が出来るカリキュラムも必要でした。仮に休んでしまった場合もLECのマイページから講義を見ることが出来る体制も整っているため、働きながらでも勉強することが可能です。私の大学にお世話になった臼杵先生が講義をされており、知っておりましたので、臼杵先生のクラスで司法書士を目指したいと思ったのが選んだ理由でもあります。

新15ヵ月合格コースの感想

全体的な感想として、私は一発合格者ではありませんが、15ヵ月で十分合格可能な講座だと思います。働きながらLECに通っていましたが、社会人でも復習が追いつく程度の進行具合です。時間をかけるべき科目については十分に時間をかけて、そうではない科目(適当ではありません)については、最低限、必要な部分について時間をかけて、メリハリがありますので、自分は今、何をすべきなのかが明白になり迷わずに進んでいける講座だと感じます。

カリキュラムの良かった点

よくできているカリュキュラムだなと改めて思います。合格するために必要な知識量(インプット)実践するためのアウトプットをバランスよく組み込んでいると思いました。ある程度のインプットをしてから、ベストなタイミングでの模試(アウトプット)により知識の定着化が図られており、このコースで合格のために必要なものが、全てそろっていると感じます。LECの中身の濃いカリュキュラムにより、しっかりとした基礎固めをしてから実践に移りますので、真の力が付いたのではないかなと思っております。特に模試は大変助かりました。司法書士試験は、数ある国家資格の中でも知識量が膨大なため、理解しているところが、自分自信どこなのか分からなくなってきますが、カリュキュラムに組み込まれている本番に向けた品質の高いLECの模試により知識の確認、弱点を見つめ直すことができました。LECの模試を受ける全国の人数が多く、自分が合格圏内に居るのかどうかがある程度把握できること、それによって自分の位置がどのあたりなのかを知ることができました。合格するためには、品質の高い模試を受けることが非常に重要な要素ですので、その部分についても万全な合格コースだと感じました。

ブレークスルーテキストの良かった点

ブレークスルーテキストは、司法書士試験に必要な情報量が記載されており、覚えづらい部分は図表や、比較表を使ったりなど、様々な工夫がされているテキストでした。分かりづらい法律用語は、意味が記載され、初学者でも理解しやすいと思います。メモができるように余白欄もあり、私は余白に先生が講義中に仰った重要な部分を書き込み事で情報をブレークスルーに一元化していました。法改正にも当然対応しており、改正された部分が本試験に出題されましたが、問題なく解くことができました。私にとってブレークスルーは最強のテキストです。

フォローアップ制度の良かった点

私は社会人でしたので、週3回のうち講義に出席できない週が1度ありました。出席できなくても、数日でインターネットから講義を見ることが出来たのは非常に良かったです。そのおかげで、出席できなくても勉強に遅れるということは無く、続けることができました。私の利用していた札幌本校では、自習室も複数あり、自分にあった部屋に入り、勉強することができます。私は、模試の前、講義前に利用させてもらう事があり時間の無い私にとってはありがたかったです。

答練の良かった点・学習への役立て方

私が合格できたのは、答練のおかげだといっても過言ではありません。司法書士試験は、範囲が膨大なため、自分がどのレベルに達しているのかがわからなくなり、苦手な科目がどこなのかも分からなくなります。それを答練を受けることで、自分の苦手な部分を明確にすることができ、点数が悪かった部分は、ブレークスルーで復習することに役立てました。答練のカリキュラムも、最初から、全部の範囲から出るのではなく、午前科目と午後科目にスケジュールによって分かれているので、復習がしやすく、合格レベルに達するための工夫がされていると思います。私は答練に追いつくために復習して、良い点数をとってやろうという事を目標に頑張れましたので、答練がなければ合格は無かったと思います。

通学していて臼杵講師のここが良かった

私は、臼杵先生の生講義を受講していました。先生は、記憶が残りづらい部分は、雑談を交えて楽しく講義をしてくださったり、受験生が間違いやすい部分は何度も時間をかけて説明してくださいました。試験に必要な部分は時間をかけて、そうではない部分は少しの時間ですすめてくださいましたので、メリハリがあり無理なく進めることができました。モチベーションを保つために、司法書士の良さを講義中に話してくださったりなどもしてくださいました。講義が終わった後も、分からない部分は質問して、丁寧に答えてくださりとても分かりやすかったです。ありがとうございました。

仕事と勉強の両立のコツ

社会人受験の両立のコツは、睡眠を取ることが重要だと感じます。私は当初、仕事から帰宅してすぐに勉強を始めましたが、どんなに気合が入っていても、勉強中に寝てしまい効率が悪く勉強になりませんでした。悩んだ結果、帰宅したら一度仮眠を取ってから、勉強をすることにしたところ、寝てしまうことはなく、勉強を続けることができました。睡眠をしっかり取ることをお勧めします。モチベーションの維持の方法ですが、時間がなくても、自分は恵まれているんだと思って勉強することです。仕事をしながら勉強するということは、少ない時間しかありませんので、その分、時間がある人よりも必死さが違います。自分は、働きながら勉強しているからこそ、続けることができているんだとポジティブに考えることで、両立していく事ができました。

家庭と勉強の両立のコツ

私は結婚しているので、妻の協力が必要不可欠でした。仕事から帰宅すると勉強のためにすぐに仮眠をとるという生活をしていましたので、起こしてもらうためにお願いをしていました。妻の協力が無ければ、受からなかった試験です。自分の時間だけあったとしても、続けられなかったと思います。合格したときは、自分よりも妻が喜んでくれましたので、よっぽど我慢をさせてしまったんだと思います。私は出来ませんでしたが、感謝の気持ちを伝えて、時間が少しでもある時は、たわいも無い話をして、メリハリを付ける事が重要だと思います。妻には本当に感謝しています。

これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス

私はこの講座を受けて、二回目合格者ですが厳密に言うと、講座を受ける前に独学で勉強していましたので二回目ではないです。その経験から、独学で受かることは不可能ではないですが、極めて難しいということです。モチベーションの維持、法改正などに自分では対応できず勉強方法も、何が正しいのか1人では、気が付くことが出来ないことが多く遠回りしてしまいます。無駄な時間だけは過ごすべきではないです。私は講座を受けて、すぐに成績があがりました。勉強方法が間違っていたということです。今だから言えますが、本気で取り組むのなら、早めに講座に取り組めばよかったと少し後悔しています。司法書士試験は、範囲が膨大ですが、問われている部分は当たり前の事を聞かれている試験なので、学習方法さえ間違わなければ短期合格可能な試験だということです。最後は自分を信じることができるかどうかで、合否が決まります。勉強を進めて、悩む時は誰にでもある事なので、悩んだときは自分を信じてください。信じることが出来なくなった時に、勉強することをやめてしまいます。合格している方は、信じることができたからなのです。忘れないで下さい。

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