
﨑山 雅史 さん(25)短期合格
コツコツやればどんな人でも受かる!
受験回数 | 3回 |
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出身大学 | 北海学園大学 法学部法律学科 |
受講講座 | 2016年精撰答練直前パック 2015年札幌オリジナル中上級コース 2014年新15ヵ月合格コース<秋生> |
司法書士を目指したきっかけ
私が司法書士試験を目指したきっかけは、自分に誇れる何かが欲しかったからです。大学生の頃、将来どうなりたいかを考えた際、まず組織に縛られない自由な仕事をしたいと思いました。その最中非常勤講師として教壇に立たれていた担当講師と出会いました。当時ろくに勉強もせず遊び呆けていた私でしたが、その講師の法律のお話は引き込まれるほど面白く感じました。そこで初めて司法書士というものも知りました。「この先生はなんかいきいきしていて、人生楽しそうだな。その司法書士というものを取れば俺の人生も楽しくなるかな」と、最初は浅はかな考えで担当講師の後を追うようにLECの申し込みをしました。その後勉強を進めていくうちに登記の面白さ、業務範囲の広さに魅力を感じ、いつしか純粋に法律家になりたいと思うようになりました。
LECを選んだ理由
私の場合、強制力がないと怠ける人間だと分かっていたので通信ではなく通学にしないといけないと思ったこと、また通学の場合担当講師はフランクな方の方が頭に入りやすいと思ったこと。臼杵クラスはその両方が兼ね備わっていました。実績がある学校よりも気持ちを盛り上げてくれること、やる気を引き出させてくれる方が大事だと思ったからです。
新15ヵ月合格コースの感想
新15ヵ月コースは法律初学者にもわかりやすくかつ程よいスピードで講義を展開してくれると思います。法律を勉強していく上で一番の悩みは「どういうことなのかわからない」だと思います。その「どういうこと」の部分が非常に分かりやすかったです。また、勉強していく上での「段階」というものも丁寧に教えてもらえます。これは行き詰った時やスランプの時に今自分がどの段階にいるのかということが分かる大事な指標になりました。
カリキュラムの感想
LECのカリキュラムは、端的に言うと「効率的かつメリハリのあるプランニング」です。前者の「効率的」に関しては特に民法と不動産登記法のカリキュラムに一番色濃く出ていました。この二つは勉強の手順を間違えると無駄に時間がかかってしまいます。しかしLECの手順で進めるとかなり効率的にものにすることができました。 「メリハリ」に関しては、大事なところやもし本試験で出たら合否を分けるような原則的なところを強調して講義を展開しているのがすごく印象的でした。このおかげでマニアックな難しい論点に気を取られることなく勉強できたと思います。
ブレークスルーテキストの感想
ブレークスルーは必要な情報は厚く、合否も分けないような余計な知識は載っていない、司法書士の勉強をするには最適なテキストである思います。どこが重要で何がポイントなのかが一目でわかり、何度も読んでいくうちにスピードが速くなり効率よく進められます。個人的に特に素晴らしいと思ったのは不動産登記法です。登記記録や雛形が充実しており、読めば読むほどどんどん理解することができました。
自習室の良かった点
自宅では勉強ができないタイプであった自分にとって自習ブースはありがたかったです。静かでかつ分からないところがあればすぐ講師に聞きに行ける環境が良かったです。一度帰宅してから勉強というよりもロスタイムを少なくできるとも思います。
答練の感想
スポーツ経験がある方はよくわかると思いますが、「練習は本番の如く、本番は練習の如く」というように、答練はまさにその「練習」の場であると思います。野球で例えると、テキストを読む行為は素振りのような基礎練習、模試を受けることは練習試合になります。練習試合というのは半分試合であるため実力を出すためのメンタル面も試されます。素振りしかしていない普通の人は本番でホームランが打てるとは思えません。私はこのような感覚で答練を活用しておりました。答練を受けるにあたり意識していたことは、「誰でも取れる問題だけは絶対に取り逃さない」ということでした。これは基礎レベルの知識問題はもちろん、「人としてのミス」を絶対にしないことに重きを置いていました。点数は取れるに越したことはないですが、点数がいいから受かるというものではありません。「人としてのミス」の代表例は正しいものと誤っているものを逆に選んでしまうような凡ミスのことです。この試験は受かるか受からないかで競ると最終的に凡ミスの量で明暗が分かれます。本試験はおそらくほとんどな方が緊張するでしょう。その緊張状態でベストを尽くすためには日ごろの鍛錬がすべてものを言います。そのためにも答練というのは素晴らしいものであると思います。
通学していて臼杵講師のここが良かった
私はLECの講座を受講するまで、予備校というのは合格するための知識のみを淡々と教えてくれる場でしかないと思っておりました。しかし臼杵裕美先生はそれだけではなくメンタル面に関する話、自己体験を踏まえた説明、メリハリがあり時折面白い雑談も交えながら、そして激励しながら受講生のやる気に常に火をつけてくれる講義が非常に印象的でした。何事も楽しんでやると伸びが早いです。一連の講義でそのことも改めて教わったような気分です。 また常に受験生目線でお話ししてくださるので、理解できなかったところがあり落ち込んでも「自分だけじゃない、今は分からなくてもいつか絶対わかる」と前向きになれました。
これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス
はっきり言って、司法書士試験というものを客観的に見ればべらぼうに難しいです。しかし、ブレークスルーを信じ、正しいやり方でコツコツ続けたらどんな人でも必ず合格します。現に私もずっと勉強とは無縁の人生を送ってきました。この試験は頭の良い人よりも粘れる人が合格できる試験です。とはいっても、現実問題辛いことがたくさんあるでしょう。くじけそうになった時は合格した自分の姿を想像しましょう。そうして気持ちを盛り上げて本番でフルパワーを発揮して合格を勝ち取ってください!