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2016年度合格
春日井 未琴さんの合格体験記

合格者

春日井 未琴 さん(44)

為せば成る!

受験回数 7回
出身大学 昭和女子大学 家政学部
受講講座 2016年名古屋オリジナル中上級パック
2015年名古屋オリジナル中上級パック
2014年パーフェクトローラー合格ライトパック

司法書士を目指した理由

宅建士の試験合格後時間があまってしまい、その時姉に「司法書士の資格が役に立つからいつか勉強したいと思っている」と言われ、姉より先に自分が合格するぞと何気なく思った。用事で出かけた法務局で、地元では女性の司法書士事務所がないことに気づき、「私が地元で事務所を開設する女性司法書士になる!」、母と姉が宅建士を持っており、「姉も母も持っていない司法書士資格を自分が取るんだ!」と強く決心したから。

新15ヵ月合格コースの感想

法学部でもなく、司法書士事務所での勤務経験もないので、テキストが充実していてよかった。でも、働きながらあまりなじみのない法律の勉強は難しかった。なじみがなさ過ぎて問題を解けるように知識を整理するのに時間がかかってしまった。

カリキュラムの良かった点

通学で通うことで、緊張感を持って学習することができた。全科目が網羅されていて、どこを勉強すればいいのかわかりやすかった。

ブレークスルーテキストの良かった点

わかりやすく解説されていて、試験によく問われそうなことがまとめて書かれていて勉強しやすかった。

パーフェクトローラー講座の良かった点

初級より一歩踏み込んだ内容になっていて、まとめや似ている制度の比較を図にまとめられていて、頭に入れやすかった。
根本先生と海野先生の講座を交互にとって、勉強に慣れを起こさないようにした。

思い出に残っている講座

名古屋オリジナルの伊藤講師の生講義
伊藤先生の緊張感ある講義が、勉強しなきゃという気にさせてくれた。一緒に勉強している友人もいないので、生講義に参加して情報を得ることができた。特に質問などはしなかったが、それでも先生に見守られているような安心感があった。

答練の良かった点

記述の答練の問題でいろんなパターンのものを解くことができて良かった。詳しく解説もされているので、一人で勉強するのにとても役に立った。特に2016年合格向けの答練は今までになくひねりのきいた問題があり、本試験の問題を見ても焦らなかった。

通学していて伊藤講師のここが良かった

伊藤講師の緊張感のある生講義がいい。厳しい口調の中に愛があり合格目指してくじけながらもあきらめることなく勉強することができた。一見とっつきにくそうな先生だけど、実は親身に相談にのって頂けた。「試験は喧嘩ではない」と言われ、試験問題に「よろしくお願いします」と心の中で話しかける余裕ができ、じっくり問題と向かい合うことができた。

通信受講していて海野講師・根本講師のここが良かった

海野講師のメリハリのある講義、根本講師のインパクトのある講義。
通信講義を聴いていると、姉が「今年はあのインパクトのある男性の先生じゃないんだね」と話しかけてきたこともある。

模試の良かった点

その時の自分の合格への到達度を知ることができた。苦手な科目、得意な科目が数字でわかるので、勉強時間の配分に参考になった。でも結果が良すぎて本試験で油断してしまったこともあるので、結果に振り回されたりしないようにしなければならないと思う。

通学のメリット・デメリット

通学するには交通費がかかるが、通信講座では感じることのない緊張感を感じることができるのがいい。勉強する場所を変えることで、合格に向けて気持ちも前向きにすることができた。教室にいる話もしたことのない受講生を密かにライバル視し、「あの人には負けないぞ!」と自分にはっぱをかけていた。

通信講座のメリット・デメリット

仕事をしながらの勉強だと通学する時間がなかなか取れないので、いつでも好きな時に講座を聞くことができるのはいいことだと思った。しかし、あとでやろうと後回しにしてしまい、結局やらないままになってしまったりすることも多かった。ノルマのように講義を聴いてしまって、結局頭に全く入っていないこともあった。何度も聴けるときいていても、1回しか聴かなかった。

宅建取得後になぜ司法書士を目指そうと思ったか

東京にいたころは毎日東京で生活するために営業事務として働いていて、その頃は宅地建物取引士や司法書士になろうなどとは全く思わなかった。東京の大学進学後15年後に愛知に戻ってきて自分は人に頼りにされるような資格がないことに気付いた。もっと人の役に立ちたい、役に立つ仕事がしたいとおもった。家業の不動産業を手伝うようになり、不動産の仕事より、司法書士の仕事の方が自分に向いているのではないか、不動産の仕事に司法書士の資格が役に立つのではないかと強く感じたから。

仕事と勉強の両立のコツ

夜は集中力もなくなるので、朝早く起きて勉強するようにした。だらだらと机に向かうのではなく集中できないときは気分転換又は勉強を中止したりした。無理のないメリハリをつけた計画を立てて勉強を進めた。京都大学教授が大学受験の際に、勉強ができたときはカレンダーに色を塗るようにした。次第に塗ることが楽しくなって塗るために勉強するようになったという新聞記事を読んだ。それを自分で実践してみると、朝早く起きて勉強ができるようになり、勉強するのが苦痛ではなくなった。テキストを見ているだけでは頭に入ってこないので、小さなメモにまとめて少しでも時間のある時に見るようにした。

これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス

私は36歳から勉強を始めて、7回受験して合格することができた。諦めることはいつでもできる。でもそれではいつまでたっても合格できない。問題集を机に積んで勉強する生活から抜け出すためには、合格するしかない。本当のライバルは同じ教室で学ぶ受講生ではなく自分。頑張れ私!負けるな私!と友人に手紙を書きながら自分を奮い立たせていた。何度もくじけたり、八つ当たりしたりしてもいいので、勉強し始めたら諦めず合格までめざしてほしい。祖母が食事の前に呪文のように唱えていた「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」(米沢藩主 上杉鷹山)この言葉をよく口にしながら勉強を頑張りました。合格すると言葉で表現できないほどの達成感を味わうことができ、今までとは違う道が開かれるから。みなさん、為せば成る!

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