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2016年度合格
後藤 信義さんの合格体験記

合格者

後藤 信義 さん(53)短期合格

“1年目の大敗北”をバネに “2年目に差し切り合格!”

受験回数 2回
出身大学 早稲田大学 教育学部
受講講座 2016年公開模擬試験パック
2015年精撰答練レギュラーパック
2015年新15ヵ月合格コース<秋生>

司法書士を目指した理由

約5年程前、ささやかな中小企業ではありましたが役員として勤務していた不動産会社が経営破綻し、将来の見通しが立たない不安に苛まれながら、不慣れな小売業界で契約社員として約2年間を過ごしていました。しかし約3年前に、「右肩上がりの経済成長が期待できない今の日本では、自分が抱えているような不安は、誰もが共通に抱いているのではないだろうか?」ということに思い至ると、「生活のいろいろな分野において個人が自己責任を問われる場面が、これからは格段に増えてくるに違いない」「予防法務の観点から生活者の身近な相談相手として、司法書士という資格の可能性が大きく広がってくるはずだ」という考えにたどり着くまでにほとんど時間はかかりませんでした。

LECを選んだ理由

受験指導校の中で合格者実績が抜きんでていたことから、LECの2015年向け新15ヵ月合格コース(佐々木クラス・秋生)の受講を決めました。

カリキュラムの良かった点

インプット講座とアウトプット演習がバランスよく組み込まれていて、このコースのカリキュラムを完全に消化すれば、十分に合格可能圏内の実力を身につけることができると思います。

ブレークスルーテキストの感想

1年目はとにかくブレークスルーテキストをひたすら詠み込むことを最優先にした勉強をしていました。その成果として理解という面においては、講師の佐々木先生のわかりやすく丁寧な講義と相まって1年目である程度の水準に到達していたように思います。反面、アウトプットとしての反復演習をほとんど行わなかった為、後述するように学習成果が得点力に結びつかず、一発合格には遠く及ばない結果となりましたが、2年目の学習をスムーズに進める土台は自然と身についていたと思います。

フォローアップ制度の良かった点

欠席回の講義や理解が不十分だった回の講義はWebフォローを利用できる為、ストレスを感じることなく新15ヵ月合格コースのカリキュラムの進行についていくことができました。

思い出に残っている講座

2015年向け新15ヵ月合格コースでは、フォローアップのオプション講座として、佐々木先生のプレミアム指導塾という講座が実施されました。2015年7月の本試験に向け12カ月前から毎月2回平均のペースで正に本試験直前の6月迄、佐々木先生により、差がつきやすい論点について復習講義が行われました。難解な論点について理解が深まったのはもちろんですが、10名程度の少人数で行われた講座であったため、本講義よりもアットホームでリラックスした雰囲気で勉強することができました。2年目以降の受験生に向けてもこのような講座があればいいのになあと思ったものでした。

答練の良かった点・学習への役立て方

新15ヵ月合格コースの一環として1年目に受講した「択一到達度チェックテスト」「登記法2科目記述答案作成テスト」「精撰答練の教材を過去問代わりに反復演習しながら、理解が不十分な論点や勘違いしていた論点を発見する毎に、自分独自の図表を作成して整理し直すという作業を学習の基本にしていました。

通学していて佐々木講師のここが良かった

新15ヵ月合格コースでは、佐々木先生の通学クラスで勉強していましたが、先生の一発合格に対する熱意には大変なものがあり、受講生は自ずと一発合格を目指すのが当然という意識で勉強することになります。不肖の受講生である私の1年目は、択一は午前・午後共に基準点に届かず、記述に至ってはほぼ白紙という惨憺たる大敗北に終わり、先生に合わせる顔がありませんでした。しかしこの面目のなさと先生に植え付けられた短期合格への執念がバネとなり、2年目の合格点プラス5点というアタマ差の差し切り合格に結びついたと思っています。佐々木先生には心より感謝しております。

模試の感想

模試の受験は本試験での時間配分をシミュレーションする為に必要不可欠だと考えています。ただよく言われるように結果についてはほとんど気にする必要はないものと思います。私の場合は2年目の模試でもC判定が平均で、最後の2回のスーパー公開模試はいずれもD判定でしたが、直前期において特に記述式問題への対応能力が日毎に伸びていることが実感できていたため、模試の成績については全く意に介しませんでした。

これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス

とにかくこの試験を難関なものにする要因の一つが学習範囲の広さにあることについては異論のないところです。一方で私見ではありますが、合格するために求められる能力は、「法律に対する深い理解とそれに基づく法的思考力」というよりは、むしろ「スピーディーな法的判断力とそれに基づく基礎的な登記処理能力」であるように思えます。おそらく前者が極めて重要な合格要件となる司法試験との本質的な違いの一つはこの点にあり、ここを誤ってしまうと非常に非効率的な学習をしてしまうことになるものと考えております。
1年目の私はどちらかというと前者に固執した学習をしており、努力がなかなか得点力となって現れずに苦しい思いをしました。2年目はその反省を踏まえて、基本的で重要な論点に的を絞り、可能な限りそれを反復して学習する回数を多くすることに留意しながら、勉強の仕組みを作ることを心がけました。ただ特に注意し工夫した点として以下の2点があります。

①基本的論点とは言っても初学者にとっては理解が困難な事項(ex.会社法における取締役の責任、民事執行法の諸規定)については、制度主旨や法令原理の理解を重視しつつ自分独自の図表を作成し整理し直していきました。
②単純な数字的暗記が要求される事項(ex.会社法の少数株主権や親族法の諸規定)については、ゴロ合わせを考えまくって乗り切りました。

インプットとアウトプットのバランス等については、人それぞれだと思いますが、学習成果が出ている人に共通して言えることは、教材や講座の浮気は極力せずに、早い段階で自分に合った教材と学習方法を絞り込み、それを愚直な迄に繰り返していることだと思います。そうなれば自ずと成績が右肩上がりに伸び始め、合格への確信も湧き上がってくるはずです。私も途中不安で潰れそうになった時期がありました。しかし勇気を持って努力を続ければ必ず結果がついてくる試験であることは間違いないと思います。
皆様と司法書士の仲間として新しい世界に向かっていくことができる日を楽しみにしております。

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