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2015年度合格
S・Kさんの合格体験記

合格者

S・K さん(45)短期合格

想定外なことが起きても大丈夫

受験回数 4回 ※お試し受験含む
出身大学 東京都立大学大学院 理学研究科地理科学専攻(博士課程修了)
受講講座 2013年精撰答練レギュラーパック
2014年実践力PowerUp合格パック
2015年パーフェクトローラー合格フルパック ほか

司法書士を目指した理由・きっかけ

私は遺伝子情報を利用した植物の分布形成に関する研究者になると思っていましたが、ある出来事をきっかけに法律家を志すようになりました。

大学院在学中にこんなことがありました。
ある時他人の不注意でケガをさせられ、その相手方(加害者)に損害賠償請求をしたところ、相手方の代理人(保険会社の弁護士)がその請求額を不服として民事調停を申し立ててきたのです。請求額については専門家等の意見を聞いて適正に出した金額です。それまでにその代理人とは話したことも合ったことも一度もありません。想定外の調停の申し立てに驚きと怒り、と同時に不安がこみ上げてきました。平和に暮らしてきた自分がまさか民事調停の当事者となるとは。もちろん法律の知識はゼロ。そこで信頼できる弁護士がいたら依頼するつもりで法律相談を複数回利用しましたが、相談するうちにますます不安が募ってきました。というのも弁護士によって言うことが違うからです。私の請求額を合理と言ってくれる方もいれば、保険会社の提示した金額は覆らないと言い切る弁護士もいました。結局依頼したいと思える弁護士に会うことができず、こうなったら自分で調停を乗り切ろうと腹をくくり、その後は民法の不法行為に関する本を読んだりして1回目の期日までに備えたのでした。ちなみにその調停の結果ですが、3回目の期日に私の請求額全額を相手方は受け入れ和解成立となりました。

このことをきっかけに法律知識の必要性・重要性を感じた私は、自分に法律の知識があれば家族や知人が困ったときに何か役に立てるかもしれないと思いはじめ、法律家を志すようになったのです。
司法書士を目指した理由は司法試験とは異なり誰でも受験可能だったからです。

LECを選んだ理由

大学では法律の講義を受けていないので予備校利用が効率的と思い、初学者向け講座は他校でインターネット受講をしていました。入門講座を終えた後どうするか迷っていたところ、2012年に引っ越してきた地域にLECがあったので、それまでやったことのない答練・模試を経験しようと精撰答練がはじまってから勉強すればいいか、などとその当時は司法書士試験について甘く考えていました。

いざ答練が始まってからは自分の実力のなさを思い知らされることばかり。択一に時間がかかり商業登記法記述の解答用紙裏面は常に白紙。また復習に時間がかかりすぎて、次週の答練の予定範囲の予習がほとんどできず、あやふやな知識をもとに問題をカンで解くような状態。実力養成編が終わる頃「こんなんじゃ一生合格できない。」と危機感を抱き、それまで受けた答練を徹底的に復習し自分の問題点を分析してみると、択一に関してはAランクの知識すら暗記できていないこと、記述については時間さえあれば書ききることができそうなこと、が分かりました。

そこで本試験まであと3カ月の間は苦手な午後科目を中心に勉強しようと決め、午後科目の過去問を初めて購入し、過去問とテキストの往復を繰り返しました。精撰答練・模試以外全くしていなかったからです。また午前択一で間違えた問題のうち3問は正誤逆だったりのケアレスミス。でも、もし午前択一が基準点に達していたとしても総合点には足りてないと思い、すぐに次年度の本試験に向けて前向きな気持ちになることができました。

2014年に実践力パワーアップ合格パックを利用した理由は、午前科目についての知識が遠のいていたこと、年内のペースメーカーを必要としたこと、そして根本先生がこの講座を担当していたことです。前述した無料講義は根本先生がされていて、その講義はとても面白く記憶に強烈に残るものだったので講座をとるなら根本先生と決めていました。この講座は一度初学者向け講座を取ったことのある人でも間があいてしまった人には最適な講座だと思います。初学者向け講座では理解できていなかったところや、忘れかけている知識をしっかり再確認することができました。また受験生が苦手とするところは根本先生が寸劇で分かりやすく説明してくれました。テキストの分量は多いですが基本的なことから応用編まであり、一冊で十分試験に対応できるようになっています。前年の教訓から午前午後の科目を偏りなくこなすことを心掛け、その年の模試の結果はすべてSを取ることができました。本試験終了後は手ごたえを感じながら帰宅したのを覚えています。

中上級講座の良かった点

択一&記述パーフェクトローラー講座の民法のテキストは条文ベースなので六法の代わりに使っていました。一つの条文を引くだけでその論点や関連知識そして過去問が載っているので短時間で多くの情報を得られるようになっています。

根本講師のここが良かった!

根本講師のいきなり始まる寸劇による説明が面白く分かりやすくてパソコンの前で大笑いしてしまうことが何度も。でもこの「笑い」がその時の眠気を吹き飛ばし集中力を高めてくれました。

答練の良かった点や学習への役立て方

精撰答練・模試の復習時間を短縮するために択一は午前午後ともにすべての肢を読み、分からない肢に△マークをつけて復習する個所を明確にしました。こうすることで問題文の速読も可能になりました。

通信講座の利用方法やメリット・デメリット

通信講座なら自分の都合のよい時間にまとめて聞けるので生活が不規則な方でも受講可能です。

これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス

自分の実力を知るための方法として答練を受けることをお勧めします。まずは自分の実力を知らないことには戦略を立てることができません。またこの試験は午前午後択一記述のバランスがとても大事です。苦手科目が得意になる頃にはそれまで得意だった科目ができなくなっていたということのないように、やらない科目を作らないことが大切です。受験生活中は計画通りにいかないこともあると思います。私の場合2013年の本試験終了後にガン検診を受けると再検査となり、その後は度重なる検査のための通院、そして検査入院などで10月頃まで自分の身体のことに気を取られ勉強どころではありませんでした。また、その年の年末にはその時住んでいた家の引越を余儀なくされ、年明けの答練も何度か欠席せざるを得ない状況でした。しかしこれらの想定外の出来事で、それまで当前と思っていた健康や普段の生活そして普通に勉強できる環境がとてもありがたいものだと気づけました。その後は普通に勉強できる日々に感謝しそれまで以上に「絶対合格」を強く思うようになりました。想定外のことが起きても大丈夫です。それはきっとその後にプラスに働くようにできていると思っていてください。

どのような司法書士になりたいか

まだ実際に仕事をしていなのでよく分かりませんが、目の前にある物事をしっかり見つめ同時に俯瞰することも忘れない気持ちを常に持った司法書士になりたいと思います。

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