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2015年度合格
R・Oさんの合格体験記

合格者

R・O さん(33)一発合格

司法書士試験に短期合格するためには

受験回数 1回
出身大学 名城大学 法学研究科修士課程
受講講座 2015年新15ヵ月合格ライトコース<秋生>
保有資格 行政書士、社労士

司法書士を目指した理由・きっかけ

過去、数年間補助者として司法書士業務を経験し、資格者でなければ行うことのできない業務の限界や、有資格者と補助者の経済的格差を実感し、有資格者を目指そうと決意を新たにしました。さらに、司法書士試験という高い壁に対し、自分がどこまで食らいつけるか、自分を試してみたいと思う存分気持ちもありました。

LECを選んだ理由

難関資格である司法書士試験の受験に当たり、予備校の利用を当初から検討していました。その中で、LECを選んだのは、①通学受講ができたこと、②司法書士試験予備校の最大手であり、ノウハウ、実績があること、情報力があること、講師の質があること等を重視したためです。

行政書士・社労士取得資格後になぜ司法書士を目指そうと思ったか

ワンストップのサービスをするために、業務の幅を持たせるために複数資格を持ちたいという気持ちがありました。行政書士と社労士は司法書士試験へのステップとして受験しました。

初学者向け講座の良かった点

必要十分の内容だったと思います。私が受講したコースは基礎講座+全国模試の内容でしたが、基礎講座の各科目終了後には択一到達テスト、登記法終了後は択一、記述到達テストと間髪置かずに確認テストが実施されていたので、科目毎の習熟度の確認ができました。特に、登記法の記述到達テストは60分という時間制約の中で、過去問に近い内容を解くことになります。早いうちから、記述を時間制約の中でどう解くかを意識づけられることになり、良かったと思います。基礎講座は、秋からのコースということもあり、主要4科目はじっくり腰を据えて取り組むことができたという印象です。ただ、年明けからの民訴法以下は駆け足になって消化不良をおこしがちになり、さらに、主要4科目の復習も追い討ちをかける等の悪循環を迎えることもありました。年明けからの、受講を円滑にするための、補充講座や、講座回数を増やす等の措置があったら良かったなと思いました。

カリキュラムの良かった点

私は、基礎講座+全国模試に、根本先生の全科目択一過去問コンプリート講座と択一出題予想論点総まとめ講座を受講しました。とりわけ、基礎講座後の過去問分析講座(全科目択一過去問コンプリート講座)の受講は、知識の吸収、整理に役立ちました。基礎講座の知識を、実戦で使える知識に鍛え上げるのに大変有用でした。

ブレークスルーテキストの良かった点

質量共に一級であると思います。網羅できていないことを探すのが困難なくらい、試験で使える内容は網羅されていると思います。過去問の出題実績も反映されていますので、出題傾向を踏まえて強弱をつけて読める工夫がなされていました。さらに、受験回数に応じて、初学者は立ち入らなくても良い等の記述もあり、自分の立ち位置を踏まえた読み方も可能でした。会社法など字面を追っているだけでは、理解が困難なものは、図表で整理されていたり、手続き法は手続きの大きな流れのフローチャート図があったりして、流れを理解するのに役立ちました。

フォローアップ制度の利用方法や良かった点

アドバイザー制度と自習室は重宝しました。要所要所でアドバイザー制度を利用させて頂きました。まずは自分の頭で考えましたが、それが受験のプロからみて適切なのかどうか評価していただいたり、今の時期にやるべきこと、やってはいけないこと等のアドバイスを求め、誤った努力をしないよう心がけました。自習室はモチベーションが落ちてきた時に、主に利用しました。周りの受験生の方から大きな刺激を受けましたし、やらなくてはという意識にさせて頂けたのは大きかったです。

伊藤講師のここが良かった!

伊藤講師は、工夫されて講義されます。受講生の表情をみながら、反応の鈍い部分は、繰り返し説明されるなど、さながら受講生との対話をしながらのような講義が展開されます。さらに、初学者には最初はハードルの高い登記法も、実務家ならではの視点から、分かりやすく説明されます。テキストの読み方も、講義前に暗記すべき部分と理解重視すべき部分とを指摘され、テキストのどこの部分を強弱を持って読み進めるべきかの指針を示してくれます。さらに、テキストだけでは理解が進みにくい点は補助教材を使うなど、理解を深める工夫をされています。また、講義後に解くべき過去問のナビゲーションをされます。圧倒的な量の過去問の中から、費用対効果の高い過去問、近年の傾向からみて昭和の過去問でも取り組むべきものを抽出され、解くべきものを指定されます。これにより、闇雲に全部取り組むという弊害が避けられ、効率的な過去問学習が可能になります。アドバイザー制度を利用し、伊藤講師には要所要所で質問させて頂きました。時に軌道修正していただいたり、それは間違いではないのでそのやり方で頑張って下さいと背中を押していただいたり、自分でここはターニングポイントだなと思ったタイミングで質問させていただくようにしました。やはり、信頼できる受験のプロが間近でサポートして頂けるという安心感は支えになりました。

模試の良かった点や学習への役立て方

他校の模試も受験しましたが、全体的に難しかったという印象です。ただ、時間制約の中で、こうした難しい問題に対応するにはどうしたらいいかというトレーニングや、自分で設けたルーティン通りに解く為に深追いしてはならない問題、捨てるべき問題の見分け方等のトレーニングの場として活用しました。解けるに超したことはありませんが、模試は点数とは別にこうした視点から、取り組むように心がけました。

仕事と勉強の両立のコツ

講義後の復習を最小化するために、いかに3時間の講義の中で知識を吸収するかを考えました。講義半ばの小休憩も、前半講義の内容を復習する時間にあてたり、講義終了後の帰宅途中は電車内で講義内容の復習にあてました。翌日は、指定された過去問学習をし、そこで理解不足が明らかになった部分はテキストにかえりました。さらに1週間後、1ヶ月後にも同内容の過去問に当たるようにし、この一連の流れをルーティン化しました。仕事と同じように、勉強もルーティンをつくり上げると、計画的にできます。一度遅れが生じて、これを放置してしまうと追いつくのは至難の業です。置かれた環境のなかで、1週間、1ヶ月、半年、1年、試験直前3ヶ月、試験日から逆算して、今どこまで完成していないといけないか、どこが足りないのか、足りない要因はなにか等、自分の今の立ち位置をゴールから逆算して判断されると良いと思います。

これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス

まず、本試験で自分が午前、午後、記述で何問とるか決めて下さい。私は、午前30問、午後30問、記述式7割を戦略目標にしました。結果的には、午前33問、午後27問、記述式7割とれました。そこから、今の現状からどこまで開きが出でいるか。それはどの科目か、なぜ開きが出でいるのか、知識不足か、時間不足になってしまうのか、それともミスが要因か。ミスなら、自分がどのような状況に置かれると、どのようなミスをおかす傾向があるか。このようなことを一通り検討してみました。知識不足でしたら、穴のある科目を嵐のように勉強するだけですし、それ以外の要因があるのでしたら、そこに目を配る必要もあります。知識量もさることながら、それ以外の要因も合否を分ける試金石になりうると思います。自分の足らざる面に目を向けるのは難しいこともあると思いますが、問題意識と戦力眼を持ってやることは自分にとっては有益でした。

どのような司法書士になりたいか

試験に合格するのは大変難しいことでした。ただし、ここから実務で生き残りをかけていくのは、これに輪を掛けて困難さが伴うのではないかというのが現状認識です。自分にしかできないことを増やし、難しいこと、めんどくさいことから逃げないという当たり前の姿勢をもって、自己研鑽に努めたいと思います。マイナンバー制度が始まり、普及していく中で、10年後、20年後の登記制度はどうなっていくのか、渉外業務の広がりが進む中で、自分が何ができるのか、家族信託という興味深い制度があるが、相続や財産管理とどう仕事に繋げていけるかなど、生き残れる司法書士となれるように、合格するための試験勉強から、今度は生き残るための勉強をしていきたいと考えています。

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