R・K さん(21)短期合格
在学中合格を目指して
受験回数 | 2回 |
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受講講座 | 2014年新15ヵ月合格コース<春生> 2015年公開模試パック |
司法書士を目指した理由・きっかけ
僕はとあるゲームをきっかけに法学部に入学したため、入学当時は司法書士を目指すどころか、司法書士という資格自体あまりよく知りませんでした。漠然と法律に関する仕事に就けたらいいな、と考えながらも具体的にはなにも行動しないままはじめの一か月を過ごしていました。ところがLECのパンフレットがこの資格を目指すきっかけになりました。大学構内で配られていたパンフレットを見て、司法試験は取得に時間がかかりそうだし、争いごとに首をつっこむのは気が進まないし、、、と思っていたので僕にぴったりの資格だ!と司法書士について詳しく調べていくうちにどんどんこの資格の魅力にひかれていきました。ただ思いのほか受講料が高く、二の足を踏んでいたのですが、その背中を押してくれたのはLECで当時実施されていた学生割引キャンペーンでした。司法書士の魅力にひかれたのはもちろんですが、半額になるから目指したといっても過言ではないくらい大きなきっかけの一つになりました。
LECを選んだ理由、および講座を選んだ理由
司法書士という資格を知ってから、各予備校の料金を調べていきました。授業内容は大手ならば安心できるだろうという理由と、卒業までに取得できなければ諦めるつもりだったので、大金をかけて失敗したら、後悔してきっぱりと諦められないかもしれないという理由からです。その結果、先ほども書いたとおり学生割引キャンペーンがあり、しかも大手で安心!ということでLECを選びました。講座も法学部に入学したとはいえ、1年生の前期に法学科目はほとんどなかったため、一から学べる新15ヵ月合格コースにしました。他の予備校の講座内容や教材内容は知らないので比較することはできませんが、LECを選択したことを後悔するようなことはまったくなく、むしろ正解だったと思います。
初学者向け講座の良かった点
僕は新15ヵ月合格コースを受講していました。残念ながら記述の点数のみ足りずに【一発合格】とはいきませんでしたが、インプット・アウトプットともに十分な量が組み込まれていますし、授業の内容も知識ゼロからでも合格に必要な知識を確実に素早く身につけられました。教材にも不自由せず、この講座をとれば、なにも買い足す必要がなく、別の講座をとる必要もなく、自分の勉強方法や教材の不足など勉強以外のことに気を取られることなく、安心して勉強に集中できました。
カリキュラムの良かった点
学生だったのでWEBで講座を受けられるという点にはとても助けられました。急に予定が入って講座にいけないという心配もいらないし、普段学校の授業でなかなか講座を消化できないことがあっても夏休みや冬休み、春休みといった長期の休みに集中して受けられるので、自分のペースに合わせて受けられることがよかったです。
ブレークスルーテキストの良かった点
一度目の結果発表のあと、新たな講座を受講するか迷いましたが、ブレークスルーの内容のわかりやすさや充実度には満足していたので、二度目の受験はブレークスルーと過去問だけでいこうと決心できました。その結果、合格することができたので、ブレークスルーは司法書士試験において最も信頼できる教材だと僕は信じています。
フォローアップ制度の利用方法や良かった点
WEBでの受講だったため講師に直接質問できないというデメリットがありましたが、インターネットからでも質問ができ、またその回答も非常にわかりやすかったのでウェブ受講であるというデメリットを解消してくれる制度としてたいへん活用させていただきました。当然直接教室でうける方が集中もできるし、すぐに質問もできるので、その点ではウェブでの受講が劣るかもしれませんが、専業受験生でなく、受験勉強以外の予定があり、ウェブで受講しようと考えている方にはぜひ知っておいてほしい制度です。
鈴木講師のここが良かった!
新15ヵ月合格コースは鈴木先生にWEB講義ではありますが、大変お世話になりました。鈴木先生を選んだ理由はWEBで体験授業を拝見した際に、一番僕にとってわかりやすく、優しそうだったからです。こんな曖昧な理由で選んだのですが、鈴木先生の授業は法律の根幹にある考え方や法律が制定されている理由などもお話いただけるので、暗記が苦手な僕にとってぴったりの先生でした。暗記量が膨大な試験なので、負担がだいぶ軽減されました。もし問題を見て反射的に答えが思い出せずとも、考えることで答えが導きだせる問題もあり、一度目の受験で択一の基準点を午前・午後ともに突破することができたのは、鈴木先生のおかげだと思います。また折に触れて、実務でのお話もしてくださるので、司法書士への興味を失うことなく、勉強のモチベーションを維持することができました。
通信講座の利用方法やメリット・デメリット
上記の通り、時間がたっぷりなく、通学が困難な方にはおすすめです。ライバルと切磋琢磨できず、モチベーションの維持が難しい面もありますが、ライバルの成績をみて心が揺らされるのが僕は嫌いなので、通信でまったく支障はなかったです。また今はネットがあるのでライバルを探し、切磋琢磨することは、通信でもそう難しいことではないと思います。また直接質問できないこともデメリットに挙げることができるますが、これも上記の通りフォローアップ制度を利用すれば、質問はできる、ただし数日後になる、程度のデメリットになります。僕は数日後にわからなかったところを復習する機会ができるとメリットとしてとらえていました。僕は通学ではなかったので、比べることはできませんが、通信に不便を感じたことはありませんでした。
学生時代から司法書士を目指すことについて
学生は専業受験生には敵いませんが、それでも時間はたくさんあります。また在学中に合格すれば就職活動の時期になってあわてずに済みます。合格してから知ったのですが、司法書士の求人はたくさんあり、若ければなおさらでしょう。また企業に勤めるにしても法務部という選択肢が増えます。ただ、いいことばかりではありません。世にいう「キャンパスライフ」をエンジョイすることはできなくなります。もちろん頭がよく、遊びまわってがらがっつり勉強できる体力の持ち主ならば可能かもしれませんが、僕には無理でした。司法書士を目指すべきか諦めて「キャンパスライフ」を送るべきだったのか、合格し終わった今でも、どちらが正解かは僕にはわかりません。ただ今、僕は司法書士として仕事ができるスタートラインに立つことができて、わくわくどきどきしています!10年20年後、大学生のころに選択した道を後悔しないようにますます邁進していこうと思います。
これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス
二度受験して思ったことは、諦めなければ必ず合格することができる資格であるということです。これは、「夢は必ず叶う」のような根拠薄弱な妄言ではありません。こういえる根拠はこの試験が大量の暗記を要する点にあります。そう聞くと難しそうに思えるがもしれませんが、暗記はやればやるほど伸びる、地頭の良さは関係がない、そう考えることができると思います。もちろんなんの努力もしなければ忘れていく一方です。相当の努力は必要です。ただ努力が結果に結びつきやすい資格であることには違いないと思います。
どのような司法書士になりたいか
具体的になにをすべきがはまだわからないですが、司法書士そして法律がもっと身近で利用しやすいものになればいいな、というふうに思っています。まだ三年生なので就職まで時間があるため、卒業までの間受験知識以外のことを学校の授業や本、先輩方のお話を聞いて学び考えていきたいです。