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2015年度合格
平川 真一さんの合格体験記

平川 真一さん

平川 真一 さん(49)短期合格

アラフィフおっさんの司法書士奮闘記

受験回数 5回
出身大学 広島大学 文学部史学科
受講講座 2013年公開模試パック
2014年実践力PowerUp合格パック
2015年パーフェクトローラー合格フルパック

司法書士を目指した理由・きっかけ

大学卒業後、マンションデベロッパー会社に就職し、そこで分譲マンションの販売に従事していました。そこでの業務を通じて、司法書士という仕事を知ったのですが、不動産の所有権保存登記という重大な仕事をしている姿を見ていつかは自分もやってみたいという憧れを抱きました。しかしながら、憧れを抱き、「いつかはやってみたい」と思うものの、合格率の低さ、勉強するとすれば専業受験でないと厳しい、今の仕事を辞めるわけにないかない、現状の業務の面白さを感じている、等々でいつの間にか、心の奥の方にしまい込んでいました。こんな感じで、ずるずるとサラリーマンを続けてしまい、気が付けば20年経ち、勤務先が傾き、転職するものの仕事に対する疑問もあり、自分自身の残された時間を考えたときに、同じ苦労をするのであれば好きなことをやって苦労しようと思い、自分自身に「本当にやりたいことは何か」を問いかけました。そこで出てきた答えが憧れを抱き続けていた司法書士だったのです。

LECを選んだ理由

実は初学時には別の予備校の講座を取っていました。今思えば、講義の内容、テキストの内容が私に合っていなかったのかもしれません。結局そこで3年間勉強しましたが、結果が出ませんでした。3年目の直前期に藁をもつかむ思いで、LECの直前予想論点の講座をとりました。講義の内容とテキストの内容に目からうろこでした。論点がきちんとまとめられ、図表もふんだんにあり、極めつけは根本先生の寸劇を交えた記憶に残る講義。「もし、今年ダメなら、次はLECにしよう」とその時思いました。結果は午後の基準点が1問足らずでした。記述は論点を外さずに書けていて、それまでお世話になっていた他校での採点からすれば、あと1問午後の択一が出来ていればもしかしたら、という悔しい結果でした。ただ、2年目の結果からはジャンプアップしていたので、LECの直前予想論点講座のお蔭だったと思います。こうした理由から、4年目からLECの講座を取ることにしました。

中上級講座の良かった点

4年目は実践力PowerUP講座を取りました。自分自身の実力が中級だと思ったからと講師は根本先生と決めていたからです。実践力PowerUPのテキストは本当に素晴らしい内容だと思います。例えば、論点をサマリーとして最初に箇条書きにしているのですが、それを次に図表を使って分かりやすく説明しているのです。初級時に他校テキストで勉強していましたが、図表が少なく、特に民法や不動産登記法を勉強するときは、権利関係のイラストをテキストの端に自分で描いていました。このように、LECのテキストは本当に分かり易いです。そこに、講師の根本先生の寸劇を交えた面白い記憶に残る講義がプラスされるのです。講義が苦にならず続けられたのも、理解度が増していっているのを感じられたからだと思います。これも、テキスト+根本先生のお蔭であると思います。5年目については前年、実践力PowerUP講座を取っていたのと、講師は根本先生という思いから、択一&記述パーフェクトローラー講座を取りました。パーフェクトローラーのテキストは上級者対象のため、実践力PowerUpテキストより読込む力が要求されると思います。しかし、上級者レベルであれば十分読みこなせる内容です。私は、上級者レベルの自信がなかったのと実践力PowerUPテキストへの愛着から、講義時は両方のテキストを見ながら勉強しました。根本先生の実践力PowerUPで勉強していたこともあり、根本先生がパーフェクトローラーで説明していただいた内容は復習感覚で大体スムーズに理解できました。私にとってパーフェクトローラーテキストの特に良かった点は、答練、模試の復習時でのテキストチェックです。例えば、民法では条文でまとめられているので、条文の細かい表現が正誤の対象となっているときは本当に助かりました。このように2年間、LECにお世話になって、実践力PowerUPとパーフェクトローラー+根本先生を通じて合格することができました。

根本講師のここが良かった!

択一では、何といっても根本先生の寸劇を交えた講義が素晴らしいです。先生は、少しでも分かり易く、印象に残るようにとの思いからされていると思います。あのワールドにはまれば抜け出すことは不可能でしょう。また、記述では荻原先生の解き方が、目からうろこでした。前の学校では、具体的な解き方を教わりませんでした。それ故、解き方がまちまちで、不動産登記の答練では枠外しを頻繁に犯していました。しかし、荻原先生は、問題文をどういう順番で読み、独り言も敢えて再現して何を考えているのか、それを答案構成用紙にどのように書いていくのかを、リアルに教えてくれました。そのおかげで、不動産登記の枠外しが激減しました。

模試の良かった点や学習への役立て方

ご存知の通り、司法書士試験は「何点取れば合格」ではなく、「上位何%以内で合格」という試験です。従って、自分の実力が全体のどこ?つまり立ち位置が重要になってきます。そういった意味では公開模試は非常に役立ちますし、特に業界で一番参加者の多いLECの公開模試は自分の立ち位置を本当に知る上では欠かせないものと思います。また、先輩合格者から「1回目の模試の順位が○○番だったら、次はもっと上の○○番を目指そう、という気持ちが大事」という言葉をいただきました。その言葉を常に抱きながら模試に臨みました。実際はそううまくはいきませんでしたが、模試に臨む上での勉強の姿勢につながったと思います。

通信講座の利用方法やメリット・デメリット

通信講座のメリットは、やはり場所や時間を選ばずに講義を受けることができる点です。デメリットとしては、モチベーションの点。「いつでもどこでも」ということは、「明日」でもできるため、最初の数回だけ講義を視聴して、次の講義を永遠に「明日」に回して挫折してしまう方も多いと聞きます。なので、通信講座では自分なりのモチベーションを維持する方法の確立が必要だと思います。

仕事と勉強の両立のコツ

私は通信で講座を受けていました。通信のメリットはズバリ「分からない所は聞き直しができる」これに尽きると思います。また、眠たいときはPauseしてひと眠りして集中力を上げて、という風に時間の調整がきく、というのも大きいと思います。デメリットは、「分からないところを講師にその場で質問することができない」ということと思います。しかしこれは、タイムリーではないにしても、教えてチューターで解決できると思います。以上のことから、メリット・デメリットを比較して通信を選択しました。それと、○時までに○○本校まで行かなければならない、という感じで縛られるのが嫌という意識が強かったせいもあっ179たと思います。しかし、これは個人の性格の問題です。人には向き不向きがありますので、合う方を選ぶべきと思います。

家庭と勉強の両立のコツ

妻と二人暮らしで妻が働いていた故、サラリーマンを辞めてアルバイトをしながらでの勉強をさせてもらったと思います。従って、ある意味、恵まれた環境であったと思います。朝・夕の食事をはじめとする家事のほとんどは私がやりました。が、それ以外の時間は勉強をさせてもらいました。やはり、家族の深い理解がなければ無理であったと思います。妻には感謝です。

これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス

私は44歳の時に一念発起して、司法書士試験の勉強を始めました。目標より大幅に時間がかかり、5年も費やしました。最初、テキストを読んで過去問をやっても全く意味が分からず、「大変なものにチャレンジしてしまったな」という思いがありました。また、記述の解き方が構築出来ずに本当に苦労をしました。今、思うことは、予備校の選択は本当に重要ということです。当初は、学校が違ってもそんなに差はないだろう、と思っていましたが、不幸にも二校を経験して本当に痛感しました。特にテキストは重要です。講義が終わった後のほとんどの勉強はテキストです。これが充実していないと答練後の復習もままなりません。想像してみてください。答練や模試で分からなかった論点がテキストに載っていないことを。次に、私のように歳を経てから挑戦する方、或はしている方へ一言。大学受験等、若かりし頃の自分とのギャップが必ずあります。「昔ならこれくらいは2,3回でおぼえられたのに、今では…」覚えたところからすぐに忘れます。民法のあの部分は覚えたのに、ちょっと時が経てば忘れている。丁度、複数の皿回しをしている感覚です。「初めに回した皿がぐらついて今にも落ちそう」「慌ててそこへ行って、皿を回す」この勉強はそれの繰り返しです。必要な能力は根気です。最後に試験当日について。ポイントは午後です。試験会場では必ず択一⇒記述への移行がやたらに早い人がいます。今年の本試験で私の隣の人がそうでした。私がまだあと13問択一を解かなければならないのに、隣の人は記述に突入していました。正直、焦りましたが、なんとか自分をコントロールすることができました。何故コントロールできたかといえば、答練での経験です。実際、答練では私より早く記述に突入する人がいましたが、答練の成績順位をみると、そこの答練会場では私が1番だったので、私より記述突入が早いとしても、結果はそうではない、ということを知っていたからです(※成績上位者は受験番号が発表されるのですが、受験番号で答練会場が分かるからです)。つまり、焦るシチュエーションでも、自分を信じて精一杯やりきることが、本番では重要ということです。私が、人生の先輩からいただいた言葉です。「念ずれば花開く。」頑張りましょう。

どのような司法書士になりたいか

サラリーマン時代は営業に従事していました。その時に意識していたのは「傾聴」です。傾聴することで、その方に寄り添い、問題点を引き出し、共に解決していく街の法律家を目指します。

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