春木 良紹 さん(52)
LECの講座を受講して
受験回数 | 7回 |
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出身大学 | 大阪電気通信大学 工学部経営工学科 |
受講講座 | 2008年新15ヵ月合格コース<春生> 2012年実践力PowerUp合格ライトパック 2013年実践力PowerUp合格フルパック 2014年実践力PowerUp合格パック 2015年実践力PowerUp合格パック ほか |
司法書士を目指した理由・きっかけ
大学卒業後、会社勤めをしていましたが、自分で何か起業したい、一生現役で仕事ができるものはないかと考え、法律関係の仕事をしている身内のアドバイスもあり、司法書士を目指すことにしました。しかし、この時点で年齢は既に40代半ば、さらに法律の知識もまったくありませんでしたので、かなりの覚悟が必要であったのは言うまでもありませんが、家族が快く賛成してくれた事で、新しい一歩を踏み出す事ができました。
LECを選んだ理由、および講座を選んだ理由
最初は、どこの予備校にしようか迷いましたが、受講者数と合格実績、それに相談した時のスタッフの対応が親切だったのでLECに決めました。受講した講座は、新15ヵ月合格コースです。この講座を受講したあと、数年間独学で勉強していましたが、成績が一向に伸びず不合格ばかりで、このままではいつまでたっても合格できないと思いました。確実に合格できる実力を身につける必要があると感じ、以前、新15ヵ月合格コースを受けた時にスタッフの方が親切に対応してくれていた、LECの門を再び叩くことしました。スタッフの方や個別相談会で赤松先生に勧めて頂いたのが、学習経験者向けの実践力パワーアップ講座、精撰答練と公開模試がパックになったコースで、親身になって相談に乗って頂いた赤松先生を信じて受講することにしました。
初学者向け講座の良かった点
私の場合、法律の知識がまったく無かったので、授業についていけるのか不安で一杯でしたが、新15ヵ月合格コースは、初心者の私でも理解しやすく、わかりやすい授業とテキストでした。また、新15ヵ月合格コースには、インプット講座、精撰答練と公開模試がパックになっていたので、スケジュール管理も必要なく授業や自宅での学習に集中する事ができたのも、初心者の私には良かったと思います。
カリキュラムの良かった点
最初に受講したのは、高橋先生の新15ヵ月合格コースでした。高橋先生の授業は、丁寧な説明と時折、実務に関する話も交えて講義をされていたので、まったく法律の知識のない私でも飽きずに興味を持って受講する事ができました。ただ、ビデオブースでの受講だったので友達もできず、授業でわからない点があっても直ぐに先生にも質問する事ができなかったので、少し遠くても生で授業を受けておけば良かったのかなと思いました。
ブレークスルーテキストの良かった点
テキストのブレークスルーは、初学者でも理解しやすいように解説されているので使いやすかったと思います。発展論点や過去に出題された論点には、出題年度と問題番号が記載されていたので、過去問とのリンクがスムーズに行えて、効率良く勉強することができました。中上級講座を受講時には、テキストの解説書としても使用することができたので、完成度の高いテキストだと感じました。
フォローアップ制度の利用方法や良かった点
LECでは、自習室があったので、授業を受けた後は自習室で授業の復習をしていました。家に帰ってからや翌日となると、授業で聞いたことを忘れていることも多いので、まだ、授業のイメージが残っている間に復習ができることは、記憶にも残りやすく、時間も有効に使うことができたので良かったと思います。
中上級講座の良かった点
新15ヵ月合格コースを受講後は、独学で過去問中心の勉強となっていて結果を出せずにいたので、実践力パワーアップ講座を受講することにしました。私が受講した実践力パワーアップ講座ライトパックは、実践力パワーアップ講座、精撰答練や公開模試の記述問題も毎週新作問題が出題されるので、本試験だと思って時間配分も考えて解くようにしたことにより、時間の感覚を養うことができ、本試験のシミュレーションとしても大変有効でした。
赤松講師のここが良かった!
赤松先生の実践力パワーアップ講座は、難しい論点でも丁寧に詳しく説明され、理由付けまでしっかりと教えて頂けたのでとてもわかりやすい授業でした。また、A,B,Cのランク分けで勉強の優先順位も明確に指摘されているので、メリハリをつけて効率的に勉強することができました。とてもわかりやすい授業のおかげで、苦手だったテキストの読み込みにも取り組めるようになり、今まで点であったものが線になり、そして面になるのが実感できました。実践力パワーアップ講座を受けて1年目で基準点を突破できたのは、自分でも驚きでした。
答練の良かった点や学習への役立て方
LECの精撰答練は、ほとんどの論点をカバーしているので、自分の苦手な論点や知識不足の論点を把握することができ、その後の学習の指針にもなり、とても効率良く勉強することができました。また、事前に出題範囲がわかっているので、偏りがない効率的な勉強をすることができ、過去に出題された論点でも角度を変えて出題されるので応用力も養うことができました。毎回、記述の問題も2問出題されるので、時間配分を考えながら解くことができ、本試験のシミュレーションにもなり良かったと思います。
模試の良かった点や学習への役立て方
公開模試は、本試験と同様の形式や傾向に沿った出題がされるので、覚えた知識の最終確認と本試験のシミュレーションとして効果的でした。また、全国レベルで成績処理がされるので、自分の実力や順位を客観的に把握することができ、本試験直前の時間がタイトな時期に効率良く勉強ができるのが良かったと思います。通学での受験だったので、会場の雰囲気や緊張感など場慣れする事ができたことも良かったと思います。
これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス
司法書士試験は、試験範囲が広範囲に及ぶ為、効率的に勉強をする必要があり、試験の傾向や法律の改正等に対応するのは独学では難しい試験だと思います。できるだけ短期で合格するためにも、択一及び記述の基準点を突破できるまでは、インプット講座、精撰答練や公開模試などのアウトプット講座を利用して、効率良く学習する事が必要だと思いました。テキストの読み込みについては、文字だけを追うのではなく、内容を理解しながらじっくりと読むようにし、テキストや過去問から離れることなくすることが短期で合格する道だと思います。受験勉強は、体調も良く無いと勉強に集中する事もできません。適度な運動と規則正しい生活をすることで、夜はグッスリ眠れ、翌日の勉強もより集中して行えるようになったように思います。辛くて長い受験勉強ですが、諦めなければ必ず結果はついてきます、頑張ってください。
どのような司法書士になりたいか
年齢的にも研修後は、独立することになると思います。不動産登記を中心に将来は、商業登記にも力を入れていきたいと思っています。仕事は、迅速かつ正確さを大切にして、じっくりと一歩づつ前に進んでいけたらと思います。