H・S さん(26)短期合格
講師のアドバイスを実践し合格
受験回数 | 2回 |
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出身大学 | 愛知大学 法学部 |
受講講座 | 2014年新15ヵ月合格コース<春生> 2015年パーフェクトローラー合格ライトパック |
保有資格 | 行政書士 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
私は、大学卒業後証券会社に就職し2年間営業をしていました。証券会社での仕事も楽しかったのですが、大学で4年間法律について学んだので法律を使って仕事をしたいと思うようになりました。大学3年の時に行政書士の資格を取得しており、あんなに頑張って取得したのだから活用していきたいという思いもありました。転職を考えるようになり、求人を調べていると行政書士と司法書士のダブルライセンスの事務所が多いと感じました。行政書士だけでなく司法書士の資格も持っていればより幅広く業務に携わることができると思い、仕事を辞めて司法書士の資格の取得を目指すことにしました。
LECを選んだ理由、および講座を選んだ理由
分からないことがあればすぐに質問ができる環境で勉強をしたかったので通学タイプでの受講を希望しました。通学タイプの講座がある予備校の資料を取り寄せ、合格体験記を読みました。私は短期合格を目標にしており、様々な予備校の中でLECが1発合格の実績が多いと感じたためLECに決めました。
初学者向け講座の良かった点
1年目は新15ヵ月合格コースを受講しました。大学卒業後は法律の勉強をしていなかったので知識はだいぶ抜けてました。不動産登記法、商業登記法、供託法など大学時代に全く習ったことがない科目もあり、不安を感じました。科目数が多いのでどのように勉強したらいいか分からなかったのですが、「予習よりも復習をしっかりすることが大事」と中山先生からアドバイスがあったので、予習は一度もしませんでしたが復習は欠かしませんでした。講義が終わると次の講義までにブレークスルーテキストを読み直しました。また、講義ごとにやるべき過去問(合格ゾーン過去問題集)の番号を教えてくださるので、過去問も必ず解きました。間違えた問題はブレークスルーテキストを読み直しました。講義の復習して過去問を解くということを1年間しっかり続け、基礎を固めることができました。
カリキュラムの良かった点
講義は月曜、水曜、金曜だったので講義の次の日を復習のために使うことができました。復習時間をしっかりとれる日程になってるのが良かったです。科目ごとの答練も新15ヵ月合格コースの中に含まれており、自分がどれほど理解しているかや弱点を知ることができ、勉強に役立ちました。
ブレークスルーテキストの良かった点
ブレークスルーテキストは理解しやすい内容でした。ページ数は多いですが、授業中にマーカーを引いた箇所を重点的に見ることで復習もメリハリがつきました。とても詳しく書いてあるので2年目もブレークスルーテキストを読んで知識の確認をしてました。
フォローアップ制度の利用方法や良かった点
名古屋駅前本校のアドバイザー制度をよく利用しました。分からないところだけでなく、勉強の仕方についても中山先生に相談させていただきました。常に親切に教えて下さり、もっと勉強を頑張ろうとモチベーションも上がりました。精撰答練や公開模試で他の受験生同士が話してるのを見ると自習室を利用してれば他の受験生と知り合う機会ができたのかもしれないと思いました。毎日1人で勉強を続けるのはとても大変でした。愚痴を言ったり励まし合える仲間がいるのを見て羨ましいと感じました。
中上級講座の良かった点
1年目は択一、総合点ともに満たしていましたが記述の点数が1点足りずに不合格でした。記述については雛形はほぼ暗記できてるのに模試の時から点数は安定していませんでした。中山先生から「情報のまとめ方やどのように解くかを決めといた方がいい」と言われましたが、どうしたら効率よくできるのかが分からず解く手順も模試ごとにバラバラのままでした。そのまま本試験を迎えてしまい、記述の基準点を超えるだけの答案は書けませんでした。択一&記述パーフェクトローラー講座では根本先生が実際にどう解いているかを見せて下さいました。初めて自分以外の人が記述を解いてるのを見て、私は情報をまとめてるつもりで全然まとまっておらず、実体判断もできていないときがあることに気づきました。根本先生の解き方はシンプルでまとめるのが苦手な私でも馴染みやすかったです。記述の問題を解くときは、根本先生の解き方を真似して慣れるようにしました。2年目の模試では常に同じ解法手順で解き、判断ミスも少なくなりました。点数も安定し、1年目は不動産登記と商業登記合わせて35点くらいしか取れませんでしたが、2年目は50点以上取れるようになりました。本試験でも同じ解法手順で解き、1年目のときのように慌てることもありませんでした。記述をどう解いたらいいのか分からず本当に悩んでいたので、解いてる過程が見れる択一&記述パーフェクトローラーを受講して良かったです。
思い出に残っている講座
2年目の直前期に択一出題予想論点総まとめ講座を受講しました。1年目はほぼ1日中勉強に費やすことができたので、過去問も平均して7回ほど解いてました。2年目は週4、5回アルバイトをしていたので1年目と比べて過去問が解けませんでした。本試験が近づくにつれ去年より過去問を解けてないという不安があり、出題予想論点総まとめ講座を受講しました。この講座のテキストは暗記すべき重要なことは表にまとまっておりとても見やすかったです。一問一答式で問題も載っているので、間違えたところや知識があやふやなところはブレークスルーテキストやパーフェクトローラー講座のテキストを読み込み不安解消に繋がりました。
中山講師のここが良かった!
中山先生の講義では暗記するところ、理解するところ、やらなくていいところを言っていただけるので、効率よくブレークスルーテキストを読むことができました。司法書士試験は暗記することも重要ですが、理解をすることも重要だと思います。中山先生はなぜそうなっているのかを説明して下さり、イメージがしやすいように具体例を出してくださるので初めて習う科目についてもしっかり理解することができました。訳も分からず暗記するのは辛いですが、理解をすることにより暗記作業も楽になりました。この2年間、数えきれないくらい質問をしました。講義後でも対応していただき、どんな質問にも理解するまで説明して下さいました。中山先生のおかげで躓くことなくスムーズに学習を進めることができました。合格できるまでの知識をつけれたのも中山先生のおかげです。本当にありがとうございました。
これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス
2年間の勉強を通して合格への近道を知ってるのはやはり講師だと実感しました。私はどのように勉強したらいいか分からなかったので中山先生に相談しました。中山先生のアドバイス通りの学習方法を実践し、必要な知識をつけ合格することができました。中山先生に相談して良かったと思いますし、2年間サポートして下さり本当に感謝しています。自己流での勉強もいいですが、効率よく勉強をしないと中途半端な状態で本試験を迎えることになってしまいます。今の自分の状態を客観的に見てもらい、何をすべきかを知ることは合格するために必要なことだと思います。LECには素晴らしい先生がたくさんいます。合格に向けて頑張ってる受験生に対して親身になって今やるべきことを一緒に考えてくれるはずです。勉強方法が分からない方や模試の結果が伸び悩んでる方は先生に相談してみることで方向性が見えてくると思います。本試験当日は最後まで諦めないでください。私は1年目の本試験で記述の問題を解いてる途中に「また来年受けることになるな」と思ってしまいました。結果、記述のみ基準点を満たせず不合格でした。平成25年度の本試験で不動産登記の記述を枠ずれしてしまったけど最後まで諦めず書き続け合格した方の合格体験記を読み、私に足りなかったのは諦めない気持ちだったんだと思いました。もちろん記述の解法手順を決めてなかったことも原因の1つですが、そのことが1番の原因ではないと思います。あの時諦めず頑張っていれば合格できたかもしれないと物凄く後悔しました。2年目はそんな後悔をしたくなかったので、頑張るんだと常に言い聞かせながら問題を解きました。1年に1回しかない試験です。1点や0.5点で合否が分かれてしまいます。時間ギリギリまでしがみついて1点でも多く稼ぐという気持ちを忘れず、当日は全力で取り組んで下さい。司法書士試験は覚えることが多く、不安とも戦いながらの勉強で辛いこともありますが、合格に向けて頑張って下さい。
どのような司法書士になりたいか
法律事務所での勤務経験がないのでどのような1日を過ごすのかも分かっていない状態ですが、法律を使って人の役に立ちたいと思っています。私に任せて良かった、いてくれて良かったと思われる司法書士になりたいです。これからもっとたくさん勉強をしなければなりません。色々な経験もしたいと思っています。家族、友人、LECの先生やスタッフの方の支えがあって合格できました。そのことを忘れずこれからも日々成長できるよう頑張ります。