業務範囲が広がり、さらなるステップアップが期待できる!!
ダブルライセンスのメリット
土地家屋調査士へのステップアップ
司法書士に土地家屋調査士の資格が加われば、より広範な業務を行うことが可能となり、さらなるレベルアップが期待できます。
みなさんは、土地家屋調査士という資格の存在をご存知でしょうか?
登記業務全般において、司法書士は『権利に関する登記』を主な業務としています。一方、土地家屋調査士は『表示に関する登記』を業務範囲としています。したがって、将来、司法書士として独立開業をお考えの方は、土地家屋調査士の取得もぜひ検討していただきたい資格となります。
司法書士と土地家屋調査士、双方の資格を取得しておけば、より広範な業務を行うことが可能となり、さらなるレベルアップが期待できます。
試験科目についても土地家屋調査士試験で出題される試験科目は、「民法」、「不動産登記関連法(表示に関する登記)」、「土地家屋調査士法」の3科目となっておりますので、司法書士試験の勉強で習得した知識を生かせば十分合格可能な試験となっています。
司法書士試験に合格した方は、ぜひ土地家屋調査士とのダブルライセンスを検討してみてはいかがでしょうか?
土地家屋調査士からの受験
土地家屋調査士に司法書士の資格が加われば、仕事の幅が大きく広がります。
土地家屋調査士試験では、「民法」、「不動産登記関連法(表示に関する登記)」及び「土地家屋調査士法」が出題されます。土地家屋調査士の勉強をした人であれば、司法書士試験の「民法」が重複しますので、有利に学習を進められます。また、ご存知の通り、「権利に関する登記」において公示される不動産の所在、利用状態、面積の物理的現況を明らかにするのが「表示に関する登記」ですが、この「表示に関する登記」を既に学習していますので、「権利に関する登記」のより深い理解を助けることになります。
例えば、被相続人が所有する土地を共同相続する場合には、相続登記、土地分筆登記、所有権移転登記といった具合に、両方の知識が必要となります。
司法書士と土地家屋調査士両方の資格で、仕事の幅が大きく広がります。