勉強の仕方から司法書士の仕事内容まで、皆様から寄せられるよくある質問を集めてみました。
司法書士について
- Q.司法書士ってどういう仕事をするのですか?
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A.従来からの登録業務のほかに、訴訟代理業務や成年後見業務などを積極的に行なっており、街の法律家として活躍しています。
- Q.合格後にすぐに独立開業できますか。また、開業は容易にできますか?
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A.司法書士試験合格後、登録さえすればすぐに独立開業することができますが、合格後すぐに開業している方はそれほど多くないようです。実際は、司法書士事務所に補助者として勤務しながら実務経験を積み、開業できるだけのノウハウや実力を養い、同時に開業資金を貯めているといった方が多いようです。補助者として事務所に就職できるかどうかについては年齢やこれまでの社会経験によって異なってきますが、報酬の面などで折り合いがつかないという場合を除いては、ほぼ就職できるようです。
すぐに開業する場合は、手続きをし、司法書士会へ入会します。その後行われる研修が修了すれば一人前に司法書士として開業することができます。この場合に一番問題になるのは、開業資金ですので、充分に余裕を持って準備してください。
- Q.司法書士の収入ってどのくらいですか?
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A.実力と信用の勝負の世界ですから、資格さえ持っていれば誰もが高収入を得られるわけではありませんが、努力次第で高い収入を得ることが可能です。 事務所勤務の場合は一般的な会社員と同じくらいというケースが多いものの、開業した方であれば、年収1000万円以上になるという方も珍しくありません。ただし、開業していきなり仕事がたくさん来るということは基本的にはありませんので、軌道に乗せるための営業等も必要です。食べていけなくて困るということはありませんが、早い方で数ヶ月、長くて数年でだんだんと軌道に乗る方が多いようです。
- Q.「企業内司法書士」とは何ですか?
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A.司法書士として登録をするには、「事務所の所在」を明らかにしなければなりません。しかし事務所は企業内に設けることはできないと考えられています。そのため「企業内司法書士」とは、「司法書士に合格した後も登録せずに、企業内で働いている人」という意味で理解されると良いかと思います。
司法書士試験は民法や会社法以外にも登記法や、民訴法などのきわめて実務に直結した領域を試す試験となっています。そのため会社の業務の中でも、合格者は即戦力として重宝されます。
そういった意味で、企業内で司法書士としての知識を生かして働く人も、実際増えていると言えます。
- Q.女性の割合を教えてください。
- A.2023年度司法書士試験では、合格者695名中208名が女性、つまり全合格者のうち約3割が女性というデータが出ています。司法書士の仕事は高い専門性が認められるため、性別に関係なく活躍することができます。
- Q.司法書士試験の内容はどのようになりますか?
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A.詳細はこちらをご覧ください。
- Q.司法書士試験の合格率はどれくらいですか?
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A.詳細はこちらをご覧ください。
- Q.年齢が気になるのですが、皆、何回くらいで合格しているのですか?
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A.司法書士試験では、大学を卒業後社会に出てから受験する方が多いのが特徴で、幅広い年齢層の合格者がいらっしゃいます。平均的な受験回数は2、3回となっています。詳細はこちらをご覧ください。
- Q.法学部出身ではないのですが、大丈夫ですか?
- A.
2019年度司法書士試験では、合格者の半数以上の方が法学部以外の他学部出身者となっています。これは、勉強を始めるまで法律に縁のない方でも十分合格することができる可能性が有るということを表しています。さらに司法書士試験の試験科目は、法学部出身の方も学習していない科目が多く、スタートラインに差はあまりないと言えるでしょう。
LECの初学者向け講座は、全くの初学者からスタートし、短期で合格レベルに達することができますので、大学の法学部以外の方も安心です。
その他
- Q.質問したい内容が入ってません。
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