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二藤部 渉さんの行政書士という生き方

更新日:2022年2月18日

二藤部 渉さん

志のある人を応援できるのは大きなやりがい

にとべ行政書士事務所 代表行政書士

Nitobe Wataru 二藤部 渉 さん

オフィス http://www.office-nitobe.com/
ブログ http://ameblo.jp/nitobe-wataru/

行政書士を志したきっかけ

興味を持ったのは、学生時代、友人から「家族の相続問題が‶争続”になってしまい苦労していたが、ある行政書士の先生に相談して解決できた」と いう話を聞いたことがきっかけです。

私自身法学部出身で、卒業後は法律に関わる仕事を考えていたこともあり、法律を人々の暮らしに役立てることができる資格だと感じ、めざしてみようと思いました。

二藤部さん

合格後はすぐに開業

そうですね。ただ当初は苦労しました。事務所を開いても誰も私のことを知りませんから、まずは地域の方々に「自分を知ってもらうこと」から始めました。 最初は自分でチラシを作り、確か2〜3千枚刷って、昼間だと怪しまれるので深夜にマンションなどに投函していましたね。でもほとんど問い合わせはなかったです(笑)。
で、次に取り組んだのが事務所のホームページ。自分でソフトを買ってきて、サイト事業者にも相談しながら制作したところ、少しずつ問い合わせや依頼をいただけるようになりました。

入管業務を始められた理由

学生時代にラグビーをしていたときの先輩の紹介で、もう始めて10年近くになります。この仕事は単に書類作成を行うだけでなく、外国人が在留資格を取得できることが目的です。申請に必要な書類を整え、申請の取次ぎを行います。

入管に関する業務を拡大、その魅力

私が外国人を好きなことがありますが、日本に来て頑張ろうという人をサポートしたいという気持ちが強いですね。

特に技能実習で来日する外国人はアジアの発展途上国の人々が多く、日本での経験を活かして自国の発展に貢献したいという志のある人がほとんどなので、そうした人々を法律のプロとして応援できることにはやりがいを感じます。

入管業務以外にも、幅広い業務を展開、行政書士になってよかったと思うこと

行政書士の業務は多岐にわたりますが、法律という観点から、依頼者の「人生の節目に立ち会うことができる」ことではないでしょうか。入管業務も依頼者(外国人)にとっては異国で暮らし、働くという大きな節目ですし、例えば、相続や遺言も結果として自らの家族や祖先と向き合う機会でもあります。 そうした人々の人生の節目に立ち会い、お手伝いできることは行政書士の大きな魅力だと思います。

最後に仕事する上で大切にされていること

仕事に「誠実」に取り組むことです。「誠実」とは、学生時代に講演会でお会いした佐藤道夫先生にいただいた言葉で、行政書士としての自分の基本となっています。

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