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2023年度合格
春原 正太さんの合格体験記

合格者

LECの良かったところは、何といってもテキストの質の高さです!

春原 正太 さん

年齢 41歳
大学 法政大学(法学部)卒業
法科大学院 東洋大学法科大学院 既修
受験資格 予備試験合格
予備試験合格時 民間で働く社会人(アルバイト含む)
LEC受講歴
  • 短答論文フルコース

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

私の大学在学中は、旧司法試験が廃止されてロースクール制度が導入されるという節目の時期でした。大学時代のとある経験から弁護士になりたいと漠然と思っていたものの、旧司法試験の難易度の高さから、「自分には無理だろうなあ」と半ば諦めモードだったのですが、ロースクール制度が始まるにあたり、合格率も上昇するという話を耳にしたため、「これはチャンスかもしれない。」と思い、ロースクール入学及び司法試験の受験を決めました。結果として、当時の新司法試験には2回連続で不合格となってしまったので、受験を断念し、民間企業に入社しました。現在は、企業の法務部で勤務しているのですが、法務部で10年以上勤務していく中で、今の自分の実力なら合格できるかもしれない、キャリアアップや収入アップのためには弁護士資格がほしいと思うに至ったことから、予備試験・司法試験への再挑戦を決めました。

LECを選んだ理由

私がLECの入門講座を受講したのは、今から15年以上も前の大学在学中ですが、当時、柴田先生の機械的合格メソッドが司法試験業界で話題となっていました。当時、私の周囲にも司法試験を受験している友人が何人かいて、その友人に柴田クラスの受講を勧められたことや、無料の講座説明会で話を聞いてみて、私にもできるかもしれないと感じたことから、受講を決めました。また、令和4年度予備試験口述試験にあたっては、LECの口述模試を受講しました。これは、令和3年度以前の予備合格者が、SNSなどで「LECの口述模試は受けたほうがよい」と勧めていたからです。さらに、司法試験向けの講座については、予備試験合格者には無料特典として贈呈されたので受講することにしました。

仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)

私は、社会人受験生でしたので、勉強時間としては平日3〜4時間、休日は10時間ほど勉強していたと思います。特に平日の勉強時間の捻出には難儀しましたが、通勤時間、昼休みなどの細切れの時間を捻出して、一定の勉強時間を確保するように心がけていました。また、法務部で勤務しており、法律文書の作成、判例学習は日常的にしていましたので、そうしたことも勉強の一環として役に立ちました。法律の勉強というのは、毎日のコツコツとした積み重ねが大切だと思っていましたので、とにかく少しの時間でも継続することを意識していました

受験勉強を通じて「失敗した」と思うこと

「失敗した」と思うことは、論文答案の起案をあまりしなかったことです。仕事で、法律文書の起案は頻繁に行っており、また、自分で時間を図って過去問の起案をしていましたが、やはり、あの独特の雰囲気に慣れるためには、答案練習会の場に実際に赴き、実戦経験をつむことが大切だろうと思っています。また、答案練習会に参加しないと、本当はあまり理解できていないにも関わらず、理解した気になっている部分を発見することができません。予備試験の合格時にも、論文答案の起案が足りなかったなあと反省していたのですが、結局、司法試験受験の際もこの反省を活かすことはできませんでした。どうしても予備校に通学して答練を受ける時間を捻出できなかったからです。自宅では過去問の起案などは少々していましたが、時間がゆるすのであれば、やはり通学で答練を受講すべきです。独特の緊張感の中で答案を書ききる力というのは、そうした場でないとなかなか向上させることはできないと思うからです。

受験勉強を通じて「成功した」と思うこと

「成功した」と思うことは、どのような勉強でも、必ず目的意識をもっていたことです。勉強する際は、「この部分を強化するためにこの勉強をやろう」、「この部分の力は十分だから、この勉強は飛ばす」などと、自分を客観視して、目的をもって効率よく勉強をすることを常に意識していました。また、余計なことはあまりせず、やることを①過去問の演習と、②苦手・理解不足な基本事項の理解を進めることに絞ったことです。正直、他のことに手を出す余力がありませんでしたし、過去の合格者も①②の重要性を強調している方が多かったので、それを信じてやるべきことを絞ったことが功を奏しました。

LECの講座の良かった点

矢島の速修インプット講座

矢島の速習インプット講座は、テキストが秀逸です。私は、令和4年の予備試験に合格はしましたが、論文の順位もふるわず、予備試験の論文試験の際には理解していたと思っていた論点をまともに書くことができなかったという苦い経験もしていました。そのため、司法試験の受験までには基本的事項の理解を深めたり、いまいちよくわからない部分の理解を進めたいと思っていました。そこで、基本書などを読んでみたのですが、読むのに時間がかかったり、結局よくわからないということが多くあり、そうした中、矢島の速習インプット講座を受けたところ、これまでのことが嘘のように理解が進んだ記憶があります。このテキストは、矢島先生が様々な文献にあたって、受験生の理解が進むような記載をピックアップして記載してくださっているので、わからない部分を調べる際の辞書としても使用することができます。私は、わからない部分にぶちあたったら、まずはこのテキストで調べるという使い方をしていました。このテキストだけで、私のわからない部分は全て解消できました。このテキストさえあれば、受験にあたっては、他の文献・テキストは必要ないなと感じるほどの出来栄えです。講義を聞く時間がない方でも、テキストだけでも入手する価値のある講座だと思います。この講座は自信をもってお勧めできます。

矢島の論文完成講座

司法試験と予備試験の過去問うち、重要な問題にしぼって矢島先生が解説してくれるので、予備試験合格から司法試験受験まで時間がなかった私にとっては、効率よく過去問の復習をするのに役立ちました。しかも、過去問を解くうえで必要な知識についてもこの講座のテキストに記載がなされており、その説明は「矢島の速習インプット講座」のテキストから引用されいるので、同講座と一緒に受講することにより理解の相乗効果が高まりました。試験まで時間がないために重要な問題にしぼって過去問の学習をしたいという受験生におすすめです。

矢島の最新過去問&ヤマ当て講座

その他の講座としては、「矢島のスピードチェック講座」、「矢島の直前ヤマ当て講座」、「選択科目総整理講座(労働法)」を受講しました。いずれの講座も知識の総復習をするのに役立ちましたが、その中でも「矢島の直前ヤマ当て講座」には助けられました。試験の直前期は気持ちばかりが焦ってしまい、何をやっていいのかわからないという状態になってしまったので、とりあえず、お守りがわりに「矢島の直前ヤマ当て講座」の講義を聞き、レジュメを何度か精読することに集中しました。このヤマ当てレジュメは、試験会場にも持参し、各試験科目の直前まで眺めていました。実際、3〜4教科ほどはヤマ当てが的中し、試験中に「矢島先生、ありがとう」と思った記憶があります。もちろん、司法試験の論文問題は、特有のひねりがあるため、ヤマ当ての知識でそのまま解けるというわけではありませんが、基本的事項はわかっているという状態であれば、それをもとに落ち着いて考えることができるというメリットを享受できます。この講座についても、自信をもってお勧めできます。出題可能性の高い分野の知識の総復習という意味でもそうですが、精神的な安定材料という意味でも有意義な講座です。

入門講座&論文基礎力養成答練

15年以上前に、当時、LECの看板講師であった柴田先生の入門講座を受講しました。当時の入門講座は、1周目に基本的事項を、2周目以降に応用的な論点の講義を行うというスタイルであったと記憶していますが、同じ科目を2回にわたって講義していただけるというスタイルで、各科目の理解が大変に進みました。法律というのは、使用される言葉や言い回しなど、初心者には理解がしにくい部分が多いので、一度ですべてを理解するのは困難だと思います。法律の理解を深めるには、何度も何度も繰り返して学習することが必須だと思いますが、私が受講した入門講座ではそうした点に配慮されていましたし、講義前には、前回の講義内容に関する小テストみたいなものもあり、記憶を定着させることに配慮されたシステムになっており、大変に役に立ちました。

今後の抱負

一言でいえば、「一流の弁護士になって、周囲に頼られる存在」になりたいです。私は社会人で法務部に勤務しているため、弁護士と関わる機会が割と多くあります。誤解を恐れずに言うと、弁護士といっても、人によってその実力はピンからキリまで様々です。そして、弁護士が作成した書面について、見る人が見れば、その弁護士の実力というのはおおよそわかってしまいます。何が言いたいかというと、自分が弁護士になった場合、依頼者や顧問先の企業などから常に実力のほどをはかられ、ことあるごとに試されることになるということです。周囲から「この弁護士はだめだな」と思われてしまう弁護士ではなく、「この先生はできる。」、「この先生に任せれば安心だ。」と思ってもらえるような弁護士になりたいと思っています。そのためには、弁護士になった後も常に勉強を怠らないことが肝要だと思います。また、法律だけではなく、語学、会計などの勉強をしてスキルの幅を広げていきたいです。

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