0570-064-464

0570-064-464

menu

資料請求

資格取得・通信教育

受講相談 online
0570-064-464

0570-064-464

平日 9:30〜20:00 | 土祝 10:00〜19:00 | 日 10:00〜18:00

2022年度合格
T・Yさんの合格体験記

合格者

LECのおかげで合格出来ました。

T・Y さん

年齢 29歳
大学 横浜市市立横浜サイエンスフロンティア高等学校(理数科)卒業
受験資格 予備試験合格
予備試験合格時 社会人
LEC受講歴
  • 入門講座が含まれるコース(入門講座・論文基礎力養成答練等)
  • 予備試験パック、司法試験対策コース等

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

僕の場合、予備試験受験に先立ち、司法書士試験に合格していましたが、この司法書士試験の勉強の過程で法律学の面白さに触れ、合格後ももう少し法律学を勉強したいなという思いをもっていました。そして、もちろん自分自身で学習を深めていくことは出来るものの、せっかく学習をしている以上、この成果を何か客観的な形で残したいなと思うようになりました。そのため、司法書士試験からのステップアップ、延長線上にあった予備試験及び司法試験の受験を検討し決断しました。

LECを選んだ理由

司法書士試験受験時にも、LECの講座を受講しており、おかげで合格できたため、LECの先生方や講義、テキストに対して大きな信頼をもっていました。法律学の学習がとても面白く感じさせて頂いたのも司法書士試験受験時の先生方のおかげであると思っております。そのため、予備試験及び司法試験についてもLECを選択させて頂きました。LECの先生方は、受験指導のプロフェッショナルであることは司法書士試験受験時に身をもって体験していたので、全く抵抗なく選択できました。

仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)

僕なりの勉強と仕事との両立のコツ、時間活用術は、とにかく机に向かって勉強しているときは、可能な限り集中して、密度の高い時間を過ごすよう最大限の努力をするということ。そのために、集中できる環境をできるだけ整えるというものです。僕は、集中していない状態で長時間勉強するより、短時間でもしっかり集中した状態で勉強する方が総合的な学習密度は高いのではないかと思います。そのため、仕事後等に、仮に2時間学習時間が採れたとしても、疲れているなと感じるときは、数十分ないし場合によっては1時間程休んで一呼吸おいてから、集中した状態で机に向かうようにしていました。勉強時間の長さだけが学習成果をあげる訳ではないと思いますので、集中力を高めるため、あえて意図的に休憩時間を採ることも僕にとっては立派な時間活用術でした。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

司法試験受験に関して、「失敗した」と思うことは、試験日までのタイムスケジュール管理です。令和4年度の司法試験の試験日は5月中旬であり、予備試験の最終合格発表がある11月上旬から半年ほどしか期間がありませんでした。試験日については、分かっていたことではありましたが、LEC司法試験合格サポート制度を利用させて頂き、手に余るほどの講座を頂きましたので、年明け頃からは、これらをこなすことに追われてしました。先述の通り、LECの講座はどれも合格に直結する素晴らしいものですので、他の学習が出来なくとも不安はありませんでしたが、自分なりの受講計画を立て、計画的に学習を進めていられたならば、直前期にはいい意味での心理的余裕を持てたかもしれないと思います。「成功した」と思うことは、論文式のアウトプット対策を意識して対策を進められたことです。合格サポート制度で頂いた講座を進めて行けば、自然に論文式試験対策を重視したものとなっていましたが、論文式への対策を主観的にも意識して学習を進めていけたことは、合格という目標に対しては成功だったのかなと思います。

LECの講座の良かった点

入門講座&論文基礎力養成答練

入門講座は、予備試験受験時に受講させて頂きました。入門講座の良かった点は、先生と受講生との距離の近さにあると思います。僕の生クラスの担当講師だった千葉先生は、講義中その進行にあわせて、受講生に質問を投げかけ、受講生がこれに答えるというスタイルで講義進行なさっておりました。そのため、講義は単に先生が知識を説明するというような一方通行のものではなく、自然とクラス全体を巻き込んだ一体感あるものとなり、臨場感、緊張感のあるものとなっていました。僕の場合、「講義中の先生の質問に答えられるように」という水準が学習目標となり、日々の学習の原動力となっていました。また、千葉先生には、講義前後や休憩時間中に質問に答えて頂くのはもちろん、若干の疑義が残る論点についても、後日正確な情報を調べて来て頂いたことがありました。日々のご多忙のなか、丁寧に向き合って頂き、大変感謝しております。

合格答案作成講座

合格答案作成講座も予備試験受験時に受講させて頂きました。合格答案作成講座の問題集には、各科目約60〜70問ほどの問題が収録されていました。そのため、これらのみで十分すぎる分量の問題があり、別途論文式対策の問題集を用意する必要はありませんでした。また、教材には問題集のほか、論証集や定義集も含まれており、気になる論点や知識につき、論証集は実際の答案の書き方、定義集は基本知識の確認に、非常に参考になりました。僕自身は他の学習との兼ね合いで、問題集の問題すべてについて実際に答案を書くことはできず、答案構成と復習をして解説講義を聞く程度の学習しかできませんでしたが、これのみでも多く問題に触れられたので、予備試験合格、ひいては司法試験合格に非常にプラスになったと思います。

矢島の速修インプット講座

矢島先生のテキストは、一般的なテキスト等では理解しにくい部分や難解な部分について、非常に丁寧に解説して頂いており、受験生にとって、いわゆる、痒い所に手が届くようなとても使いやすものになっていました。また、単に分かりやすく書かれているだけではなく、深い理解が必要な部分については、反対説や判例の補足意見、反対意見などにも記載があり、論文式試験で他の受験生に差を付けられない、勝負が出来る答案を書くための知識理解が身に付けられるように工夫してくださっているテキストで、論文式試験対策に非常に役立ちました。さらに、すべてのテキストに、丸、ひし形、三角といった記号が重要度に応じて記載され、メリハリをつけて学習できるように工夫をして頂いており、短期間で効率的に学習を進めることが出来ました。

矢島の論文完成講座

司法試験の過去問について、矢島先生の着眼点や思考過程等を講義で説明して頂き、実際にどのように問題を処理すればいいのを解説頂いたところは論文式試験対策にとても役立ちました。テキストには矢島先生が作成された答案が記載されており、ここで具体的な問題提起の書き方や文書の振り合いを学ばせて頂きましたが、特に事実についての評価の部分を参考にさせて頂きました。事実の評価は、一見簡単そうに見えてもテキスト等に記載もなく、一度迷ってしまうとどんどんわからなくなってしまいましたが、「このような事実はこのように評価すればいいのか」と納得して先に進めました。また、テキストには出題趣旨及び採点実感も記載されていましたが、単にこれが転記されているのみではなく、重要な部分や反面教師にすべき部分などに、受験生が分かりやすいよう、太文字や下線破線などを用いて装飾をして頂いており、とても分かりやすく拝見させて頂きました。

論文パーフェクト答練、または、全国公開模試

LEC合格サポート制度により、受講させて頂きました。論文パーフェクト答練は、常に本試験を意識して解くことが出来る答練として、有用であったほか、その内容は本試験における出題可能性が高いと思われる論点を出題して頂いており、僕にとっては、この出題予想としての側面が非常に役立ちました。出題可能性のある論点は無数に存在しますが、力の入れ方は、論点ごとに異なると思います。少なくともこの答練で出題された論点はいつ本試験で出題されてもおかしくないものであると解釈して、重点的に復習をなす論点の基準として利用させて頂きました。全国公開模試は、選択科目以外の科目について、本試験と同様の日程で行われる直前期の模試でした。この模試は、出題される内容が本試験に近いことは然ることながら、僕にとっては、計4日間の試験日程を事前に一度シュミレーションすることができ、試験の流れや疲労感などを確認出来たことが特に有意義でした。長丁場の試験を模試という形で擬似体験出来たことは、当日の心理的安定につながったと思います。

合格サポート制度

LEC合格サポート制度により、矢島のスピードチェック講座、矢島の最新過去問&ヤマ当て講座及び選択科目総整理講座(矢島の労働法)を受講させて頂きました。矢島のスピードチェック講座は、主要7科目の重要論点を速習インプットのテキストをベースに短時間で全体を解説して頂く講座でした。テキストが非常にコンパクトにまとまっているため、全体を短時間で復習する際に活用させて頂きました。矢島の最新過去問&ヤマ当て講座は、司法試験の最新過去問と矢島先生のヤマ当てについて解説して頂くものでした。最新過去問については、論文完成講座での解説がないため、別途解説して頂くことで心理面での不安払拭も含め、とても助かりました。また、僕の場合、他の講座受講を通して、先生をとても信頼していましたので、直前期の復習は先生がヤマ当てをした論点を核に対策をしていましたが、本試験での的中率の高さにはとても驚きました。令和4年度司法試験では、刑法について正当防衛に関する平成29年判例、刑訴法でのおとり捜査の出題的中は、試験中にとても驚き、先生を信頼して本当に良かったと思いました。選択科目総整理講座(矢島の労働法)は、労働法につき、丁度矢島の速習インプット講座と矢島の論文完成講座を合わせたような講座でした。僕の予備試験合格時には論文式試験において選択科目がなかったため、新たに学習する必要がありましたが、速習インプット講座及び論文完成講座の受講で信頼している矢島先生の労働法講座ということであり、労働法の学習はこの講座の受講のみとしました。実際に受講させて頂くと、予想通り、重要論点等について過去問傾向を踏まえた講義を展開して頂いており、この講座についていけば選択科目対策は十分だなと実感出来る講義でした。テキストは試験当日も会場まで持ち込み、直前まで愛用させて頂きました

今後の抱負

タイトルにある通り、LECのおかげで予備試験及び司法試験に合格することが出来ました。しかし、今回形式的な合格こそは出来たものの、法律学に対しては、何も分かっておらず、表面的な理解もおぼつかない自分の未熟さを日々の学習の中で痛感しているところでございます。これからは、より一層の精進が必要だと思います。目下司法修習生として、出来る限り多くのものを吸収して、少しでも自分の知識や技能に磨きをかけていければと思います。

PAGE TOP