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2022年度合格
K・Rさんの合格体験記

合格者

LECのおかげで合格することができました

K・R さん

年齢 25歳
大学 東北大学(法学部)卒業
受験資格 予備試験合格
予備試験合格時 大学4年
LEC受講歴
  • 入門講座が含まれるコース(入門講座・論文基礎力養成答練等)
  • 予備試験パック
  • 司法試験対策コース(矢島の速修インプット講座
  • 矢島の論文完成講座等)

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

ちょっとミーハーかもしれませんが法律を駆使してクライアントの利益を実現する弁護士がかっこいいと思ったことや文系最高峰と言われる司法試験に挑戦することで高みを目指したいと考えたことが法曹を目指したきっかけです。今回最終合格したことで一歩法曹に近づくことができ、また勉強をすることの楽しさや物事に対する論理的な考え方、効率的な学習方法を身に付けることができました。これは自分の今後の人生においても大きな財産になると思っています。

LECを選んだ理由

LEC選んだ理由はたまたまです。当時は司法試験の受験界隈のことは何も知らなかったので、司法試験予備校に何があるかは把握していなかったのですが、なんとなく他社の名前だけは知っていました。大学時代、友達に頼んで大学生協で教科書を買ってきてもらったことがあったのですが、その教科書と一緒にLECの司法試験の入門講座のチラシが入っていました。人生1度くらい本気で何かに打ち込みたいと考えており、このチラシを見て司法試験を受験しようと決意し、他社と価格を見比べてLECのほうが安かったのでLECを選びました。

仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)

学習1年目の大学3年の時は基本的に大学の授業は行っておらず、講座を見るというインプット主体の勉強でモチベーションも高かったため学習をするにあたり苦労することはなかったです。もっとも、金銭的な事情でロースクールという選択肢がなかった私は就職をする必要があったため2年目、3年目は就活や仕事と同時進行で勉強しなければならず苦労しました。どうしても専業で受験勉強をする時と比べると学習の内容や量は制限されますがとにかく続けることが大事だと考え、食事の際に講座を見たり、電車での移動中に短答を解いたり、モチベーションがない時でもとりあえず何か読むといったように勉強から離れないことを意識しました。また、司法浪人時代は法律の家庭教師をして勉強しつつ生計を立て、常に法律から離れないように意識しました。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

司法試験1回目受験時の学習においては、それまで予備試験の勉強で疲れてしまったことや、仕事との兼ね合いで十分な時間をとることができず不合格となり。そのため大分効率の悪い勉強をしてしまい「失敗した」と思います。2年目の学習では時間は比較的採れたことからこれまでの学習経験を活かし、判例や学説の見解を自分の言葉で表現できるまで理解することを心掛け、また、条文を特に意識して丁寧に学習するようにしました。長期的な学習でモチベーションの維持が難しく起案する機会は以前と比べて少なかったですが、論文の問題を一日一通は検討し、規範を空でいえるようにして試験に臨んだことが「成功した」ことに繋がったのかと思います。

LECの講座の良かった点

入門講座&論文基礎力養成答練

私は法学部ではあったものの大学で法律の勉強をろくにしていなかったので初学者も同然でした。武山先生の入門講座は難しい法学が、全く知らない人にもわかりやすい内容にかみ砕かれており、学習をするにあたってストレスが少なく毎日楽しく受講することができました。入門講座は民法から始まりますが、民法については武山先生が作成されたオリジナルレジュメによる授業が行われ、特にわかりやすい内容となっています。司法試験や実務の世界で必要不可欠である民法を得意科目とすることができることが武山クラスの最大の強みであると思います。論文基礎力養成答練では同様に武山先生の指導を受けることができ、初学者でも論文試験に対応できるように答案作成の作法から学ぶことができます。また、答練で扱う問題についても、予備試験の合格に必要となる「考える力」を養うことができる基本的かつ重要な問題がそろっていました。さらに、入門講座では初学者が道を見失いがちになることも踏まえて入門講座受講者限定でカウンセリングの受講や、学習方針、学習方法に関するアドバイスのメッセージが定期的に発信されます。私は大学で周りに予備試験を受ける人がいなかったのもあり、独りで学習をしていましたが心が折れそうになった時も学習の進捗に応じて定期的に発信されるメッセージを見ることで自分の成長を確認し前へ進むことができました。この合格体験記を書いている現時点で、学習を始めてからおよそ3年近くになりますが、司法試験の勉強をしている今でもこの入門講座と論文基礎力養成答練が自分の知識のベースになっていると感じることは多々あります。

合格答案作成講座

好みは分かれると思いますがよかった点を挙げるとしたら、基礎7法について多くの論点に触れることができ、幅広く試験対策をすることができる点かなと思います。また、講座の中で永野先生による予備試験の論文過去問の補講がありますので、実際の試験の問題に触れてどの程度の答案を書くことで合格レベルに達することができるのかのイメージをつかむことができる点が良かったと思います。

矢島の速修インプット講座

中、上級者向けのインプット講座であるとされていますがとても分かりやすく初学者の方にもおすすめです。入門講座が7科目で300時間ほどかかるのに対し、矢島の速修インプット講座ではこれらの法律が120時間ほどで学習することができ、この点がこの講座の最大のメリットだと思います。私は入門講座を受講していたものの、1週目の学習では取りこぼしていた知識が多々あったことからこの講座を通して再インプットしたことで曖昧な知識を固めることができてよかったです。

矢島の論文完成講座

矢島の論文完成講座では司法試験の過去問を中心に扱いつつ、予備試験や旧司法試験の過去問も一部取り扱いました。司法試験の過去問は出題の趣旨や採点実感が非常に充実しているため論文試験を受けるにあたっては必ず読むべきですが、矢島の論文完成講座ではこれらの重要なポイントが抽出されており非常に分かりやすいです。また矢島先生は出題の趣旨を踏まえた上で毎年自身が講座で扱う問題の答案を作成されているところ、これらを解答例として参照することができ、出題者側が求めている答案のイメージを明確につかむことができた点が良かったと思います。また、今年はコロナウイルスの影響で予備試験の最終合格発表から司法試験まで3ヶ月しかなく極めて短いですが、例年通りでも予備試験から司法試験までは6ヶ月しかないため予備試験合格者は司法試験の過去問に慣れるのに苦労しがちです。予備試験受験段階で司法試験の過去問に触れ司法試験の形式に慣れておくことができるのはかなりのメリットだと思います。

短答合格講座

短答合格講座では講師と一緒に司法試験や予備試験の短答過去問を解くので、今まで一切過去問を解いたことがなくても過去問対策が容易にできる点が良かったです。ハイレベル論文答練では幅広く論点に触れることができるため、司法試験や予備試験の論文式試験の過去問対策をした上で余力があり、さらに未知の問題にも挑戦したいという時に最適だと思いました。模試は多くの受験生が受講するため全体における自分の順位が大体把握することができてよかったです。

今後の抱負

司法試験はあくまで司法修習を受けるための試験に過ぎず現時点の自分ではまだ何も成せていないと思っています。また、司法試験に最終合格をするはことができたものの各科目の細かい条文の中には十分に理解していないものも多く、法律実務家を目指すにあたってこれは大きな課題であると認識しています。今回の試験の結果に胡坐をかかずに、自分の課題と真摯に向き合いつつ引き続き司法修習の勉強を淡々と続けていきたいです。そして1年後に弁護士として活躍できるように頑張ります。

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