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2022年度合格
H・Nさんの合格体験記

合格者

基礎の徹底こそ合格に必須

H・N さん

年齢 31歳
大学 早稲田大学(政治経済学部)卒業
受験資格 予備試験合格
予備試験合格時 社会人
LEC受講歴
  • 入門講座が含まれるコース
  • 司法試験対策コース(矢島の速修インプット講座、矢島の論文完成講座等)

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

私は、家族親族に法曹関係者がいたわけでもなく、特になりたい職業もないので、漠然と司法試験でも目指そうかなという意識でおりました。司法試験を目指した理由は、文系の最高峰の試験が司法試験と言われており、これに合格したら面白いんじゃないかと思ったからです。ただ、勉強を始める前は、司法試験合格のための勉強がどれほど大変なのかよく分かっておらず、ある程度勉強して試験を受けても結果が出なかったことから、負けん気が出て法曹への思いが強くなりました。

LECを選んだ理由

LECを選んだ理由は、通っていた大学の生協のチラシを見て、信用できそうだと思ったことと、校舎が水道橋にあって比較的通いやすく、さらに通えなくともオンラインでのフォロー制度が充実していて続けられそうだと思ったからです。また、口コミでは、LECの講師陣は有名な先生で信用できるとありましたし、人の人生に関わる重要な仕事をする法曹を目指すにあたって、きちんと信頼の置ける先生のもとで学習をしたかったことも理由となります。

仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)

私は、大学を出てしまったあと、法律事務所で事務のアルバイトを平日フルタイムで行っていたため、勉強は平日夜と土日しかできませんでした。そのため、勉強時間が限られる中で、いろんなものに手を出しても中途半端で終わってしまって意味がないようなこともありましたので、受験勉強後半からは勉強の対象を徹底的に絞って、それをひたすら繰り返していくことにしました。そうすることで、だんだんスピードも上がりましたし、結果的に知識が定着したと思います。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

受験勉強で失敗したことは、最初に知識の量が大事だと考えて、いろいろなものに手を出してしまったことです。働いていたのもあり、手を広げても理解が深まることにもならず、憂鬱な気分になるだけでした。他方で、受験勉強で成功したと思うことは、結局最後の方になってしまいましたが基礎の重要性に気づいて、基礎のテキストや問題を徹底的に繰り返したことです。本番では応用が出ることがわかっていますが、結局基礎の応用なので基礎が理解できていれば解ける問題が多いです。

LECの講座の良かった点

入門講座&論文基礎力養成答練

岩崎先生の講座のテキストは、情報量が優れており、他に何もインプット用に手を出す必要がないものでした。また、内容も文字だけでなく図や絵も併用されており、視覚的に分かりやすくなっていました。司法試験や予備試験の合格のためには基礎を徹底的におさえることが大事だと言われておりますし、実際に私も試験が終わったいま感じているところでもありますから、基礎をしっかりと記載した本講座のテキストが合格のために役立ったものと思います。

矢島の速修インプット講座

矢島先生のインプット講座は、予備試験合格後に受講したため、全科目をやったわけではありません。私が受講したのは、自信のない憲法、行政法、会社法でした。この3科目については、受講する前は論文や短答の点数が安定しなかったり、高い点数をとることができていませんでしたが、受講後にはいずれの科目も悪くとも半分くらいの点数は取れるようになりましたし、憲法は模試で一桁の成績が取れました。このような効果が出たのは、矢島先生のテキストでは重要度のランク分けが明確にされており、最重要箇所を何度も重点的に繰り返して自分のものにできたことにあると思います。

矢島の論文完成講座

矢島先生の論文完成講座は、憲法と行政法のみ受講しました。いずれの科目も矢島先生の答案例が記載されており、講義内では実践的なアドバイスもあり、本番の時間が足りない中で自己ベストをしっかり出すために何に意識していればいいか、事前に絶対に準備しておかなければならないことは何かが明確になったかと思います。また、矢島先生は思考過程を明らかにしてくれておりますので、矢島先生の答案作成の思考方法にも触れることができたのも良かったです。

全国公開模試

私は早く司法試験の本番の時間感覚を経験したくて12月の後半の日程で模試を受講しました。コロナ禍であったことから、会場受験の方は多くなかったのですが、通信にしてしまうと雰囲気が感じられないと思ったため、会場受験にしました。このように早めの日程で受験したことで、他のやっていない受験生よりも早く本番の緊張感やタイムマネジメントの感覚を強く意識して勉強できるようになりました。また、添削も丁寧で、残りの期間どのような点に注意すべきか明確になりました

今後の抱負

私は、合格まで10年近くの長い時間をかけてしまったため、世間でいうような優秀な法曹とは異なるキャリアを歩んでいると思います。ただ、不合格のたびに嫌な思いを少なからずにしてきたため、人のつらさに寄り添うことができると思います。そのため、今後は、まだ司法修習が残っておりますが、無事に終わって何らかの法曹になった場合には、困っている人の気持ちに寄り添って、相手方との関係にも配慮しつつ、妥当な解決を提案できる人間になりたいです。

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