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2019年度合格
T・Kさんの合格体験記

合格者

4回目でやっと合格

T・K さん

年齢 33歳
大学 国際基督教大学(教養学部)卒業
法科大学院 中央大学法科大学院(既修)
受験資格 法科大学院修了
LEC受講歴
  • 司法試験全国公開模試

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

大学で移民の研究をしておりました。大学院でも政治学又は社会学の分野で移民の研究を続ける予定でしたが、机に向かう時間が長い生活よりも、現場に出る機会が多い方が、自分に向いていると思い、法律家を目指しました。

LECを選んだ理由

LECの全国公開模試は、極端な現場思考に偏りすぎておらず、また、極端な論点主義に偏りすぎておらず、バランスの良い作りになっておりました。また、気が緩む年末年始に、自分自身に喝を入れて、気を引き締めるためのペースメーカーとしてうってつけでした。私は過去問の出題趣旨採点実感を徹底的に分析するスタイルで勉強しておりました。他社の模試は、出題趣旨採点実感の分析が甘いものがあることや、採点表がおおまかすぎて参考にならないものがあることなどを、先に受かった友人から聞いておりました。

仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)

家族には、今年で最後にするから、どうかわがままを聞いて欲しいと頼み込みました。
家族は、私が昨年、本気で挑戦して、不合格となり、本気で落ち込んでいる姿を見ていましたから、それなら今年全力で頑張れといってくれました。私は自習室まで片道1時間30分かかる距離に住んでいました。そのため、席に座って勉強できる時間は短かったです。朝の電車では、前の日にやったことを思い出していました。本などは読まずに、思い出すことで記憶を定着させていました。帰りの電車では、その日にやったことを思い出していました。これも、思い出すことで記憶を定着させるためです。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

私は、あらかじめ出題趣旨と採点実感を読みこんで、試験委員が要求する水準を理解したうえで、起案をしていました。自分が今まで生きてきた論理で司法試験を突破できるのは、一部の超優秀な人たちだけのはずで、そうでない人は、出題趣旨と採点実感を通じて、試験委員の頭をインストールしなければ、司法試験の論理は身につかないと考えたからです。もっとも、読み込み→起案だけでは、十分にインストールできなかったです。起案してはじめて、どう書けばいいか悩む箇所を常に発見していたからです。また、ゼミの友達の答案を添削してはじめて気が付く部分もたくさんありました。そこで、起案と添削を通じてインストールすることにしました。【読み込み→起案→添削】の3段階で、過去問を分析したことになります。司法試験の合格に必要な力は、この作業を通じて養成されたと思います。令和元年の問題は、論証パターンを書いたら落とす雰囲気でした。原理原則から考えるとどうなるか、その思考過程を丁寧に示して欲しそうな問題のような感じがしました。その手掛かりは、過去13年分の趣旨実感に示されています。もっとも、実際に、どの程度まで書けば良いかのイメージは薄かったです。再現答案の読み込みが甘かったと後悔しています。言い換えると、試験委員が要求する水準と、受験生が現実的に書ける水準との差は把握できました。しかし、受験生が現実的に書ける水準からどの程度離れて良いか、つまり、合格最低水準の把握が十分でなかったです。

LECの講座の良かった点

論文パーフェクト答練または全国公開模試

私が近年の司法試験を分析した限りでは、司法試験では、過去問からの焼き直しが出題される傾向があることがわかりました。もちろん、未知の論点の方がメインですが、未知の論点も出題趣旨採点実感の読み込みがなければ対応は困難です。LECの全国公開模試は、司法試験の過去問から、再度焼き直しされそうな怪しい論点を問うだけでなく、これまでの過去問の考え方を応用したらどのように考えられるかを問う深い現場思考の問題もありました。未知の論点が多く問われた令和元年の試験対策に直結しました。

今後の抱負

合格するまでに4回も受験しました。その間、多くの方にお世話になりました。
これから少しずつ、恩返しをしていきたいと考えています。

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