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2019年度合格
S・Tさんの合格体験記

合格者

LECの良かったところは教材の質

S・T さん

年齢 24歳
大学 慶應義塾大学(法学部)卒業
法科大学院 東京大学法科大学院(既修)
受験資格 予備試験合格
予備試験合格時 法科大学院既修1年
LEC受講歴
  • 入門講座が含まれるコース(入門講座・論文基礎力養成答練等)
  • 司法試験対策コース(矢島講師担当講座・論文パーフェクト答練・全国公開模試等)

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

法曹を目指したのは、高校生のときに授業の一環で検察官の話を聞いたことがきっかけです。身の回りにはそれまで法曹関係者がいませんでした。それまでは中学では公民の授業が好きで、新聞を読むようになり、社会問題に興味を持つようにもなり、将来的にさまざまな社会問題を解決できる大人になりたいと思っていました。
検察官の話はそんな私に刺さったのだと思います。社会正義に仕え、社会を支える仕事に憧れて法曹を目指すようになりました。なにより正義を実現することがかっこよくみえました。正義の観点から仕事を行えるのは唯一だと思います。大学では法学部に入り、素晴らしい弁護士と接する機会がありました。また、身の回りでも事件に巻き込まれることがあり、弁護士の仕事ぶりやその機能を実感しました。法学部で法律を学んでいたからこそ、その仕事の意味を理解できました。自分が弁護士だったらこうするのにと考えるようになり、将来弁護士として働きたいと思うようになりました。

LECを選んだ理由

LECを選んだのは、入門講座が安かったからです。他の予備校と比較しましたが、講座の内容は変わらないのに他の予備校は十万円以上も高く、手が出ませんでした。また、ライブ授業には通学できないと考えていたので通信講座が良いと考えていました。
LECの入門講座は通信講座で、価格が抑えられていたので選びました。他の予備校の入門講座は友人によれば非常に長時間で大変だといいます。結果的にLECの入門講座をとって良かったと思っています。また、講師の質が高かったことも良かった部分です。
入門講座はコンパクトにまとまっており、メリハリのある講義内容で復習もスムーズに行えました。受講段階では講師の質についてはあまりわかっていなかったのですが、講師自身が大学で指導していることもあり、ある程度信頼を寄せていました。それもLECを選ぶ要因になり、私は友人二人とLECの入門講座を受講することに決めました。

仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)

私は法学部の学生だったので、学業との両立には特段困ったことはありませんでした。
学部では民訴や刑訴など入門講座と内容が被る授業をとり、その演習の授業もとることができたので、むしろ容易に単位をかせぐことができたと思います。困難があったとすれば生活面です。一人暮らしであったため、自ら家事をこなし、生活費もアルバイトをして賄うことが必要でした。そのため、勉強時間の確保がなかなかできず、勉強が何度もストップしました。そのまま放置していると簡単に一ヶ月が経ち、勉強した内容も忘れてしまいます。まとまった時間があるときは講義を進めることに集中し、電車の移動時間など細切れの時間でこまめに復習するようにしていました。机に向かって勉強できないときでも、講義の音源を使ってリピートして聞くこともしていました。慣れてきたら倍速で再生するなど効率よく復習するのが大事です。スキマ時間活用はよく言われますが、実践するとなるとはじめのうちはかなり意識していかないとなかなか習慣付きません。習慣付けば楽になるのでそれまでは意識的に頑張りましょう。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

失敗したことは入門講座をだらだらとやってしまったことです。最初は分からないことだらけでつまずきましたが、分からないところがあっても当然なので、無視してどんどん講義を進めていくべきでした。結果、そのような中ではモチベーションが上がらず、入門講座を終了させるのに2年近くかかってしまいました。その間はほとんど論文答案を書いていなかったことも失敗したなと思います。論文答案を書くことをモチベーションに入門講義を進めることができればベストだったと今振り返ると思います。

反対に、成功したことは論文答案を書きはじめてからです。答案はいつも誰かに添削してもらっていました。大学の先生や知り合いの弁護士に頼んでやってもらっていました。友人同士で自主ゼミを組んで答案の良いところ悪いところを指摘しあうこともしました。たくさん答案を書いて添削していくとそれが勉強のモチベーションになり、どんどん自主的に論文答案を書くために必要なことを勉強するようになりました。

LECの講座の良かった点

入門講座

入門なので、最初から全て各法律を理解することはできません。そこで、理解できないところを補うために学者が執筆した文献を読むことをお勧めします。担任の先生は講座内で読むべき文献を指示してくれるので参考になりました。また、講座は全体的にコンパクトにまとまっており、かつ、他の入門講座と比較して遜色ない内容どころか、しっかりとメリハリのついたものになっています。そのため、無駄に長時間の受講をする必要がないですし、復習する際も効率的です。入門講座は長くて一方的に話を聞いているだけでは退屈ですが、とりあえず最後までやりきることが大切です。LECの入門講座は最後までやりきることができます。

論文基礎力養成答練

論文基礎力養成答練は入門段階の受講者にぴったりだと思います。講座内で答練に出題される範囲を指定され、その範囲の問題演習を通じて答案の書き方をマスターし、実際に書いてみる、という内容です。論文の答案には、作法というべき守らなければならない形式的なルールがあります。このルールは不問律であり、経験の中である程度は身につけなければなりません。論文基礎力養成答練は初学者が典型的な事例問題をどうやって論文答案として解いていくかを丁寧な解説で学んでいきます。答案を使った解説があり、入門講座で学んだことをどうやって問題演習に活用していくのかがわかるようになります。また、答案をいくつも見て、答案の書き方のルールを少しずつ知ることができます。知った後はそれを自分で答案に書く実践をします。誤りは添削で指摘されますから、どんどんチャレンジした方が正解を学べて後々役に立ちます。出題された問題については何度も復習してすらすらと答案を答えられるようすべきです。

全国公開模試

全国公開模試は形式的な部分に重点を置いて取り組みましょう。模試は本番を想定したものですが、一般的にどの模試も本番よりは当然問題の質は劣ります。全国公開模試は試験問題自体の対策というよりも精神面、体力面など普段では考えられない変化を体験することに意義があります。日程を通じての疲労や手応えの感覚を学んで本番の試験でそれを活かしましょう。とはいえ、全国公開模試の出題内容は、本試験で出題されそうな論点であるため、しっかりと復習しライバルに差をつけられないようにしなければなしません。本試験の直前期に復習する際にも良い教材になります。全国公開模試に出題されている論点やその関連する論点は基本から見直し、悩まず書くことができるようにしましょう。

その他

矢島先生の司法試験過去問講座は、解説が十分すぎるほど丁寧です。あり得る解答筋を解説していて自分の解答と照らし合わせることができます。解説を読んでいてそれだけですっきり納得します。分量は多いですが、読む価値があります。答案例はあえて完全解答ではないですが、本番の試験ではあり得る答案だと思います。
そこから相場観を学ぶことも重要です。解説を読んだ後は完全解を作ってみて、それをしっかりとインプットするのがよいです。一か月くらい経ってからもう一度書いてみて定着度を測るのにちょうどよいです。またヤマ当て講座は、試験で問われる重要な点がまとまっており、大変有用です。過去問十何年分を自分で調べながらやると効率がとても悪いですが、時間を無駄にしないために論点、出題趣旨、採点実感で繰り返し問われる重要なものをまとめてくれるのはありがたかったです。実際に受験した司法試験でも解説された論点について出題されたので、現場で迷わずに書くことができたので、ヤマ当て講座をやっていてよかったです。

今後の抱負

今後は弁護士として社会に貢献したいです。司法試験が終わって今は一息つくタイミングですが、これからも勉強を続けて成長していきたいです。

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