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2019年度合格
S・Aさんの合格体験記

合格者

LECは他の予備校よりも講座の価格が安い

S・A さん

年齢 26歳
大学 中央大学(法学部)卒業
法科大学院 慶應義塾大学法科大学院(既修)
受験資格 法科大学院修了
LEC受講歴
  • 司法試験対策講座(論文パーフェクト答練・全国公開模試等)

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

法曹を目指そうとした動機は、日本社会全体の役に立つ仕事がしたいと考えたことと、社会に存在する紛争を、法曹ならば終局的に解決できることに魅力を感じたからです。前者について説明すると、企業法務を扱う弁護士となれば、大企業の経済活動を予防法務・臨床法務の面で支えることで、達成できると考えました。後者について説明すると、紛争は、一般人同士ならば、言い争いで互いの主張をするだけで終わってしまうが、弁護士ならば、法規に当てはめて解決することができるからです。

LECを選んだ理由

1度目の司法試験が不合格になり、どのように勉強しようか考えていた時に、LECから司法試験特待生試験の案内のハガキが届きました。試験は単純正誤問題を解くというシンプルなもので、私は、結果50%の割引率を受けることができました。LECの講座は、他の予備校と比較してもともと価格が安いのにさらに割引がきくということで、LECにお世話になろうと即断しました。これが、LECを選んだ理由です。また、パンフレットで、LECの講座を有効活用し、極めて若い年齢で合格している人がいることを知り、信用できる予備校であると確信したことも後押しとなりました。

仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)

私は、アルバイトをしながら受験勉強をしていたので、時間を有効活用する必要がありました。そのため、自宅からの通学から便利な校舎に通うことにし、司法試験特待生試験は水道橋本校で受験しましたが、渋谷駅前本校で、論文パーフェクト答練や全国公開模試を受けることにしました。渋谷には、バスターミナルがあるため、帰りは始発となり、バスに座って自宅に帰ることができます。私は、答練が終わった後に配布された解説冊子をバスの中で読みながら帰りました。これは、単に移動中に勉強することで、時間が有効活用されるという意義を有するにとどまらず、答練直後に解説冊子を読み復習することで、自分の疑問点や知らなかった知識を吸収しやすくするという意義もあります。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

1.失敗したと思うこと
そもそも1回目の司法試験の受験勉強が失敗でした。当時私は、予備校を利用せず、法科大学院の授業の予習復習以外では、過去問を解く程度でした。しかしながら、過去問を自分で解いていると、どうしても時間が超過しても解答を続けてしまいがちになります。その結果、本番の司法試験では、時間内に書ききることができず、不合格となってしまいました。

2.成功したと思うこと
2回目の受験勉強では、LECの論文パーフェクト答練を渋谷駅前本校で受講しましたが、試験監督がいるので、当然のことながら時間超過して解答するわけにはいかず、必然的に時間内に解答を終了させるくせができ、本番の司法試験でも時間内に解答することができました。

LECの講座の良かった点

論文パーフェクト答練

論文パーフェクト答練は、問題の質が良いです。具体的には司法試験で未だに出題されていないトピックスを意図的に取り上げているようで、的中する可能性が強いです。また、解説冊子については、論点の解説部分が極めて端的かつ内容的に性格であることから、ストックすれば基本書のように使うことができました。

今後の抱負

入所した暁には、同期と切磋琢磨しながらパートナーを目指して頑張っていきたいです。そのためには、クライアント、同期のアソシエイト、パートナー、セクレタリーなど自身と関係のある全ての人から信頼されるような人物でなければならないと思っています。具体的には、自己の専門となる大きな柱を確立し(自分の場合は独占禁止法)、他に浅く広く、各分野の柱を立てていくことが重要であると考えています。そのためには、与えられた案件をこなすだけでなく、常日頃から学修を怠らず、自身の頭で考え、新たなリーガルニーズを開拓していくような弁護士であこ とが重要だと考えます。また、弁護士は、人間と人間の関わり合いのなかで成果を出していく職業である事から、常に自分の周囲の人に感謝する気持ちを忘れないようにしたいと思います。

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