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2019年度合格
M・Hさんの合格体験記

合格者

リベンジ合格に向けて

M・H さん

年齢 28歳
大学 中央大学(法学部)卒業
法科大学院 京都大学法科大学院(既修)
受験資格 法科大学院修了
LEC受講歴
  • 司法試験対策講座(新傾向問題対策講座)

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

法律番組がきっかけです。弁護士が法律を武器に日常生活に潜む問題を議論し、解決策を見出すという姿が単純に格好いいなと思いました。また、物事を論理的に考えるのが好きだったため、事実を法律を使って論理的に分析、説明するという法律の勉強が楽しく、そのプロになって困っている人を助けたいと考えるようになりました。

LECを選んだ理由

私は単発講座の利用だったのですが、出題形式に対応する方法を模索していたところ、LECでその趣旨に合致する講座が出ていたことが受講した理由です。私の知る限りでは他の予備校で類似の講座はなかったように思います。また、矢島先生のレジュメがコンパクトにまとまっている上、当該問題の解説のみならず、そこから敷衍して周辺知識も丁寧に解説されている旨を事前の受講相談で教示頂き、受講しようと考えました。更に、事前の受講相談で、矢島先生の説明の分かりやすさ、模範答案及び模範答案の丁寧な解説が期待できる旨の説明を受けたのでぜひ受講しようと思いました。

仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)

私は、合格した年度は、社会人受験生であり、フルタイムで働いていました。そのため専業受験生と比べて圧倒的に勉強に充てられる可処分時間が少なく、いかにして効率的な勉強方法を実行するかが最重要課題でした。①勉強時間をいかにして捻出するか、②勉強の質を如何に上げるかという視点から以下言及させて頂きます。①については、専業受験生の時と比べて勉強場所に括られないことが重要と考えました。例えば、通勤中の電車に乗っている時間や駅に向かう時間も勉強できます。何も机の上で座って勉強することのみが勉強でありません。また、現役の頃は帰宅後テレビ等をダラダラ見る事も多く無駄な時間が多かった気がします。そこで、まずは隙間時間、無駄な時間をリストアップすることで見つけ出し、これらの時間も全て勉強時間に充てることで現役時程までは行きませんが、合格に必要な充分な勉強時間を確保することは可能です。②については、①で確保した勉強時間をどのように使うか、質を上げることも社会人受験生には必要不可欠と思います。私の場合、移動時間にする勉強と机でする勉強とを使い分けることを意識しました。移動時間は主に暗記型の勉強、すなわち、論証集の確認や条文素読を行いました。また、一問一答の要素が強い短答の勉強も電車での通勤時間で完結するようにしました。一方で、机でする勉強の場合、2時間の起案時間に充てる、問題集を解く等しっかり考える必要のある勉強時間に充てる等していました。特に、起案は如何に時間が少ない場合であっても継続的に行うことが合格に必須である旨、昨年度の不合格で痛感していましたので毎日起案するように決めていました。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

不合格の年に「失敗した」と思うことは、①勉強範囲を広げすぎたこと及び②試験が相対評価であることを意識した勉強ができなかったことです。①については、不合格の年は各科目、新司法試験、旧司法試験、学者の執筆した問題集各科目2冊程度を利用していました。しかし、振り返って思うところ、問題集は司法試験にとってはオーバースペックの問題も多く消化不良だったと痛感しています。そうするならば、新司法試験、旧司法試験の過去問に絞った勉強をする方がいいと思いました。②については、不合格の年は、完全解を追及するあまり、現実的に試験当日に作成できるようなものでない答案を暗記してしまったと思います。2時間で初見の問題について完全解を起案することは不可能です。これらの誤った勉強法が「失敗したこと」と思います。

一方で、「成功したこと」と思う事は、過去問を徹底した勉強法です。不合格時の上記失敗から少ない勉強時間でかつ受験生の相場を学ぶことのできる最良の教材は司法試験過去問以外にはないと気づくことができました。そこで、合格年度は、問題文の模範解答だけでなく、問題文の構成、問いの聞かれ方及び合格相場の答案等徹底して過去問に向き合いました。
過去問を軸とした勉強方法は功を奏し、今年リベンジ合格できたと思います。

LECの講座の良かった点

19新傾向問題対策講座を受講しました。平成30年司法試験憲法、刑法では出題形式が大きく変わり、今後の勉強方針について、早い段階で勉強の方向性を確認できた点が良かったです。本試験を想定した設問を2時間で起案した後、矢島先生の丁寧な解説により問題文をどう読むのか具体的にイメージがつかみやすかったです。憲法の場合、問題文の誘導がより詳細になったのでブロック分けすること、刑法の場合、設問の聞き方(自説、反対説及び両者を踏まえた私見の展開をすること)に今まで以上に注力すべきこと、以上2点が特に勉強になりました。令和元年の司法試験でも、同一の出題形式が踏襲されたので落ち着いて問題文及び設問に答えることができました。

今後の抱負

一般民事を中心に依頼主に寄り添った弁護士となるべく、今後の司法修習、実務で成長できればと思います。また、合格後も絶えず勉強を怠らず、常にベストなパフォーマンスを発揮できる弁護士になれるよう精進していきます。

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