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2019年度合格
H・Sさんの合格体験記

合格者

合格に向けた正しい方向性の勉強と修正の重要性

H・S さん

年齢 36歳
大学 日本大学(法学部)卒業
法科大学院 日本大学法科大学院(未修)
受験資格 予備試験合格
予備試験合格時 民間で働く社会人(アルバイト含む)
LEC受講歴
  • 入門講座が含まれるコース(入門講座・論文基礎力養成答練等)
  • 矢島の論文完成講座

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

私が幼少期の頃、私や家族が法的紛争に巻き込まれました。その際、法的紛争が生じる前の法的予防策や事後的な対策が重要だということを学びました。そこで、私と同じように法的紛争の場に立たされている人を救いたいと考えました。大学を卒業するころ法科大学院制度が発足していたので、法科大学院に入学して弁護士を目指すことを決意しました。

LECを選んだ理由

私は、大学を卒業した後、アルバイトをしながらロースクール入学を目指しました。
大学は法学部を卒業しましたが、司法試験の合格に向けた受験勉強をしたことはなく、ロースクールに入学する前に一通り法律を学びたいと思いました。そこで、大学の近くにLECがあったこと、そして周りの友人がLECに通っており身近に感じていたこと、加えて、私が受講した入門講座の講師の方が、その当時様々な書籍を出版していたことから興味を持ち、LECを選びました。

仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)

私は、5年間という期間で働きながら予備試験及び司法試験に合格することができました。働きながら思ったことは、1日24時間という決まった時間のなかで、仕事の時間(8時間)を除いた16時間をどのように使うのかを意識することが重要だと思います。
次に、1日に勉強できる時間を決めたら、その時間内にどのような勉強をするのか、を決めることが重要だと思います。この作業は司法試験合格に向けて自分には何が足りないのかを分析しなければどのような勉強をすればよいのかわからないと思いますので、必ず分析をしたほうがよいと思います。そして、一番大事な両立のコツは、1日に勉強する内容・時間は、ある程度肉体的・精神的に余裕を持たせるものにすべきです。司法試験の勉強は長期間に及ぶもので、肉体的にも精神的にもかなり負担になる部分があります。仕事をしているのなら、その負担はなおさらです。ですので、肉体・精神を過度に追い詰めることなく、毎日継続的に勉強することが重要だと思います。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

受験勉強を通じて「失敗した」ことは、次のとおりです。まず、①細かい論点に捕らわれ、その論点に関する論文や判例評釈を時間を掛けて勉強していたことです。
司法試験で重要な部分のうち、如何に基礎的な事項を書けているか、という部分があります。基礎的な事項が書けていないのに細かい論点が書けていてもあまり評価はされないと思います。次に、②論点の勉強をしても答案にどのように書くかを意識していなかったことです。論点の勉強(判例を読んだり、条文を読んだり)をしたとしても、それを答案に書けなければ意味がありません。必ず答案でどのように表現できるかを意識して勉強をしてました。そして、③暗記をしっかりやることです。やはり、定義や趣旨はきっちり覚えてそれを表現できたほうが、試験では高評価につながると思います。

他方で、「成功した」ことは、上記の①〜③の点を意識した上で、司法試験や予備試験の論文過去問を検討したことです。

LECの講座の良かった点

入門講座

入門講座で使用したテキストは、定義、趣旨、判例や通説及び反対説など情報が網羅されており、かつ図も使用されていたため、理解が進みました。また、講師独自のレジュメは実践的な内容でしたので、この2つのテキストを併用することで、一定程度の法律知識を学ぶことができました。また、短期間で一通り学べたことによって、「初学者が、司法試験対策に必要な法律学」を「知ることができた」と思います。入門講座の最たる強みは、これにあるのだと思います。

矢島の論文完成講座

矢島の論文完成講座は、司法試験過去問を分析する上でとても有用でした。この講座は、論文試験で必要となる知識かつ短答試験でも有用な知識も学べますし、定義や趣旨、判例の解説等も過不足なく記載されておりとても勉強になりました。なにより、実際に検討した(マーカーや注意書きなど)問題文も載っており、どのように問題文と向き合えばよいのかも勉強できました。そして、2時間という時間の枠の中で現実的な答案が示されているので、それを参考に合格答案の型や方向性が学べました。

その他

予備試験口述模試を受講しました。なぜなら、私は平成29 年度口述試験を不合格となったため万全の準備をしたかったことや、過去においてLECは口述模試の題材が口述試験に出るなど予想が的中したとの話を聞いたからです。
口述模試の内容も本試験と同程度の難易度であり、時間も本試験と同様(20分程度) でしたので、とてもよい練習の機会となりました。また、試験官も私の質問に対し熱心に答えてくれたため、とても参考になりました。

今後の抱負

私は、様々な人達の支えや助けがあったことから、司法試験に合格することができました。今後は、その人達への恩返しも含め、法的紛争に巻き込まれた方々を助けていきたいと思います。加えて、実務技量がなければ法曹として人の役に立つことができないと考えますので、司法修習等を通じて、様々な人達から学び、研鑽を積みながら、法曹としての実務技量を習得していきたいと思います。

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