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2018年度合格
T・Kさんの合格体験記

合格者

LECの講座を利用しつつ歩みを止めなかった3年半。

T・K さん

年齢 24歳
大学 慶應義塾大学(法学部)
法科大学院 東京大学法科大学院(既修)
受験資格 予備試験合格
司法試験受験回数 1回
LEC受講歴 入門講座が含まれるコース(入門講座・論文基礎力養成答練他)・司法試験対策向コース(矢島講師担当講座・論文パーフェクト答練・全国公開模試他)・矢島ゼミ・田中ゼミなど

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

物心ついた時から人のためになるような仕事をしたいと思っており、法曹への憧れがありました。大学に入ってから将来のことを考える段階で、普通に就活をして、就職をしてというのが自分には合わないような気がしたので法曹になることを決めました。明確に何かの出来事で法曹になりたいと決めたわけではないので、法曹三者のどれかをずっと心に決めてきたわけではなく、検察と弁護士の2つに興味を持ってきました。このように法曹への強い憧れはある一方、具体的な仕事内容まで特定して憧れを持っていなかったことから、仕事内容を知って憧れの法曹像との差異に悩んだりするといった事態に陥ることなくここまでくることができました。目標に向かって勉強を始めようと大学2年の冬に決意したものの、学部は法学部でしたが授業も人並み程度しか聞いておらず、予備試験やロースクール入試を視野に入れた勉強は全くしていなかったのでどうしたらよいか全くわかりませんでした。そこで、ほぼ法律知識はゼロに近いのに独学で進めるのは効率が悪いと思い、LECの入門講座の受講を決めました。

合格までの道のり

LECを選んだ理由

入門講座が他の予備校に比べて一周の時間が短く、勉強を始めるのが遅くなってしまった自分にもすぐに一周できそうだと感じたのが一番な理由です。実際に入門講座を始めたら、スピード感がある一方で入門段階で必要な知識はしっかりすべて入っていたので、非常に良い選択をしたと思っています。初学者の段階ではまず全体像を掴むのが大切なので、難しすぎることは掘り下げることなく、必要な知識をさらっていくことができたLECの入門講座は初学者の勉強に適しているなと感じました。また、価格としても他の予備校に比べると安く、金銭面であまり悩むことなく受講を決意できたのも理由として大きいです。入門講座でLECが自分にとって最適な予備校だと思うことができたので、その後も論文インプット講座(現合格答案作成講座)、アウトプット講座、予備試験答練、矢島の速修インプット講座、論文完成講座、論文パーフェクト答練、全国公開模試といった、学習段階に合わせた講座をとることでその段階に合わせた対策をすることができました。特に、法科大学院入試前にとった論文インプット講座(現合格答案作成講座)では、短文問題の問題文と解答例が非常にわかりやすく、かつ網羅性が高かったので、問題文と解答例を10周以上読むことで、典型論点への思考方法を養うことができました。この講座によって法科大学院入試で全ての学校に合格することができたと今は思っています。また、予備試験合格後、司法試験前には矢島先生の講座を受講させていただくことに決めました。ただ論証を書けば点数がくるという思考になっていた自分にとって、しっかり考えて書く過程を伝えてくれる講座が多かったので、非常に有意義だったと感じています。また、矢島先生の講座は刑法の共同正犯や因果関係、刑訴法の伝聞など、超頻出論点かつ多くの受験生が書けた気になっている論点に深い考察を示し、わかりやすい論述方法を教えてくださったので、自分のように多少は書けるけどよくわかっていないような受験生には最適だったと思いました。このように、入門講座から始まってたくさんの講座をLECで受講しましたが、どの講座も自分の各学習段階で必要な内容を与えてくれたので、とても良かったと感じています。

仕事や学業、家庭の両立のコツ

法科大学院は司法試験に直接は役立たない授業も多く、それをこなしつつ司法試験の勉強をするにはある程度時間の活用の仕方を考える必要があるときもありました。そういった場面で私が時間の活用としていたことは、移動時間には判例六法を読むと決めていたことです。判例六法は比較的小さいので電車の中で広げても周りに迷惑はかかりませんし、持ち運びにも適しています。そして、条文を読むのは短答試験対策にしかならないと思われがちですが、要件や効果を見つめ直し、重要条文の構造理解が進むので、論文対策としても効果があります。また、私は予備試験合格後から選択科目の勉強を開始したので、選択科目の基本知識を暗記するのに大変苦労しました。その際に役に立ったのが、部屋の中で一日中選択科目の講義を流し続けるという方法です。勉強する気分がないときも、少し何をするか考えている時も選択科目の講義をBGM代わりに流し続けておくことで頭の中に無意識に選択科目の知識が染み付いていきました。時間を活用する術そのもので確保される時間は微々たるものなので、それ自体は大したものではないのかもしれません。しかし、時間活用して隙間時間でも司法試験に真摯に取り組む姿勢を作ることそれ自体が自分の勉強への意識それ自体に繋がっていくのかなと感じます。司法試験は長期戦なので、隙間時間も取り組む姿勢で、自分に諦める隙を与えないことが、時間活用術て確保される勉強時間以上の価値があるのかなと思います。

LECの講座の良かった点

矢島の速修インプット講座について

速修インプット講座は必要な知識の網羅性が高い一方で、講義自体のスピード感があり、一周するのに時間がさほどかからないのが魅力的でした。予備試験後、司法試験までの間に一周したのですが、口述試験の受験のため憲法や行政法を忘れかけてしまっていたところを、この講座を素早く一周することで記憶を呼び起こすことができました。また、テキスト自体も小さくて持ち運びやすく、内容もとても整理されているので、一元化素材として適しているなと感じました。

矢島の論文完成講座について

司法試験の過去問を自主ゼミで解いた後に復習として答案例と解説を使う形で利用していました。答案において事実に着目してどうそれを答案に表現するかというテクニックが理解でき、何となく書いた自分の答案との差異を見つけることで次に活かすことができました。また、直前期には問題と答案例だけを読むことで論点とそれの論述方法をチェックする方法で使っていました。答案例が非常に読みやすいものだったので、この作業を難なく終わらせることができました。

矢島ゼミ(水道橋本校)について

予備試験合格後から司法試験までゼミに参加していました。週に一度6時間というかなりハードなものでしたが、とても力になるゼミでした。先生がその場で一緒に答案を書いてくださるので、それと自分の答案を見比べて、ここは書くべき、ここは書かなくてもよい、といった合格答案の相場観を養うことができました。また、ゼミでは典型問題を何回も行うので、自分がいかに典型問題を何となく理解していただけだったかを痛感させられました。典型問題に深い理解をして、合格答案の相場感を養うことは司法試験に大きく役立ったと思います。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

失敗したことは勉強を始めることが遅かったことに尽きます。司法試験の勉強は先の見えない長期戦なので、絶対に司法試験を受けると決めていたのだからもっと早くから始めておけばよかったと思います。成功したこととしては、論文をたくさん書いたことです。論文は知識が入るまで書かないだったり、書くのが面倒だから書かないといった姿勢が身についていたら合格は遠のいていたと思います。毎日辛くても論文を書くと決めていたことが大きな力になったと思っています。また、短答を甘く見なかったことも成功したことかなと思います。予備試験も司法試験も論文重視と言われていますが、短答ができないと論文に到達することすらできません。なので、私は司法試験前に短答答練で自分の短答への危機感を煽り、判例六法の読み込みに、より危機意識をもって取り組むことができました。最後に一番成功したと思ったのは絶対に諦めなかったことです。司法試験への道は長く、途中で自分を正当化して逃げるチャンスはいくらでもありました。それをせずに挑戦欲求を捨てなかったことが一番の成功したことかなと思います。

LECに通ってここが良かった

受験生へサポートする体制が整っていることがLECに通って良かった一番の理由です。入門講座出身であるだけで、予備試験短答式試験合格後に論文の答練や模試を受けさせてくれたり、予備試験最終合格後に司法試験に向けて各種答練やゼミ、模試やインプット教材を提供してくれたりと、受験生が合格するための意欲が保てるサポートが非常に充実していると感じました。また、答練や模試の問題が非常に質が高く、どの講座をとっても、これをしっかり消化すれば力がつくと確信して講座に取り組むことができた点も、LECに通って良かった点だと思っています。そして、上にも書きましたが、価格の安さも大きな魅力の1つです。司法試験はロースクールの学費や参考書代や受験料など多くの出費が伴います。ですので、それぞれの講座が良質なだけでなく、価格まで良心的なのは非常にありがたかったです。3年半LEC以外の予備校を使いませんでしたか、非常に満足しています。

今後の抱負

司法試験合格を目標にしてきましたが、今はもう通過点に過ぎず、ここからが新しいスタートだなと感じています。司法試験に合格したことが自分の人生のピークになることがないように、挑戦欲求を持ち続けて行きたいと思います。

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