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2018年度合格
S・Kさんの合格体験記

合格者

LECの全国公開模試のおかげで合格できました。

S・K さん

年齢 28歳
大学 熊本大学(法学部)
法科大学院 熊本大学法科大学院(未修)
受験資格 法科大学院修了
司法試験受験回数 3回
LEC受講歴 全国公開模試

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

私が法曹を目指したのは、中学2年生のときに犯罪被害者について学び、犯罪が社会に与える影響について考えたことがきっかけです。今でこそ被害者保護が注目されるようになっていますが、従来は「被害者は事件の証拠の一部でしかない」という前提が強くあり、メディアスクラムによる二次被害に苦しむ被害者が多くいる現状を知りました。そこで、私は弁護士になりこの現状を変えたいと思うに至りました。それまでは、特に将来の夢もありませんでした。中高一貫であったため高校受験もないため学校の成績が下位であっても全く気にしない私でしたが、「弁護士になる!」と両親や学校の先生に宣言し、猛勉強を始めた記憶があります。弁護士になりたいという目標は、私の生活を劇的に変化させるものでした。大学入学後は、法律にまつわる魅力ある様々な職業を知りました。しかし、やはり弁護士になりたいという思いから、司法試験合格を一途に目指し続けました。

合格までの道のり

LECを選んだ理由

私は、複数回受験生であるにもかかわらず、圧倒的に問題演習量が不足していました。また、本番では未知の問題に遭遇するといつも頭が真っ白になり落ち着いて問題を解くことができませんでした。そのため、3回目の受験に際しては常に本番を意識した勉強を心掛けるようにしました。しかし、私はいつも一人で受験勉強をしていたため、本番の形式に慣れることに限界がありました。そこで何かできないかと考えていたところ、LECの全国公開模試があることを知りました。LECの全国公開模試を選んだ理由は、12月日程で受けることができることと、合格者からの評判がよかったからです。LECの模試を受験する前は、正直単なる模試という位置づけでしかなかったのですが、模試の受験後はこれまで受けなかったことを後悔するほど質の高い問題であると感じました。模試にありがちなたくさんの論点を詰め込んであるというようなものではなく、前年の司法試験の傾向を踏まえた本番に近い問題であったのです。それだけでなく、LECの模試は解説が本当に素晴らしいのです。ただ単に論点の解説をするのではなく、問題を解きながら受験生が悩んだであろう点について思考の過程も踏まえつつ解説してくださいます。特に、反町先生の刑事系の解説は、今まで曖昧にしていた理解をきちんと整理することができるもので、電車の中など時間があれば何度も繰り返し聞くほどでした。模試の解説を繰り返し聞いたのは、LECが初めてでした。LECの模試の解説は、どれも模試の問題から派生してきちんと基礎知識まで理解を深めることができるとてもよいものであったと思います。また、LECの模試の採点もとても丁寧で、さらに得点を伸ばすためにはどのような記述にするべきかを明確に示してくださいました。模試の採点で指摘していただいたことは、答案の改善メモとして自分なりにまとめ、本番の試験直前に見直すものとしても利用しました。LECの全国模試は、1回の模試でたくさんのことを得ることができるとてもよいものでした。

仕事や学業、家庭の両立のコツ

司法試験合格に向けた勉強を継続する中では、日常の家事をこなす他に、フルタイムのアルバイトにも従事しました。他の受験生に比べ圧倒的に勉強時間は少なかったのですが、移動や休憩時間など確実に集中できる時間を勉強にあてることで、有限な時間を効率よく活用し行動することを心掛けました。特に、苦手な短答は時間を決めて解くようにしていました。そうすることで、最初は「嫌だな。やりたくないな。」と思いながら解いていた短答も、日課として習慣化し淡々と解くことができるようになりました。慣れないうちは苦しく感じることもあるかと思いますが、習慣化してしまえば意外とやれるものです。そして、時間がないことから、高度なことに手を広げてみたりせず、最低限これだけは習得したいと考える基礎知識を徹底する勉強法をとりました。勉強法を絞ったことで、あれもこれもという不安から解放されたように思います。早い段階でどの科目でどれくらいの評価を得たいかという作戦を立てることも有益かと思います。私は、すべての科目でEとFの評価は絶対避けてAの評価は狙わないという作戦を立てました。自分の実力に見合った作戦を立てることで、勉強法を適宜修正していくことができました。また、毎朝日々のタスクを確認し、物事の優先順位を立て、そのために必要な時間を逆算することで、適切なスケジュール管理能力を身につけることもできました。こうした能力は事務のアルバイトでも役立てることができ、一石二鳥でした。時間的余裕があると、なかなかやる気が起きなかったりダラダラとした勉強になったりすることもあると思います。しかし、私は、時間的に余裕がないことで今しかできないという意識で取り組むことができたため、集中して勉強することができました。特に社会人の受験生の方などは、時間的にさらに大変な思いをされているかと思います。あまり手を広げすぎずに自分で最低限これだけは取り組みたいと思う勉強法を絞り、習慣化することでその負担が少しは軽減できるのではないかと考えます。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

受験勉強を通じて失敗したことは、ロースクールの勉強と司法試験合格のための勉強との違いを意識できていなかったことです。ロースクールの定期試験では、範囲が決まっており奨学金の関係で秀や優を取るために細かい知識まで暗記して臨んでいました。しかし、出題範囲が広く出題傾向も変わる司法試験において、そのような細かい知識は有益ではありませんでした。徹底した基礎知識を使いこなし解答筋を外さないことが司法試験合格への近道であることに気づくまでに、かなり時間がかかってしまいました。成功したことは、初心にかえりとことん基礎知識の理解を徹底したことです。複数回受験生になると、不安から様々なことに手を広げてしまいたくなると思います。私も2回目の受験の際には、高度な勉強を意識している一方で、基礎知識はかなり抜けていました。そこで、3回目の受験では、とにかく基礎的なことをしっかりやろうと意識しました。分厚い参考書よりも、薄い基本的な教科書を何度も繰り返し読み、いわゆるAランクの論点を徹底的に叩き込みました。高度なことはやらない、ということが相対評価である司法試験には重要なことだと思います。

LECに通ってここが良かった

LECの全国模試を12月に受験したことが今年の勝因だと思っています。それは、12月という早い段階で自分の成績の相対的な位置を知り、勉強の方向性を修正できるからです。私の場合、LECの全国模試で公法系は良い成績でしたが、民事系特に民事訴訟法が悲惨な成績でした。それまでは民事訴訟法は苦手科目であるにもかかわらず過去問しか対策をしていませんでした。しかし、模試の結果を受け、これでは到底受からないし民事訴訟法で足切りもあり得ると思い、基礎からやり直しました。その結果、本番でも、民事訴訟法で失敗することはありませんでした。仮にLECの全国模試を12月に受けずにいたら、民事訴訟法の勉強法を修正できず本番で大失敗していたかもしれません。12月という早い段階で勉強法の修正ができ、本番に間に合わせることができたのは、LECの全国模試のおかげだと思います。また、LECの全国模試の解説は非常に丁寧でわかりやすい点も、LECを選んでよかったと思う点です。

今後の抱負

中学生のころから夢見ていた弁護士という憧れの職業に、やっとなれる日が来ると思うと、胸がいっぱいになります。今後は様々なことに挑戦し、自分の新たな可能性を見つけていきたいと思います。依頼者の心に寄り添える弁護士を目指します。

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