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2018年度合格
K・Yさんの合格体験記

合格者

基礎段階から司法試験直前まで使える教材に感謝。

K・Y さん

年齢 25歳
大学 岡山大学(法学部)
法科大学院 岡山大学法科大学院(既修)
受験資格 法科大学院修了
司法試験受験回数 1回
LEC受講歴 入門講座など

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

中学生の頃、ドラマをみて検察官にあこがれたことがきっかけです。検察官になるために法学部に進学しましたが、司法試験の過去問を検討したり、合格者の話を聞くなどした結果、1度司法試験受験を諦めました。そのため、公務員講座を受講し、検察事務官や労働基準監督官をめざし、インターンシップ等にもいきました。しかし、それらの仕事について知れば知るほど、権限に制限があることを知り、自分のやりたかった仕事である検察官との違いを思い知りました。そのため検察官への憧れがより強まり、改めてロースクールへの進学を希望することにしました。ほかの仕事について深く知ることが再度法曹を目指すきっかけになったと感じています。ロースクール進学後も、何度も挫折しましたが、法曹として働いておられる方々の話を聞き、自分も困っている人を助けたり、頼られる人間になりたいと思えたことが、最終的に司法試験を受験し、法曹を目指すことを確定させてくれたきっかけだと思います。

合格までの道のり

LECを選んだ理由

第一に、自宅から近く、通いやすい場所に岡山校があったことです。通信学習とはいえ、身近に気軽に相談できる場所があるのは心強かったです。また、岡山校が大学や駅から近いため、大学時代の先輩の多くもLECに通っており、先輩方におすすめされたからです。第二に、選択できるコースが豊富であったことです。基礎からきちんと学びなおしたかったため、基礎講座が先生ごとに選択できるのはありがたかったです。その際、先生ごとにどのような特色があるのかをLECの受付の方に丁寧に説明していただけたため、不安なくLECの講座を選ぶことができました。第三に、教材の質がよかった点です。基礎講座の教材には、教科書等とは異なり答案作成に特化した内容になっています。そのため、無駄な時間を費やすことなく、要点だけを頭に叩き込むことができます。加えて章ごとの終わりに択一問題が掲載されており、各章の復習のみならず、司法試験の短答につながる学習が可能となっています。インプット完成講座についても、問題1問1問に答案例だけでなく、答案構成が掲載されている点が優れています。司法試験に向けて答案を書くうえで、どのような事項について答案構成をすればいいのか迷った時期もあったので、答案構成の例が載っている教材を使えることは心強いと考え、LECの同講座を選びました。実際に動画を見てみると、模範答案のいい部分のみならず、過不足についても説明してもらえたので、より本番を意識した答案を早い段階から身に着けることができたと思います。論文インプット講座(現合格答案作成講座)の教材については、司法試験直前まで論点の確認に使用していました。新司法試験の過去問をまわすだけでは解くことのできない論点にも触れることができたため、この講座を選択して本当によかったとおもっています。

仕事や学業、家庭の両立のコツ

LECの通信講座で勉強をしていた時期は、主に学部生の3・4年生です。その時期は、授業が落ち着き、コマ数も減るため、学業やアルバイトと予備校の両立に苦労したことはありませんでした。3・4年生の時期は空きコマも増えるため、空きコマは家に帰らず、図書館でLECの動画をみることを習慣づけていました。そのおかげで、学校での勉強の習慣ができ、司法試験終了時までの勉強の習慣の基礎をつくることができました。週に1度ずつある刑法・刑事訴訟法のゼミに向けた予習としてもLECの基礎講座のテキストを使用することで、学校の単位のための授業と、司法試験に向けた自主学習を切り離すことなく、効率のよい学習ができました。司法試験合格に必須な学習方法は過去問を繰り返し解くことです。しかし、過去問では網羅できない論点が科目ごとにあり、その論点について自力で学習することはなかなかに困難です。そのため、過去問で触れられていない論点について効率よく学習するためには、論点が条文の順序に網羅的に掲載されている問題集を解くことが必須です。そのため、過去問を自習で行いながら、それに加えて学校の授業とLECの論文インプット講座(現合格答案作成講座)で補うことで、司法試験に必要な論点を網羅的におさえることができたと思っています。司法試験の過去問は基本的に1年度分解こうとすると2時間が必要となります。なので、2時間を確保しなければなりませんが、アルバイトや学校の授業がある時間帯には、なかなか司法試験の過去問を解くことができません。しかし、ひたすらテキストを読むだけでは司法試験に向けた学習としては不十分です。しかし、LECの論文インプット講座(現合格答案作成講座)はそれぞれの問題が短めになっており、答案用紙4枚以内の問題ばかりが掲載されています。そのため、空き時間に1問だけ挑戦することが可能であり、短い時間しかない場合にも論文の学習に触れることができたおかげでロースクール入試・司法試験に1発で合格できたのではないか、と考えています。自分の空いた時間に適した学習・テキストを選ぶことがいろいろな事柄と司法試験の学習を両立させるコツだと思います。

LECの講座の良かった点

入門講座(赤木先生)については、ロースクール入試前に各科目の基礎を完璧にできたことがよかった点です。既修で入学した場合、基礎はできていることが前提として演習科目に取り組むことになります。時間に余裕はなく、演習と並行して基礎を確認することは難しいので、基礎を完成させることができたことがよかった点です。論文インプット講座(現合格答案作成講座)については、ロースクールの定期試験から司法試験直前まで常に使える問題集を手に入れることができたことがよかった点です。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

地方のロースクールということもあり、情報収集や、周囲の学生のレベルを知る機会がなく、また、知ろうとしなかったことが「失敗」でした。最終学年で全国のロースクール生が集まる機会があり、そのときに自分の未熟さを知れたことで何とか受かることができましたが、直前模試などまでに答練等で受験生のなかでの自分の位置をもっと早く把握しておけばよかったと思います。逆にいえば、遅かったとはいえ、自分が周囲の受験生と比較して勉強があまいことを認識し、勉強に対する意識をかえられたことが大きな「成功」だったと思います。地方の少人数のロースクールの最大の欠点は、通常の学生生活においては、少ない人数のなかでの相対評価しか受けることができないことだと思います。そのため、自分の学校での成績に満足し、勉強が不足しがちになっていました。しかし、大規模なロースクール生の話を聞くと、自主ゼミ等も学力別に行い、無駄な時間をできるだけ減らしているとのことでした。私はそれまで、学力等は一切考えず、仲のいいメンバーとのんびりゼミをして満足していました。しかし、このままではゼミ生同士での足の引っ張り合いになると痛感し、その後のゼミは学力の同等のメンバーでコストパフォーマンスのいいゼミをするようこころがけました。その結果、ゼミをしていた科目は、司法試験本番でも時間いっぱいしっかり答案を書き切ることができました。このように、司法試験を受けるまえに、全国の受験生まで視野を広げ、今の自分に本当に必要不可欠な勉強法に切り替えられたことが、合格における「成功」だったと感じています。

LECに通ってここが良かった

入門講座は、主にロースクール入試段階で使用していました。ロースクール入学後は動画を見ることはありませんでしたが、テキストは頻繁に使用していました。司法試験に特化した内容になっているため、基礎でつまずいた時に詳細に学説の内容や、判例の重要部分がまとめられていたことで、一般の基本書を読み込むよりも効率のよい学習ができたと思います。加えて、入門講座のテキストには各章末に短答問題が掲載されており、復習と並行して司法試験の択一対策もできました。インプット講座(現合格答案作成講座)については、司法試験直前までテキストを使用していました。基本的に司法試験論文の勉強は過去問を中心に行いましたが、司法試験で未出題の論点等の確認や、問題文から論点抽出の練習として使用していました。答案構成・模範答案の両方が掲載されているため、答案作成を意識した流れで学習することができました。このように、LECの講座のおかげで常に司法試験を意識した学習が可能であったため、1発で司法試験に受かることができたと思っています。司法試験合格のための指針を見つけることができたことが、LECに通ってよかった点だと思います。

今後の抱負

司法試験に受かったとはいえ、これは法曹になるための通過点にすぎません。修習を無事終え、二回試験に合格し、法曹になるため、これからも勉強に励んでいこうと思います。LECの先生方、ご支援ありがとうございました。

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