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2017年度合格
内田 雅也さんの合格体験記

合格者
両立して合格

受験予備校の重要性。

内田 雅也 さん

年齢 34歳
大学 法政大学(法学部)
出身法科大学院 中央大学法科大学院(既修)
受験資格 法科大学院修了
司法試験受験回数 3回
LEC受講歴 入門講座が含まれるコース

法曹を目指したきっかけ

法曹への憧れは、物心ついた頃から漠然とありました。おそらく、ドラマか何かの影響で、弁護士の格好よい姿に惹かれたのだと思います。そして大学は法学部に限定して受験し、法政大学法学部に進学し、司法試験の勉強を開始しました。学部入学当時は、法科大学院の設立を間近に控えた時期で法学部人気が高まっていた最中です。私は学部2年時から予備校に通って旧司法試験の学習を開始していたものの短期の合格は難しい状況で、卒業後は、司法浪人か、あるいはロースクールに未修者進学かと進路に迷っており勉強に身が入らない状況でした。しかし、身が入らないまま勉強をしても試験に合格することは困難です。そこで、いったんは一般企業に就職して、再挑戦したくなったら勉強を再開しようと考え、メーカーに就職しました。会社員生活はなんの不満もないものでしたが、将来的な転勤や定年退職があることなどから、やはり会社員ではなく弁護士として自営業者になりたいと考え、会社を辞めて勉強を再開しました。

合格までの道のり

LECを選んだ理由

勉強を再開した当初、学部時代に受講したLECの入門講座や旧司法試験過去問を用いて勉強しました。まだ旧司法試験が残っていた時期なので、平成21年の旧司法試験を受験するも、択一で散々な点数(得点率50%未満)で不合格となったことで自習のみの勉強方針に限界を感じました。そこで、入門講座を受講していたこともあって、LECに再び通うことにしました。LECを選んだ理由は、LECの講師に対する信頼と、他の予備校と比較して割安な価格設定だったからです。

仕事や学業、家庭の両立のコツ

私は勉強再開から合格まで、9年近くの歳月を要しました。私のように受験勉強が長引くと、全く仕事をしないで受験に専念することは経済的に困難なので、アルバイトをしながら勉強を続けました。アルバイトは司法試験の学習と全く関係ない事務仕事でした。人によるとも思いますが、私の場合、勉強と全く関係ない事務仕事が勉強の息抜きとなったので、勉強との両立に役立ちました。もちろん、受験予備校で司法試験関連の仕事をするのも、勉強しながらお金を稼げるので効率はよいとも考えられます。仕事と勉強の両立で重要なのは、自分自身にとってストレスが少ない仕事を選ぶことだと思います。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

まず、失敗したことです。入門講座を受講する際、講座の中で講師が勉強方法をお勧めすることがあります。その勧めに素直に従わず、自己流で効率良い勉強方法を確立しようとしたことは、単なる時間の無駄でした。自分が信頼できる講師を見つけたら、言われるままがむしゃらに勉強することが時に重要であると思います。合格して思うのは、勉強の質は、量をこなさないと高めることはできないということです。最初から効率を求めるのではなく、まずは量をこなすべきであったことが反省点の1つです。結果的に、受験勉強が長引く原因となりまいた。また、量をこなす一環として、インプットだけでなくアウトプットすなわち答案作成に早い時期から取り組むことも重要であると考えます。結局のところ、司法試験に必要な能力を向上させるには問題演習が最も効率的だということです。私自身、答案を書くことを怠った結果、答案作成能力が伸びず、ロースクールに入学するため3回の受験を要することになってしまいました。次に、成功したことです。受験勉強が長引くと、勉強のこだわりが強くなってくる傾向にあるようです。そうすると、試験に受かりにくくなると言われています。なぜかといえば、司法試験に合格する観点からすれば、勉強のこだわりなど不要だからです。そこで、司法試験に不合格となった時点で無駄なこだわりを捨て、合格者の意見を素直に聞き、自己の勉強に生かせることができたという点が、合格という結果を勝ち取るために成功した秘訣だと思っています。

LECに通ってここが良かった

LECに限らないことかもしれませんが、LECに通うことで多くの友人ができました。その友人たちとは、今でも交流があります。優秀な方も多かったので、すでに弁護士として活躍している方も多くいます。LECでの学習はフォロー体制が手厚かったことも影響して、他の予受験備校に通った経験と比較しても、多くの友人ができました。

今後の抱負

社会人経験や長い受験生活の中で得た経験を生かせる弁護士になりたいと考えています。法的問題点の処理はもちろん重要ですが、依頼者の求める解決方針を法律によらない解決も広く視野に入れた活動のできる弁護士が理想です。

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