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2016年度合格
佐野 正次郎さんの合格体験記

合格者

LEC静岡本校に通わなければ現場での緊張感をもった答案練習をすることができず、司法試験合格はなかった!

佐野 正次郎 さん

年齢 65歳
受講歴 論文パーフェクト答練(分析編、実戦編)、全国公開模試、論文短答重要事項インプット講座(現重要事項完成講座) 他

法曹を目指したきっかけ

私は、大学・大学院で工業化学を学び企業で約30年間商品化研究に従事し、多くの特許紛争を経験してきました。その中で、判決の特許性の判断に疑問を抱くことが多く、技術のわかる法曹が少ないという問題を痛感しました。
そこで、早期退職制度を使って退職し、技術のわかる弁護士を目指してロースクールに入学しました。

合格までの道のり

1.LECを選んだ理由

理科系の私はロースクール3年間では単位をとって卒業するのがやっとで、司法試験合格レベルには程遠い位置にありましたので、1年目の受験は控えました(念のためLECの全国公開模試を受けましたが、やはりDランク以下でした)。卒業後もロースクールに残って自習室で勉強するほうが環境としては好ましいのですが、認知症が進んできた妻の母の世話を少しはしないといけないので、自宅で勉強する道を選びました。
私の実力レベルでは、合格のために予備校利用は必須であると考えました。予備校の条件としては、答練を現場で受けたいので自宅から通えることが必須で、LEC静岡校のみが対象となりました。そして、各種資格試験で実績があることと、全国公開模試が12月にもあることを考え合わせ、迷わずLECに決めました。

2.LECの講座がどう役立ったか

(1)「論文短答重要事項インプット講座〔ろんたん〕」(現、重要事項完成講座〜知識編〔重完〕)
1回目の受験では、知識レベルが低いことが露呈して不合格でした(4000番くらい)。2回目の試験も落ちそうだったので危機感を覚え(結果不合格、順位も3000番台と1回目からあまり進歩なし)、知識レベルの底上げが必須と考え2014年に開講された矢島講師の「論文短答重要事項インプット講座〔ろんたん〕」(現、重要事項完成講座〜知識編〔重完〕)を受講しました。
講義内容は重要基本知識をわかりやすく解説したものであり十分ついていけましたが、関連過去問の検討もあり知識がどのように司法試験に生かされるのかを実感することができました。そして、受講生を何とか合格させてやりたいという矢島講師の熱意が随所で伝わってきて、こちらも集中力をもって受講することができました。7月〜9月という比較的早い時期に知識レベルが高められその後の答練に生かせたことは、かなりプラスになったと思います。残念ながら3回目受験のこの年も不合格(2000番ちょっと)でしたが、民事系得点は前年の倍と飛躍的に進歩し合格まであと一歩という感触が得られ、4回目受験での合格につながりました。
(2)「論文パーフェクト答練(分析編・実戦編)」
10月から答練が始まるので、これをペースメーカーとしました。公法系の答練のある週は公法系に絞って勉強して、答練であまりひどい点を取らないよう心がけました。それでも、出来が悪いときは添削・採点を見るのが怖かったです。添削では答案のダメなところを厳しく指摘してもらいましたが、たまには「合格レベルです」「この調子で頑張ってください」という暖かい言葉もあり、励みとなりました。
静岡本校では論文パーフェクト答練が朝10時から始まるので、自宅から静岡本校まで1時間半以上かかる私としては、冬の寒い朝はつらいものがありましたが何とか一度も休まず受講しました。静岡本校は少人数ですが、他の受験生と一緒に答練を受けることで、緊張感をもって集中して答案を書く良い訓練ができました。
(3)「全国公開模試」
3月末の全国公開模試は本試験前の最終チェックであり、ここで弱点に気づいても克服する時間はありません。その点、12月末の全国公開模試ではまだ本試験まで4か月以上あるので、ここで弱点に気づき本試験までに克服することが可能です。また、9月の合格発表後の模試まで3か月ちょっとしかありませんが、模試でいい点を取るために年内に勉強を一応仕上げるという目標をもって、早い時期から緊張感をもって勉強することができました。

受験勉強を通して「失敗した」「成功した」と思うこと

私は5年目(4回目)という最後の受験機会でようやく合格したので、「失敗した」と」思うことは多いです。具体的には、次のようなことがあげられます。

  • 未修者として、ロースクール時代の勉強時間が足りなかった。
  • 評判が良い書籍を多数買いあさり、未消化に終わった(特に憲法)。
  • 答練の復習不十分で、本試験で的中した論点も書けなかった(1、2回目受験時)。

一方、「成功した」というか最後の受験機会までまっとうできたのは、ロースクール入学の際提出したパーソナルステートメントに書いたこと(技術のわかる弁護士になって産業の発展に貢献する)を最後まで忘れなかったからです。司法試験受験の道を選んだことを後悔しそうになったときは、このパーソナルステートメントを思い出して、気持ちを立て直しました。

今後の抱負

技術のわかる弁護士として現在の特許性判断の実情・問題点を明らかにして、論文・書籍にまとめて世に問いたいと思います。そして、産業の発展に少しでも貢献できればと考えています。

LECに通ってココが良かった!

既に述べましたように、LEC静岡本校に通わなければ現場での緊張感をもった答案練習をすることができず、司法試験合格はなかったと思います。また、答練終了後の自習室の確保も容易にできたので、答練終了後すぐに自習室で解説に目を通し、帰りの電車でもう一度復習するというパターンで、答練の実施日にある程度その中身を習得することができました(3、4回目受験時)。
受講講座以外にも矢島講師による有用な無料講座があり、活用させてもらいました。講座当日に受講できなかった場合でも、後日スタッフの方に頼めば快くレジメのコピーが入手できたので助かりました。

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