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2016年度合格
桐本 裕子さんの合格体験記

合格者

受講の決め手は、天下一品ともいえる授業のわかりやすさ!

桐本 裕子 さん

年齢 28歳
受講歴 入門講座、予備試験論文演習、論文力完成講座、短答力完成答練

法曹を目指したきっかけ

難民支援や法整備支援など、法的知識を通じて国際支援を行いたいと思ったからです。大学生時代に国際政治を学んだ私は、将来は紛争や貧困問題に携わりたいと考えました。

そこで、大学卒業後は特派員を目指して新聞社に入社したものの、体調を崩して1年で退社。途方にくれていた私に、知人の弁護士の方が「弁護士なら、法律という専門知識を生かして国際的な活動ができる。どうせなら難しいことに挑戦しなさいよ」と背中を押してくれたことがきっかけでした。

合格までの道のり

1.法科大学院入学まで

まずは、法科大学院の既修コースを目指して2012年6月ごろ、LECに入学しました。法曹になるためには予備試験ルートもありますが、当時は合格率3%の超難関。予備試験一本でいくのはリスクがあります。また、法学部出身でない私は法曹を目指す友人もいなかったため、人脈作りもかねて法科大学院を目指しました。

既修コースを目指した理由は2点あります。1点目は未修よりも合格率が高いこと。2点目は法曹になることを決意した時、丁度適性試験が終了してしまい次の年まで時間があったこと。どうせ時間があるのだから、予備校で勉強して既修コースを目指すことにしました。

LECでは入門講座を受講しました。受講の決め手は、天下一品ともいえる授業のわかりやすさです。

先生は科目ごとに意識して勉強すべき点(コツ)を、各科目の授業の最初に指南してくださいます。これがとにかく講義を効率よく理解するのに活きました。(例えば民法では要件と効果を意識して勉強するのが大事。請求→要件の順に考える。この要件検討の際に論点が出てくる、など)。この意識がないと、授業を理解したつもりでも答案を書けない事態が生じます。

法科大学院には予備校に通ったことのない人もいましたが、各科目のコツをおさえないまま司法試験に臨み、不合格だった人が少なくありませんでした。また、先生の講義は質疑応答形式で進みます。話に無駄は一切なく、とてもテンポが良いです。いつどのような質問が跳んでくるかわからないため、終始緊張感をもって講義に臨めます。講義を効率的に吸収するうえで、このような講義形式も非常に有効でした。

2.法科大学院入学後

早稲田大学大学院法務研究科に無事合格し、2014年より同大学院へ進学しました。入学後はもっぱら大学院の勉強に追われていましたが、そこでも入門講座で得た基本的な法的思考方法は確実に活きたと確信しています(上述した民法は要件と効果が大事、など)。

法科大学院では、高度な法的知識を学ぶ講義はたくさんありますが、答案の書き方という授業はありません。答案が書けなければ司法試験は受かりません。その意味で、法科大学院入学前に入門講座を受講し、基本的な法的思考方法や答案の書き方を身につけたことが大変良かったと実感しています。

受験勉強を通して「失敗した」「成功した」と思うこと

予備校でよく出てくる典型論点を「出ない」と思い勉強しなかったこと。

現行の司法試験は、旧司時代のような典型論点でなく、現場思考の問題が問われるとの認識がありました。しかし、今年の会社法は取締役の報酬問題等、いわゆる典型論点が比較的多く問われた年でした。

どうせ出ないと思って勉強しなかったため、答案はイマイチ。会社法の評価はC。当然です。予備校で絶対習う問題なので、周囲は皆できたんですから。皆さんも自分で「こんなの出ない」と判断するのはやめましょう。

LECに通ってココが良かった!

私は通学クラスを受講していましたが、受講生が5〜10人程度と少人数だった点が良かったです。講義後はとことん先生に質問することができ、積み残し無く次の講義に進むことができたからです。また、受講生同士が仲良くなり、自主ゼミを組んで互いに切磋琢磨して勉強に励んでいました(このときの自主ゼミメンバーは、今年全員が一発合格しました!)

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