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2016年度合格
H・Aさんの合格体験記

合格者

入門講座及びインプット系の講座は、純粋未修者の私でも容易に理解することができ、論文作成のイメージがつきました。

H・A さん

年齢 30歳
略歴 愛知県出身。
同志社大学工学部在学中に行政書士試験合格。
2010年同志社大学法科大学院入学。
2013年同志社大学法科大学院修了。
2014年公務員(市役所)として勤務開始。
2016年3回目で司法試験合格。
受講歴 入門講座(柴田クラス)、論文パーフェクト答練、全国ファイナル公開模試(現「全国公開模試」)

法曹を目指したきっかけ

私は、工学部に入学したものの、どこか工学部の勉強に興味を抱くことができず勉強面において不真面目な大学生活を送っていました。他方で、サークル活動は様々な企画を行うサークルであったことから積極的に参加していました。そんな中、サークル活動を通して法的規制に直面したことから、法的知識の必要性を認識したため、許認可手続を主として扱う行政書士の資格の勉強を始めました。

そして、LECで行政書士の講座を受講し、大学3年生のときに行政士試験に合格することができました。その過程で、法学に興味を抱きこれを自分の一生の仕事にしていきたいと思うように至り、弁護士を目指す決意をしました。

合格までの道のり

私は、法科大学院に入学したものの、論文は一度も起案したことがなく、行政書士試験には合格しているものの、いわゆる純粋未修者でした。また、未修者コースといっても純粋未修者は、一学年私を含め2人しかおらず入学当初すぐに単に大学院の授業を受けているだけでは司法試験に合格するのは難しいという危機感を抱きました。

そこで、大学院入学直後の4月に、まずは司法試験の科目を一通り勉強しておく必要があると考え、効率的にそれが行える予備校の入門講座を受講しようと考えました。行政書士試験のときにLECを受講していたこと、その講師がきっかけで法学の勉強に興味を持ったこと、及びその講師が司法試験ならば柴田先生を推薦していたので、柴田先生の入門講座をインターネットで受講しました。

柴田先生の授業は、どのように論文を書いていけばよいのかという視点で授業していただけるので、論文への抵抗はなくなりました。さらに、大学院3年次に苦手科目である憲法と刑事訴訟法のインプット系の講座を受講しました。この講座によって、司法試験はあくまで試験であり、制限時間内でいかに点をとるのかという意識付けができました。これらの講座のおかげで、大学院を上位の成績で修了することができました。

もっとも、私は、司法試験を2度不合格となっています。この原因は、演習不足であると思います。純粋未修者であった私は、既修者への劣等感からか、論点等の知識をインプットするばかりの勉強をしており、「木を見て森を見ず」という状態に陥っておりました。さらに、私は、答練を受講していたにもかかわらず、実際に起案してないかったためこの点でも他の受験生よりも演習量が不足していました。

その後、私は、金銭的な理由から、公務員として働きながら勉強を続けていましたが、昨年度の司法試験は、仕事の関係上受験することはできませんでした。今年は、勉強時間が短いことから、インプットの勉強はほどほどに、今まで受講したLECの過年度の答練や模試の起案を行って演習を重ねました。そして、今年3回目の受験でようやく合格することができました。

受験勉強を通して「失敗した」「成功した」と思うこと

私は、8科目すべてで、まとめノートを作って勉強をしていました。このノートは、確かに大学院の定期テストでは役に立ちましたし、現に大学院の成績も良好でした。しかし、いつのまにかノートを作ることが目的となって自己満足してしまい、試験で真に必要な能力である思考力が全く培われなかったのではないかと今では強く思います。

新司法試験が開始して約10 年になり、LECをはじめ予備校等の有用な教材が多くある現状では、もう一度自分自身が司法試験に臨むならばまとめノートの作成はしないと思います。むしろ、多少知識がなくても、今年、自分自身が行ったように過去問等の演習を数多く行うほうが試験という点取り合戦では有用なのではないかと思います。

今後の抱負

大学時代の自分自身がサークル活動で様々な法的規制に直面したことから、何かやろうと思った人が法的規制等によって、その人のモチベーションが低下しないような手助けを行える弁護士になりたいです。また、いまだにそうなのですが、弁護士と聞くとなぜか身構えてしまうような遠い存在に感じるので、そういったイメージを払拭して、気軽に相談できるような敷居の低い弁護士として役に立てれば幸せです。

LECに通ってココが良かった!

入門講座及びインプット系の講座は、純粋未修者の私でも容易に理解することができ、論文作成のイメージがつきました。純粋未修者にとって、どのように論文を書けばよいのか(むしろ、どのように答案の空白をうめればよいのか)というのは、勉強初期の段階では特に重要な問題です。上記講座は、そのような重要な問題に対して、適切な回答を提供してくれる講座でした。

論証パターンは、不要という方もいますが、私のような純粋未修者にとって論文を書くためには、一定の道しるべともなる論証パターンは勉強初期の段階で大変有用なものでした。そして、これらは司法試験にとってマストである基礎知識を、血肉化するために絶対に必要であると私は考えています。

そして、このように習得した基礎知識をいつでもどのような状態でも使えるようにするためには、論文パーフェクト答練・全国模試で訓練する必要があります。これらは、司法試験で要求される基礎知識がどの程度のものなのかを認識するのに最良の講座であると思います。

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