大久保 諭 さん(57歳)
多肢選択解き忘れて白紙で出しても合格!
受験回数 | 2回(LECで学習後、1回で合格) |
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主な受講講座 | 2021年合格目標 180点アルティメットコース+直前対策講座 |
受講形態 | 通信Web |
学習開始時期 | 2020年4月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
入管業務は携わっている外国人相手の不動産と相性がよく、補助金・助成金はWeb制作と相性がよいと思い、また、周りの中国人ビジネスパートナーや経営者から行政書士資格を取ってくれと言われたのがきっかけです。
LECを選んだ理由
ある程度の基礎固めは出来ていたので、基礎からではなく、ハイレベルで、しかもコンパクトにまとまった通信講座がないかなと探していたところ、ちょうどLECの180点アルティメットコースが自分のニーズに近いものだったので選びました。
合格への道のり
2度目のチャレンジで、公開模試はLECを含め12回受けました。概ねAランクで、1回154点だったのを除いて190〜240の点数だったため、本番はまあ大丈夫だろうと臨みました。ところが当日、多肢選択の問題12問を解くのを忘れて、白紙のまま答案を提出してしまいました。時間が足りなかったわけではありません。40分余って見直したにもかかわらず、解いていないことに気付いたのは、終わりの合図の後です。順番を変則的に解いていたのが仇になりました。それでも自己採点で記述抜きで160点だったので、後20点、どうにかいけるかどうかという感じでした。後で多肢選択を解き直したら合わせて180点でしたので、記述抜きで合格でした。結果186点で合格でしたが、こんな大ミスをして受かったのは奇跡ですね。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
講義は上手くまとまっていましたし、講義を聴いて気付かされた点があるなどのきめ細かさもあったので、よかったです。講義は憲法は5回ぐらい回して、他の科目は3回ほど回しました。インプットはこの程度で、アウトプットで送られてきたアルティメット択一問題集等の教材を、およそ10回以上繰り返しました。
LEC行政書士教材の良かった点、有効な活用法
教科書は市販でも売られている全科目一冊でまとめた『合格基本書』を使いました。最初こんなので足りるのかと不安になりましたが、内容は濃く、読みごたえのあるものでした。「180点アルティメット講座」を聴きながらラインを引いて、そこを中心に繰り返し読み返しました。
講師のここが良かった
鎌田講師の話し方は上手く、飽きのこないものでした。間の開け方、時々口語体になるなど抑揚をつけるのが上手いです。下手な方だとえー、あーが多く、聞きづらいというのがあるのですが、鎌田先生は流暢なので聞きやすかったです。また、直前対策講座にあった横溝講師の語呂合わせなどは、本当に助かりました。
LECのサポート制度で良かった点
一番良かったのは「教えてチューター」で質問出来ることです。疑問に思ったらすぐ質問しましたが、早めに回答が来ることが多く、そのスピードには驚きました。何日もかかると疑問が何だっけ、というところから開始するので効率が悪いですが、早く回答してもらえるとそのまま頭に叩き込まれるのでとても効率的でした。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
とにかく諦めないことが一番重要だと思います。大概の人は働きながら、いろんな事情があり、勉強がフルにできる環境になかなか恵まれないという人もいると思いますが、毎日必ず、たとえ30分でもやるという決意が大切です。自分もコロナ渦でビジネスの不安を抱えての受験でした。勉強をしている時は、一切のビジネス、生活の不安を無視してやりました。特別その時間は行政書士の勉強をしていいのだと自分に言い聞かせました。試験中も何度も絶望的になりますが、鉛筆を止めずに最後まで解き切ることだと思います。たぶん受かった人の大半も、ひょっとしたら駄目かなと思いながら解いていたと思います。