O・K さん(43歳)
自分に打ち克ち、磨き上げ256点で合格!
受験回数 | 2回 |
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主な受講講座 | 2021年合格目標 模試パック |
受講形態 | 通学Webフォロー付き(水道橋本校) |
学習開始時期 | 2019年12月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
15年間、一つの会社に働き続け定年まで勤めていきたいと思っていました。しかし、会社という組織に時間と場所を拘束されて働き続け、年を取った際に現実で起きている社会の変化の激しさや将来の日本を想像した時、実際に今と同じ生活水準が保たれるのかどうかという大きな不安を常に抱きました。また、自分で考えたお客様サービスの実現が組織にいるとなかなか難しく、より人に感謝され役に立ちたいとも感じていました。そこで、悩んでいた時に行政書士の資格を見つけました。行政書士資格は国家資格であり信用性もありながら独立開業に向いているという事。業務範囲がとても広く様々な実務が可能である事。自分の経験や知識を基にアイデアを出しお客様にサービスを提供できる事。更に収入も得られ私にとって有意義な人生を送ることができそうであると、とても魅力を感じましたので行政書士を目指しました。
LECを選んだ理由
私は模試の回数をこなしたい為に模試パックを受講しました。模試を実施している各社と比較してLECでは模試の回数や受験者数も多く、会場受験により本試験の緊張感を体験する事が出来る為に選びました。また、成績表も Web上で閲覧する事が出来、得点分布グラフにより自分の順位や各問題の正解率や解答率なども詳細に記載されていました。それにより自分の苦手分野や弱点も把握するこも出来ますし復習にとても役立ちました。また、現時点での順位から実力を知ることができたので、モチベーション維持にも繋がりました。特に受験生は一般知識の心配をされると思いますが、一般知識の問題に数多く触れておきたかった事も選んだ理由です。
合格への道のり
1年目の2020年は自信がありましたが、記述の点数が低く176点と非常に悔しい結果となりました。見返してみると、あやふやな記憶のところが間違えており、やはりしっかりとした知識が必要であると痛感しました。その不合格表を見えるところに置き、二度と同じ悔しさを味わうことがないようにモチベーション維持に役立てておりました。2年目の2021年は、基礎から確実に固めていきテキストも20回以上は読み直していたと思います。模試試験では全てA判定をいただきましたが、問題を解くスピードが遅く、全て見直しが出来る程の余裕はありませんでした。毎日、勉強をしない日を作らずに勉強を続け、試験1ヶ月前には2週間で全ての科目を見直しする学習スタイルとなり、全体の精度を高めていきました。試験当日は、予め問題を解く時間を決めており5肢択一(1問〜40問)は1時間40分、多肢選択と記述(41問〜46問)は40分、残りの一般知識(47問〜60問)は30分、残り10分は見直しで設定していきました。結果としては設定通りで進み、256点という模試試験でも出したことがないくらいの点数で合格することができました。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
模試の受験特典「条文&一問一答ドリル」は持ち運びしやすく、通勤の電車内で読んでいました。条文が記載してあるので、何度か読んでいる内に条文の素読に繋がって理解が深まり、また、その条文に沿った問題も記載してありましたので、解くことにより知識の定着化にも繋げる事が出来ました。特に、憲法については有名な判例や最新の判例が記載しており多肢選択の対策に役立ちました。
LEC行政書士教材の良かった点、有効な活用法
『出る順行政書士ウォーク問過去問題集』が良かったです。過去10年分の問題が体系項目別に整理されていて、大変活用させていただきました。冒頭にある「専任講師が教える合格テクニック」に出題のウェイトや出題数の分析がされており学習のヒントを得られましたし、「出題傾向や対策」では効率よく勉強を進める事が出来ました。また、解説の中にある「ワンポイント・アドバイス」も関連知識を入れることによって、今ある知識に肉付けされていき理解も深める事が出来ました。各問題に重要度や正答率も載っていましたので、優先順位付けの参考になり時間の有効活用にもなりました。
講師のここが良かった
私は隙間時間に行政書士試験関連のYouTubeを観ていました。特に横溝講師の「あと140日の過ごし方」「あと50日の過ごし方」「あと2週間ちょっとあなたへのメッセージ」「あと25日、今やることとは?」「あと10日あなたへのメッセージ」「本試験当日!いってらっしゃい!あなたへのメッセージ」は、丁度いいタイミングで配信され、現在の学習状況についての進捗確認もできましたし、これからやるべき事やメンタル的なアドバイスも頂き心の支えとなりました。その中に出てくる「とろもとうじょう」、これは一見の価値があります。また、ファイナル模試を渋谷駅前本校で受験したのですが、そこで横溝講師にお目にかかりとても嬉しくなりました。
LECのサポート制度で良かった点
商法会社法の対策として森山講師、佐々木講師、海野講師の司法書士のトップ講師が直前期に実施していたYouTubeでの「会社法・商法得点UP大作戦」が良かったです。商法・会社法は試験の問題数は少ないものの範囲が広く、勉強の効率が悪い部分ではありますが、各講師の説明が具体的に且つ解りやすくお話しされているので、効率良く学習を進めることが出来ました。また、レジュメもダウンロード出来ますし、行政書士試験の分析も踏まえた上で重要な部分をピックアップしていただいていたので大変助かりました。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
勉強を進める上で試験日は決まっているので、まずは逆算した計画を立てた方が良いです。計画は無理の無いように立て、計画通りにいかなければ都度修正をして下さい。出来れば9月までには基礎をしっかりと固め問題集も3周以上していることが理想です。私は9月から試験日までは模擬試験で試験感覚を鍛え、復習やローラー学習をしていました。注意していただきたいのは、そこから新しい参考書や問題集は買わない事です。また、私は社会人として働いており忙しい月もあった為に勉強時間の確保が必要でした。そこで通勤時間や休憩時間のスキマ時間の活用や帰宅した後の家での勉強方法として、朝と夜の時間の有効活用をしていました。夜の寝る前に暗記系の勉強をして、朝起きて夜に暗記したものを思い出す。そして、関連の問題集を解く。それだけでも記憶になりやすかったです。特に一番重要なのは勉強の習慣化です。私は試験残り3ヶ月の間は平日は3時間、土日祝は8時間以上の勉強していました。勉強をしていると必ず苦しい時、挫折しそうな時が来ると思います。問題を解いて、分からない時、苦しいと思った時でも諦めないで今年で絶対に合格するという気持ちで望んでください。合格した後は今までの苦しい時や辛かった時以上にとても嬉しかったですが、それ以上に、資格勉強に真剣に取り組む経験ができたことがこれからの人生においていい経験だったと思います。