西本 加奈子 さん(42歳)
記憶するだけではなく理解することの大切さ
受験回数 | 1回 |
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主な受講講座 | 2021年合格目標 パーフェクトコース |
受講形態 | 通学Webフォロー付き(水道橋本校) |
学習開始時期 | 2020年11月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
法律事務所で勤務しており、弁護士から以前、この環境を活かして何らかの勉強をしてはどうかとのアドバイスがありました。仕事をしながらの試験勉強の大変さからなかなか踏み出せずにいましたが、考えていく中で、行政書士は独立して仕事ができる分厳しくもありますが、自由度や可能性が高く、興味を持ったのがきっかけです。
LECを選んだ理由
経験者の知人から話を聞いたりネットで調べましたが、資格取得の学校が初めてだったこともあり、あまりに情報が多くかえって迷ってしまいました。そこで、自分の最初の課題でもあった「継続」という点を優先的に考え、通学のしやすさ(立地・講義の曜日)を決め手にLECを選択しました。またその際に、受講料が他校に比べ高額でないことも決め手となりました。
合格への道のり
過去問に取り組んでいると、正解率が上がらない時期がありました。そこで、問題を覚えているだけで、その内容や背景を理解していないことに気がつき、もう一度テキストに戻って読み込みました。今さらこんなことで間に合うのかと焦りもありましたが、視界が明るく開けるような瞬間が何度かあり、理解が深まっていくことを実感できました。模試の段階でも思っているように点数が取れず、間に合わないという焦りでストレスを感じたりもしましたが、量より質を目標に、記憶するだけではなく理解できた箇所を増やしていくような作業を本番までコツコツと続けました。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
各科目の終了ごとに科目別答練があることが良かったです。答練は、本試験に比べるとあくまでも簡単な確認問題ではありますが、試験のつもりで臨みました。講義の進みは早く、しょっちゅう試験に追われているような感じはありましたが、そのおかげで、後回しにせず、その都度テキスト一冊分の範囲をしっかり復習する機会を持てましたし、理解できていない箇所を早い段階で把握することができたからです。
LEC行政書士教材の良かった点、有効な活用法
メインのテキストと、復習用ドリルや科目別答練等の解説冊子がリンクしているので、行き来が可能で使いやすく、テキストにどんどん書き込んでいきました。その為、他の参考書や問題集には手を出さず、LECの教材のみを活用しました。また細かい点ではありますが、テキストが持ち運びしやすくかつ書き込みをするにもストレスのないサイズな点も良かったです。
講師のここが良かった
水道橋本校の二藤部講師のクラスを受講しました。自分で考える癖をつけるようにとのアドバイスが最初にありました。実際、一方的な説明だけではなく要所要所で問いかけて下さるので、自分で考えるようにしていました。その結果、講義が印象深く記憶に残るようになったと思います。また、週一で先生オリジナルの記述問題が宿題として出されるのですが、初めのうちは、テキストや六法を調べながら書くことしかできませんでしたが、徐々に自分で答えを導き出しそれを文章にしていくことができるようになっていき、とても良い訓練になりました。それでも本試験では、緊張もあってか思考を文章化することに時間がかかりましたので、先生の宿題で訓練していなければどうなったかと思うと有難かったです。
LECのサポート制度で良かった点
サポート制度がとても充実しているのにも関わらず、個人的には活用しきれなかったので残念です。横溝先生のWeb講座は復習の際に視聴しましたが、テクニックに関するお話も多く、新たな気持ちで受講できました。また、得点分布図等の詳細なデータ分析のおかげで、全体の傾向や自分の弱点を知ることができるので、効率的な学習に役立ちました。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
学習が進むにつれて、点と点がつながり線に、そして面になっていく瞬間があり楽しくなりました。知識を詰め込むだけではなく、理解を深めていくような学習方法が自分には合っていたようです。同じ目標を持つ方々に良い刺激をもらう反面、比べてしまい焦ることもあるかと思いますが、自分に合った効率的な学習方法を見つけることが継続につながり、そして結果に繋がると思います。LECの教材やサポート、講師の方々を信じて頑張ってください。