2021年度合格 N・Kさんの合格体験記

行政書士を目指した理由・きっかけ

私はコロナ禍でプライベートの時間を確保することができるようになった今、自身のスキルアップのために専門性を身につけたいと思っていました。私は将来会社を退職した後でも独立開業でき、自分の能力次第で稼ぐことができる国家試験への憧れがありました。予備校の行政書士講座ガイダンスの動画を視聴して、仕事と勉強が両立できそうだと感じました。試験勉強の準備ができれば合格できるという講師の言葉を信じ、大学生時代難しくて挫折した行政書士試験に社会人になった今再度取り組んでみようと考えたのが、受験を決めたきっかけでした。

LECを選んだ理由

1度目の受験で他社の通信講座を受講しました。スケジュール面、教材について大手予備校のカリキュラムと比較してしまい、非常に不安な思いを抱いておりました。1年目は通信講座の教材を途中信じることができなくなり、複数の市販の教材に手を出してしまいどれも消化不良に終わりました。LECを選んだ理由は、市販の教材でも個人的に使いやすかったことに加え、合格に必要な情報がとても整理されていると感じていました。そこで横溝先生の無料講義を1度視聴した際に説明のわかりやすさを感じ、LECを選びました。

合格への道のり

勉強初期1月下旬〜夏

• 1年目の通信講座での記憶が1度目の試験結果待ちの間にほとんど抜け落ちていました。初めて横溝先生の講義を聞いても、わからないところばかりでした。過去問ですら間違えだらけでした。
• 模試が始まる夏頃までは横溝プレミアム合格塾のインプット講義、アウトプット講義を繰り返し復習しました。復習方法は主要3科目憲法、民法、行政法についてはWeb講義を2倍速で4回程度視聴しました。動画内の横溝先生に話し続けてもらうことで、仕事で疲れて勉強しない日を極力なくす工夫として、勉強への心理的負担の軽減を意識しました。

夏頃（「到達度確認模試」への意識+合格者スタッフとの電話相談）〜

• この頃は日々の講義動画を消化しながら主要三科目をおろそかにしないように注意していました。特に到達度確認模試で良い点を取ることを目標に、勉強を取り組みました。
• 令和2年合格者スタッフに電話で相談に乗っていただき、合格までの道のりを確認できました。ネット上での質問会や横溝先生コラボ企画を活用させていただき、自身の勉強進捗状況を確認するためのペースメーカーに利用していました。特に合格者のテキストや六法の中身、勉強スタイル等を聞けたのは、最後まで自分を信じ抜けた要因の一つです。

9月〜直前期10月頃まで（LEC、他社の公開模試等受験）

• 合計56点アップ道場と民法60問解きまくり講座、記述60問解きまくり講座、憲法・行政法の肢別問題集等、過去受験した模試の記述、多肢選択問題を中心に繰り返し勉強しました。LECを始め、他社の公開模試等が始まり自分の弱点探しが始まりました。模試は他社を含め9回受験し、模試の結果をエクセルにて管理し「自身の弱点分野の分析の徹底」及び「ふか習」を遂行しました。模試については横溝先生の科目ごとの獲得問題数指標を意識し取り組んで、心に余裕を持たせるべく戦略的に模試を取り組みました。

10月中旬から試験前日まで

• 行政法、憲法の強化に加え、前日に見たいものをまとめていました。
• 試験1週間前は過去5年分の本試験をざっと解くようにしました。
• 合計56点アップ道場、行政法、民法60問解きまくり講座・記述60問解きまくり講座で使用した教材を、ただひたすら繰り返し見直しをしていました。

本試験当日

択一・多肢選択のみで154点でした。記述待ちの状態で、合格発表を待つこととなりました。

LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法

私が1年目の試験結果が不合格となった敗因は、問題演習不足でした。それを克服するきっかけとなったのが、カリキュラムで準備されている沢山の問題演習とZoomゼミでした。本試験1週間前まで横溝先生がZoomゼミを中心に授業を準備されていたおかげで、本試験まで合格したいというモチベーションを落とすことなく本試験を迎えることができました。講座受講しての感想ですが、講座のカリキュラムを取り組めば主要科目、それ以外の科目の問題解答能力を飛躍的に伸ばすことができるようになるよう考えて作られたものだと感じました。講座を申し込めば、必要な教材が随時郵送されてきます。カリキュラムに従い勉強を継続すれば、確実に問題が解けるようになることから、横溝先生への信頼が格段に上がります。また合格六法、講義録、画面集はどの講義でも必ず使用しますので、講義が進めば進んだ分だけ合格に必要な情報が集約できるメリットもあります。

LEC行政書士教材の良かった点、有効な活用法

合格に必要な情報がしっかり詰まっている点です。他の参考書を購入する必要が全くありません。テキストは、過去に出題実績のある箇所には本試験の出題年度と問題番号が割り振られていて、学習時に重要度が一目瞭然でした。またテキストは分かりやすい図解を入れ、例えが記載されていました。どの科目のテキストも非常に学習しやすいレイアウトになっていました。また模試を受験した際の解答解説についても、講義録の該当ページが記載されていることから復習時間の短縮ができました。

講師のここが良かった

通信での受講スタイルだった私でも試験日まで「合格したい！」というモチベーションを受験生に維持させてくれる点が非常に優れています！講義の説明能力が高いことは言うまでもありません。私は横溝先生のことを試験日まで100％信じ抜くことができました。私は「合否発表日に横溝先生に合格しました！」と伝えたいという強い思いを持って、試験勉強をしていました。各科目のインプット講義での記憶定着させるための雑談により、もっと知りたいと思わせてくれる講義、過去問や問題演習の解答に辿り着くためのルート案内、覚えにくい論点の語呂合わせ等テクニック面はもちろんですが、「どのようなスケジュールで今は何をするべきか」について、適切な時期に適切なアドバイスをいただけました。授業は先生から生徒への講義で一方通行になりやすいところを、「目の前のあなた！」と話しかけていただくことで授業に引き込まれ、通学クラスにも劣らない講義をいただき、緊張感を保った状態で受講できる配慮を感じました。

LECのサポート制度で良かった点

夏頃に、渋谷駅前本校の昨年度合格者のスタッフの方の個別電話相談を利用しました。私の勉強方法等についての相談に、スタッフの方は親身に乗ってくださいました。その甲斐もあり、早期に自身の勉強スタイルと今後の勉強スケジュールを立て直すことができました。試験日当日まで若干の不安はあったものの、自信をもって夏の勉強スタイルを崩すことなく合格を勝ち取ることができました。講師だけでなく本当にスタッフの方への感謝しています。

これから行政書士を目指す方への応援メッセージ

行政書士試験は難関資格です。ですが、しっかり準備をして受験をすることができれば合格することができます。私は1回目の行政書士試験の失敗は「司法試験よりもレベルが低いからちょっとの勉強で合格できる」と試験のレベルを見誤ってしまったことにあります。そのため悔しくて2度目の受験を決意してからは、1度目の受験の際には感じなかった重圧を感じながら受ける試験になり、何もかもが不安になります。絶対合格すると決めたら横溝先生、教材を信じて最後まで走り抜いてください。それが合格への近道だと今なら言えます。頑張ってください。