T・S さん(35歳)
通学&通信Web受講のダブルラーニングで合格!
受験回数 | 1回 |
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主な受講講座 | 2020年合格目標 パーフェクトコース+直前対策講座 |
受講形態 | 通学(池袋本校) |
学習開始時期 | 2019年11月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
前職の会社が狭い業界で、世の中の雇用の在り方や働き方が大きく変わる中、今は良くても将来に向けての不安が大きくありました。狭い業界故に、スキルや経験を活かすにも現在の出来ることの延長線に過ぎず、このまま年を重ねてもその線も細くなる一方だと感じていました。そのため大きく変化する世の中に対応し、生きる力を身につけ、また自身が出来ることの証左として、士業の一つである行政書士の資格取得を目指しました。
LECを選んだ理由
講座を通学受講できる学校が各地にあり、都合の良い場所で受講が出来るためLECを選びました。また講義の乗り入れが出来ることはありがたく、Webフォローで受講する方法以外にも「〇日は予定が入っているから民法の〇回目の講義は別の日の〇〇本校で受けよう」といったスケジュールが組めるので、自身の都合に合わせてしっかりと学ぶことが出来ました。
合格への道のり
11月から受講を開始しましたが、当時の仕事の関係やご時世上、勉強する時間が取れない状況が続いていました。そのため、試験日が近づいていく中でまず自身の意識を切り替えることが必要でした。11月の行政書士本試験前の10月に宅地建物取引士の試験も申し込みしていたため、科目が重複し、理解しないと解けない民法をまずは徹底的に行いました。おかげで宅地建物取引士の試験での民法科目は満点でした。民法が一通り解けたら次に憲法、行政法と進めました。商法・会社法はテキストより過去問中心で進め、良い点数を取るよりも合格することを第一に勉強を進めました。記述問題は合格六法に赤線を引きながら条文を覚え、対策を講じました。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
科目対策の講座に加えて、過去問の解き方から行政書士試験特有の記述対策や直前対策等、行政書士試験合格のための講座が用意されており、初学者でも万全な体制で試験を迎えることが出来ました。特に「記述基礎力養成講座」については、記述問題への考え方や部分点の考え方は独学では難しいと思いますので、そのためだけでも受講する甲斐はあったと思います。歴代の多くの受講生のデータを持つ資格予備校の強みが活きていると思います。
LEC行政書士教材の良かった点、有効な活用法
各科目のテキストに加えて復習用ドリルにボリュームがあり、インプットした知識を一つずつアウトプットすることにより着実にレベルアップすることが出来ました。活用方法としては、通学受講→Web受講で復習→テキストを読む→復習用ドリルを解く、の順で行い、復習用ドリルは科目毎に3周回して試験に臨みました。同じ先生でも通学講義の内容とWeb講義の内容は100%同じことを話しているわけではないため、通学+Webのダブルで学ぶと、よりしっかりとインプットすることが出来ます。
講師のここが良かった
池袋本校の担当講師は日高正美先生でした。日高先生は行政書士試験合格者で、弁護士としても活躍されている先生です。多様な経験をお持ちのため、自身の経験でのお話を交えつつ講義を進めていただき、ただテキストを読み上げるだけでは得られない知識を得ることが出来ました。感情的ではなく理論的にお話を進められる方でもあり、声のトーンも落ち着いているので、講義内容が白湯の様にスッと入ってきました。
LECのサポート制度で良かった点
新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令もあり、講義の休講期間もありましたが、やはり通学の良さは同じ目的を持った受講生が同じ教室に居ることです。新型コロナウイルスの影響のある中で通学しているということは、志も高いとも言えますので、教室内に良い緊張感が生まれていました。コロナ禍においてのリスクもあり、様々な事情でWeb受講中心の方も当然いらっしゃるとは思いますが、少しでも通学可能な方は通学された方が他の受講生に触発され、プラスになると思います。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
本試験の1ヶ月半前に受験したファイナル模試は合格点基準が180点の中、110点台でした。つまり試験日が近いのに、合格するには全く点数が足りていない状況でした。特に民法は理解不足が甚だしいものでした。しかし、問題集でのアウトプットを着実に行うことにより理解を深めていき、1ヶ月半で70点以上の点数をアップすることが出来ました。アウトプットも大事ですが、何よりも大事なのは諦めないことです。どんなに点数が悪くても、学んでいけば脳の片隅に記憶は残ります。諦めずに続けていけば、ある日突然点数が急上昇します。点数が悪くても、諦めずに頑張りましょう。それが結果に繋がります。