鈴木 登美子 さん(49歳)
初学者でも努力すれば合格できる試験です!
受験回数 | 3回(お試し受験含む) |
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主な受講講座 | 2020年合格目標 パーフェクトコース+直前対策講座 |
受講形態 | 通学(渋谷駅前本校) |
学習開始時期 | 2019年11月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
40代半ばで何も資格を持っておらず、漠然と将来に不安をもっていました。その時期に行政書士の方と一緒に仕事をする機会があり、行政書士の仕事に興味が沸いた事、開業もできると知り、定年退職後に役に立つのではないかと思いました。又、この年で資格を取るなら、ある程度難易度の高い資格の方が価値があるのではないかとも思い、半分安易な気持ちで勉強を始めました。
LECを選んだ理由
勉強を始めた時は勉強方法やテキスト等何も調べず、資格勉強にお金をかけたくないと思い中古書店で本を買い読みました。当たり前ですがテキストの内容や法律用語がさっぱりわからず、もしかしたらかなり難易度の高い資格を目指してしまったのか、私で受かる資格なのかと絶望しました。これは独学では到底無理だと思い、予備校から資料を取り寄せ比較しました。通信受講は途中で挫折するのが目に見えていたので、週末講義があり比較的通いやすい予備校をいくつか選び、無料体験講義を受講しました。今まで法律の勉強もした事も予備校に通った事もなかった為、予備校の先生=怖いというイメージでしたが、横溝先生の憲法を受講した際に、とてもわかりやすく楽しく、これなら初学者の私でも続けられそうと思い、受講を決めました。
合格への道のり
独学で始めましたが法律用語がさっぱりわからず、LECに通う事にしました。通い始めた初年度は行政法(地方自治法)、商法・会社法に手が回らず、民法の理解度も低く本試験では惨敗しました。翌年は2年目で基礎力はついてるはずだからと過信し、学習経験者向けの「横溝プレミアム合格塾」を受講しましたが、基礎が身についているはずもなく、カリキュラムもボリュームがあり、消化不良となってしまいました。3年目は横溝先生から基礎からやり直した方がいいとアドバイスを頂き、合格講座が入っている「パーフェクトコース」を再度受講しました。憲法と行政法は教材の復習用ドリル、「出る順行政書士ウォーク問過去問題集」等を繰り返し解きました。民法は法改正があったので主に復習用ドリルを利用し、7月頃から「民法択一60問解きまくり講座」、「記述60問解きまくり講座」、道場を受講し、A、Bランクの問題から繰り返し解きました。通勤時は重いテキストを持ち歩きたくなかった為、他社のアプリを利用し、憲法、行政法の問題を解きました。机に座って勉強する時間は民法と行政法に使いたかったので、一般知識は6月頃から講義をダウンロードして、すきま時間(歯磨きや朝の支度の時間、家事、寝る前のストレッチ等)に1.5倍速で、繰り返し繰り返し聞きました。文章理解は試験の2ヶ月前頃からコースに含まれている「文章理解特訓講座」で、横溝先生から教わったテクニックを使って解く練習をしました。直前期には合格六法とテキストの行政法の目的条文と行政行為のページを拡大コピーして壁に貼り、キーワードを隠して1日1回覚えているか確認しました。国の行政組織も過去の一般知識で出題されていた為覚えおいた方がいいと思い、大きな用紙に手書きし、外局を隠してトイレに貼って覚えました。私は静かな場所でしか勉強ができないタイプなのと、図書館に移動する時間が勿体なかったので、ひたすら家で勉強しました。朝、出勤前に1〜1.5時間、夕食後1時間、週末は5、6時間といった感じです。本試験2ヶ月前から週末は1日10時間程勉強しました。模試は到達度確認模試を合わせて計6回受けました。試験2、3週間前から不安な気持ちで精神的に追い詰められましたが、不安になるのは当然でも、ネガティブにはなりたく、一番良い点数が取れた直近の模試の成績表をスマホのホーム画面にして、見るたびに「大丈夫、私ならやれる」と言い聞かせました。後、ついついスマホを触り気が付いたら30分以上経っていて、すごく後悔する事が何回もあったので、SNSの時間を制限する設定をし、スマホを触る時は勉強をしている部屋とは敢えて違う部屋に移動し、立ったまま使うというマイルールを決めました。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
「パーフェクトコース」→「横溝プレミアム合格塾」→「パーフェクトコース」とLECで3年間受講しましたが、「パーフェクトコース」に含まれる「合格講座」は基本的な知識がしっかり身に付くのでとても良いと思います。2年目に「横溝プレミアム合格塾」を受講しましたが、今考えると初年度の「合格講座」で基礎知識がついていなのに関わらず、2年目だから基礎は大丈夫だろうとプレミアムを受講したのが間違いでした。充実した年ではありましたが、合格する事が出来ず横溝先生にアドバイスを頂き、2020年度は「合格講座」で基礎をしっかり学びつつ、道場や「民法択一60問解きまくり講座」を受講しました。カリキュラムで、憲法の次が民法だったのも良かったと思います。民法改正の勉強を早くからスタートする事ができました。有効な活用方法としては、やはりWebフォローがあるので苦手な分野を何回も繰り替えし聞く事ができました。
LEC行政書士教材の良かった点、有効な活用法
合格六法やテキストに書き込める余白があったので、講義中や問題を解く中で得た知識を書き込む事が出来、情報を集約できました。行政法(手続法、不服審査法、行政事件訴訟法)の合格六法には、条文の横に過去に試験に出た問題番号も記載しました。これをする事により、頻出の条文はどれかを知ることができました。又、復習用ドリルや過去問で間違えた条文は鉛筆で条文番号も囲み、足跡を残しました。そうする事により、自分がどの条文を理解していないかが一目でわかり、これはすごく良い方法だと思いました。
講師のここが良かった
無料体験授業では、緊張して教室の一番後ろで聞いていましたが、横溝先生の授業がわかりやすく楽しかったのを覚えています。週末に通っていたので、1日4、5時間の長い講義でしたが、講義の中にいろんなエピソードも話してくれて、毎週楽しく授業を受ける事ができました。講義の後には授業でわからない点を質問したり、勉強方法に悩んだ時もアドバイスを頂きました。時には厳しい事も仰いますが、先生の事を信じて諦めずに頑張る事ができました。
LECのサポート制度で良かった点
渋谷駅前本校のスタッフの皆さんがフレンドリーで、アットホームな雰囲気が良かったです。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
横溝先生がよく、「行政書士試験は地頭の良し悪しは関係ない。普通の人がちゃんと努力をしたら合格する試験」と仰いますが、本当にその通りだと思います。1日1日出来る事をやり、工夫して勉強を継続していけば合格できると思います。